北欧で60年間以上、絶大な支持を誇るstring (ストリング)とは



北欧では定番!? スウェーデン生まれの壁掛け収納、string (ストリング)

北欧家具を語るには、実は欠かせない存在とも言える壁掛収納システム『string』は、1949年にスウェーデンで誕生しました。

この壁掛け家具は、日本では残念ながら住宅事情により、
浸透していませんが、北欧好きの方なら、
雑誌や書籍の写真の片隅に一度は目にした事があるはずです!

…というのも、スウェーデンを中心に、デンマーク、フィンランドなどの北欧では、
そのライフスタイルに深く根付いた、とっても身近な家具だからです。
お手持ちの北欧関係の雑誌や書籍をぱらぱらっと見返してみると、
おしゃれな空間のどこかに、stringは隠れていますよ。 是非、探してみてください。

string(ストリング)は、非常にデザイン性に優れたシンプルな収納システムで、
1954年にミラノトリエンナーレ受賞したゴールドメダルをはじめ、数々の賞を受賞しています。
発売から60年以上たった現在でも、世界中で愛され続けています。


string(ストリング)をデザインしたのは?



string(ストリング)は今から遙か昔、1949年に彼によってデザインされました。
デザインしたのは、スウェーデンの建築家nisse strinning(ニッセ・ストリング)です。

この壁掛け家具string(ストリング)は、
規格化された複数のパーツを組み合わせてつくるモジュール方式を採用した非常にシステマティックな家具で、用途や取り付け場所に柔軟に対応してくれます。

近年、大手のインテリアメーカーなどで流行しているこの方式が、
実は60年前に既に商品化されていたのが驚きですよね!
私たちが普段イメージする家具のように、床の置き場に束縛されること無く、自分の希望の位置に取り付けが出来るので、思い通りの空間ができあがります。

この、家具を壁へ直接取り付ける手法は、ニッセ・ストリングが空間をプロデュースする建築家だったからこそ生まれた、アイディアなのかもしれません。

※nisse strinning(ニッセ・ストリング)は、現在のスカンジナビアンデザイン(北欧デザイン)の礎を築いた『創始者』として、世界的にも高く評価される人物です。


string shelf (ストリングシェルフ)が世界中で高い評価を受け続ける理由



string(ストリング)が世界中で高い評価を得続けているのには理由があります。
そのひとつとして、まず押さえておきたいポイントが、とにかく機能的で実用性に優れていること。

string(ストリング)の構造は、至ってシンプル。
まず、はしご状のフレームを壁に取り付け、 次に棚板をヒョイっと乗せるだけ。

単純明快な作りで、構造的にとても安定していて、
オプションも豊富。思い通りのレイアウトが出来てしまうのも、
string(ストリング)の魅力です。
用途に応じてどんどん買い足したり、組み替えたり出来るので、
将来的に無限にカスタマイズしていける点も人気の秘密なんです。

また、デザインされた当時から、基本デザインが変わらない非常にロングライフな商品で、
流行に左右される事がない点も注目すべきポイント!
現在販売されているシステムと、
何十年も前のシステムを一緒に組み合わせる事も出来てしまうのは驚きですよね。
ビンテージのstring(ストリング)にしか無いパーツもたくさんあるので、
探してみるのもおもしろいかもしれません。


string(ストリング)なら狭い部屋でも広々と。



『インテリアが好きだけど、スペースが…』、これは多くの人にとって永遠の悩みかもしれません。
特に都心をはじめとした市街地に近い物件では、わずかなスペースも無駄に出来ないという現実があります。

家具を床に置かない、スマートなフレームの壁掛収納『string』の最大のメリットは、
何と言っても空間を広々と使える点にあります。
特に、機能美とも言うべき無駄の無いデザインのstring(ストリング)を使ってもらうと、
「えーっ!家具でここまで空間が有意義に使えるのかっ!」…と驚いて頂けるはずです。
また、ソファやデスク、AVボードなどの上の壁面を利用する事で、
限られた空間をとっても効率良く使うことがでるのです!

壁をペイントしたり、壁面をコーディネートする文化の無い日本では、
敬遠されがちなウォールマウントの家具ですが、
このプロダクトから得られる豊かさは図り知れません!
当店greenicheではstring(ストリング)を取り入れた豊かなライフスタイルを楽しんで頂けるよう、
壁への取り付け方法のアドバイスも掲載していますので、
どうぞお気軽にstring(ストリング)のあるライフスタイルを楽しんでみてください。