テレビ壁掛け金具の選び方から
壁掛けテレビのメリット・デメリット、
壁掛け工事のつけ方まで配線やテレビの高さ、賃貸の場合も含めてテレビ壁掛け金具のすべてを詳しく解説します!
最終更新日: 2023年10月20日
こんにちは!テレビ壁掛け金具の通販に力を入れているグリーンハウスストアです!
突然ですがテレビの壁掛けってあこがれませんか?
おしゃれな飲食店やホテルなどでよく見る壁掛けテレビですが、
実は一般家庭でもニーズが高まっていて、自宅のテレビを壁掛けにするご家庭が増えています。
一見難しいテレビの壁掛けですが、テレビ壁掛け金具の選び方や取り付け方法などポイントを押さえれば
DIYで設置することも可能です。壁掛け金具なんてどこに売ってるの?ホームセンター?純正金具じゃないとだめなの?
どんな種類があるの?テレビの高さは?配線の隠し方は?賃貸の場合はどうしたらいいの?など疑問も様々。
このページではそんな壁掛けテレビの方法を
テレビ壁掛け金具の選び方から壁掛け工事のやり方までわかりやすくまとめているのでぜひ参考にしてください。
この秋は壁掛けテレビに挑戦して秋の夜長にYOUYUBEやNETFLIXやHULUやディズニーチャンネルを快適に視聴できる壁掛けテレビの計画を立てましょう!
壁掛けテレビの三大メリット
壁掛けテレビには様々なメリットがありますが、
大きく分けて三つのうれしいメリットがあります。
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壁の中の柱にがっちり固定する壁掛けテレビは耐震性抜群です。
テレビ台の上に据え置きの場合地震のたびに心配ですが、壁掛けしてしまえば転倒のリスクを減らすことが出来ます。
またテレビに高さが出るので子供やペットがテレビを触って倒してしまうようなことも無くなり安心安全です。
地震大国と呼ばれる日本こそテレビは据え置きより壁掛けのほうがおすすめです。
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テレビ台がいらなくなるので足元がすっきりし省スペース化を実現できます。
掃除がしやすくなり、衛生面も安心。
テレビ台を残してテレビ以外を載せる収納にすることもできますし、AVラックも壁掛けしてしまえば空間を有効活用することが可能です。 スペースを確保しにくい日本の家屋事情こそ壁掛けテレビがマッチしています。
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とにかくおしゃれなのが壁掛けテレビの特徴です。薄いテレビ壁掛け金具でテレビを壁に取り付けることで絵画のような印象に。
LEDライトなどと合わせることで壁全体をインテリアとしてコーディネートすることが可能です。
配線も壁の中に隠してしまえば映画館のような雰囲気も演出できます。
LED照明やエコカラットなどと組み合わせることで壁全体のコーディネートも可能です。
壁掛けテレビのデメリット
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1壁に穴をあける必要があります。
壁にネジを打ってテレビ壁掛け金具を固定しますので、電動ドリルを使って穴をあける必要があります。
ただ穴を綺麗に補修する方法はあり、可能な限り元に戻すことも可能です。 -
2一度設置したら移動は大変です。
壁にしっかりと固定しますので、壁掛けテレビの位置を簡単に変えることはできません。
壁の中にある柱や補強にテレビ壁掛け金具を固定しますので取り付け場所も選びます。
また配線も壁の中を通すか、テレビの裏に隠すか、
配線モールを使って隠すかして綺麗に処理する必要があります。 -
3AV機器の置き場所が必要です。
せっかく壁掛けテレビにするのであればやはりテレビ台をなくしておしゃれに省スペース化したいですよね。
その際はゲーム機やレコーダーなどを置く場所を確保する必要がありAVラックも壁掛けするか小型のものであればテレビの裏に隠してしまう方法もあります。
テレビ壁掛け金具とは
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液晶テレビやモニターを壁に設置するにはテレビ壁掛け金具が必要です。
どこに売ってるかわからないテレビ壁掛け金具ですが、わざわざホームセンターに出向くことなくグリーンハウス楽天市場店で購入することが可能です。
壁にピタッと張り付いたようにできる薄型金具や、定番で人気のある上下に角度調節できる上下調節金具、アームを引き出してテレビを左右に動かせる上下左右アームタイプ金具など金具には様々な種類があります。
テレビの背面に取り付けるテレビ壁掛け金具はテレビとの相性があり、事前に確認を取らないと取り付けできない場合もあります。
取り付けたいテレビが決まったら、テレビをどのように壁に取り付けたいか決めて、金具とテレビの適合を確認しましょう。
テレビ壁掛け金具の選び方
テレビ壁掛け金具はテレビの動かし方によって
三つのタイプに分かれます。
薄型固定金具
壁にぴったりと寄せることができるのでスッキリとしたおしゃれな空間を設計できます。
薄い分角度調節することができません。また配線も壁の中に通したり、L型プラグの配線を使用したり工夫する必要があります。上下角度調節金具
上下に角度調節することができるので椅子に座ってみる場合や床に座ってみる場合どちらにも対応できます。
薄型固定よりは厚みがありますが、逆に丁度良い厚みで配線がしやすいです。特に希望が無ければこのタイプを選ぶお客様が多いです。上下左右アーム金具
アームでテレビを引き出して左右に振ることができるので広い部屋やコーナーの設置に適しています。
上下角度調節もできる金具が多く上下左右に自由自在に調節できます。
壁から離すことができるので配線もしやすいです。広い部屋でいろいろな方向にテレビを向けたいときに向いています。
取り付け予定のテレビの規格が
金具に取り付け可能か確認しましょう
テレビが金具に取り付け可能かは
いくつかのポイントをチェックすれば
自分で確認することも可能です。
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壁掛けできるテレビか確認する
スタンドが取り外し可能か。(スタンド一体型は不可)
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テレビの背面に壁掛け・天吊り用のネジ穴が4点あいているか確認する
壁掛け金具を取り付けるVESA規格の穴が開いているか。
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テレビの重量(スタンド取り外し時)が超えていないか確認する
金具の耐荷重を超えていたら不可。
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テレビのVESA穴が範囲内か確認する
範囲外であれば不可。
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テレビが目安インチ内か確認する
範囲外であれば不可。
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テレビの出っ張りに金具が干渉するか確認する
出っ張りを避けて取り付けられるか、出っ張りが2cm以下の場合スペーサーを使い避けて取り付けられなければ不可。
※回避できるでっぱりは金具によって違います。
全ての条件をクリアすれば
テレビは金具にお取り付け可能です。
当店人気テレビ壁掛け金具のご紹介
31.5〜70インチ対応 ダブルアームタイプTV壁掛け金具
販売価格:8,980円
- 壁からテレビまでの距離は最短62mmから、アームを引き出せば468mmまで調節可能なロングアーム
- テレビを左右±60°傾けられるので見る角度を選びません
- どの位置からもテレビを見やすく、上下に調整可能です
- 壁掛け後のテレビでも±3°で水平を修正できます
60〜100インチ対応 上下可動金具
販売価格:7,800円
- 100インチまでの大型テレビに対応可能
- 安心の耐荷重75kg実験済み
- ワンタッチでロックできるから設置が簡単
- 上下角度調節できるから見やすい角度に調節可能
90インチまで対応可能なホワイトも選べるアーム金具
販売価格:13,800円
- 最大536mmまで引き出せるロングアーム
- シックなブラックと、壁に溶け込むホワイトから選べる
- 上下左右に調節できるので見る角度を選びません
- 壁面パネルを隠せるプラスチックカバー付きで美しく壁掛け可
液晶テレビやモニターを壁に設置するには壁掛け金具が必要です。
壁にピタッと張り付いたようにできる薄型金具や、定番で人気のある上下に角度調節できる上下調節金具、
アームを引き出してテレビを左右に動かせる上下左右アームタイプ金具など
金具には様々な種類があります。
テレビの背面に取り付ける壁掛け金具はテレビとの相性があり、
事前に確認を取らないと取り付けできない場合もあります。
取り付けたいテレビが決まったら、
テレビをどのように壁に取り付けたいか決めて、金具とテレビの適合を金具対応表で確認しましょう。
GH-WMT04Aに取り付け予定のテレビが適合するかチェック!
当店で適合確認可能なテレビメーカー
2022年のおすすめテレビでも適合確認可能です。
シャープ/SHARP)AQUOS/アクオス パナソニック/Panasonic VIERA/ビエラ東芝/TOSHIBA REGZA/レグザ SONY/ソニー BRAVIA/ブラビア アイリスオーヤマ ハイセンス
フナイ/FUNAI 三菱電機/MITSUBISHI REAL/リアル 日立/HITACHI ウー/Wooo LGエレクトロニクス/LG Electronics maxzen/マクスゼン
BenQ/ベンキュー アグレクション/Agrexsione ジョワイユ ノジマ電機/ELSONIC ドウシシャ/SANSUI・Belson・OEN オプトスタイル
GREEN HOUSE aiwa ASPLITY/エスキュービズム S-cubism IRIE/アイリー NEC ネクシオン/neXXion サンライズ オリオン
iiyama/イイヤマ IRIE/アイリー MrMAX/ミスターマックス Philips/フィリップス REVOLUTION/レボリューション TEES/ティース ティーズネットワーク
MARSHAL/マーシャル ジョワイユ/JOYEUX TCL/ティーシーエル GRANPLE/グランプレ DMM/ディーエムエム I・Oデータ/アイオーデータ
など
必ず事前にテレビに取り付け可能か最終チェックをご使用いただくか、お問い合わせいただき金具とテレビの適合をご確認ください。
テレビの型番から適合する金具を見つけたいときはコチラ!
DIYで壁掛けテレビ工事のやり方
一般的なDIYの知識があれば
個人で壁掛けテレビにすることも可能です。
※取り付け方に少しでも不安がある場合は
専門の業者に依頼することを推奨いたします。
あると便利な道具
電動ドライバー
水平器
間柱センサー
軍手
古布
ペン
メジャー
電動ドライバー
水平器
間柱センサー
軍手
古布
ペン
メジャー
壁の確認
一般的な壁の種類は
「石膏ボードの壁(エコカラット含む)」もしくは
「コンクリートの壁」に分かれます。
石膏ボードの壁
石膏ボードの壁は軽くもろいため、石膏ボードだけではテレビを支えることができません。
そのため壁の中にある下地(柱や補強板) に壁掛け金具を取り付ける必要があります。
市販の間柱センサーを使って壁の中にある下地を見つけましょう。
エコカラットを貼った壁の場合は、金具を取り付ける場所だけエコカラットを剥がすのが一般的です。
エコカラット自体は壁紙のようなものなので剥がしてしまえば工事は可能です。コンクリートの壁
コンクリートの壁はコンクリートに穴を開けられる特殊なドリルや、コンクリートアンカーなど専門的な道具が必要です。 コンクリートアンカーはホームセンターなどで購入することができますが、
コンクリート壁への取り付けは専門的な知識が必要なので壁掛け工事は専門の業者にご依頼ください。
下地の確認
テレビ壁掛け金具は見えている壁ではなく、
壁の中にあるテレビと金具の重さを
支えられる下地に取り付けます。
一般的な木造建築
一般的な日本の建築方法では45.5cm間隔で 間柱という柱が立っています。
石膏ボードの上からもしくは石膏ボードをくりぬいて、間柱や間柱に設置した補強板に対して金具をしっかりとネジ打ちしていきます。軽量鉄骨造
軽量鉄骨造の壁の場合、鉄骨に直接金具を打ち付けるのは一般的ではありません。
鉄骨にたいして補強板を取り付け、その板に対してテレビ壁掛け金具を取り付けてください。
GL工法
GL工法の壁の場合は見えている壁の裏にコンクリートの壁があり、石膏ボードを張り付けていますので中のコンクリートへテレビ壁掛け金具を取り付けてください。
専門業者へご依頼ください。
補強の入れ方
壁の中に新たに補強(下地)を入れる必要がある場合の
一般的な方法です。
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最低でも12mm以上の合板(ごうはん)を柱や鉄骨などに取り付けます。
鉄骨に取り付ける場合は専用の取り付け金具が必要です。見えている壁の上から直接合板を取り付ける方法や、石膏ボードを切り抜いて合板を取り付けてその上から壁紙(クロス)を貼って全く見えない状態にする方法があります。
建築中であれば建築業者とどの壁に壁掛けをするのか事前に打ち合わせの上であらかじめ補強を入れてもらいましょう。
補強用の合板(ごうはん)はホームセンターなどで購入することが可能です。
一般的なテレビ壁掛け金具の取り付け
(GH-WMT04Aの場合)
取り付けたい壁が金具とテレビを支えられる強度があることを確認出来たら金具を取り付けます。
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スタンドを取り外したテレビ背面に開いたVESA穴を確認してください。
基本的に穴は4点開いていますので壁掛け金具の部品(ブラケット)を同梱されたねじで固定します。 -
テレビの高さや水平を確認して印をつけ、壁の中にある下地に下穴を開けたのち壁側金具を壁にネジ打ちします。
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壁にしっかりと金具が固定されたことを確認し、テレビに取り付けたブラケットを利用してひっかけます。
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最後に安全止めネジを固定して完成です。(商品によって安全止めネジの固定方法は変わります。)
壁掛け工事を専門の業者に依頼したい場合
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全国的に壁掛けテレビの専門業者は点在しておりますので取り付け予定の所在地+壁掛けテレビなどで検索していただければ専門業者は見つかります。
地域によっては専門業者が見つからない場合は内装工事の業者でもお取付は可能です。
費用は業者によってまちまちですが、壁掛けだけなら5万円程度~となり、インチ数が大きくなったり配線の隠匿工事などオプションを足すことで費用は増えていきます。
壁掛けテレビのよくある質問
壁掛けテレビ配線の隠し方
配線カバーで隠す
最も簡単で費用も安価な方法です。
配線カバーは100円ショップなどでも販売しています。
壁の色にあったカバーを使用すれば配線を手軽に目立たなくさせることが出来ます。テレビの裏に隠す
テレビを壁掛けした際に隠れる壁に配線を集約させて隠します。
配線の位置が決まってしまうので、後からテレビの位置を変えることが難しくなります。壁の中に隠す
壁に穴をあけて、配線は全て壁の中で完結します。
非常にすっきりと綺麗な状態にすることが可能ですが、ケーブルの変更などがほぼ不可能です。
賃貸住宅の場合
賃貸の壁の場合、オーナーさんの許可が必要です。また退去時に原状復帰をする必要があります。
原状復帰はパテなどで壁の穴を埋め、部分的に壁紙を貼ることで可能ですが、綺麗な状態に戻すためには専門的な知識と技術が必要です。
壁に穴を開けたくない場合はハイタイプのテレビスタンドをお勧めします。
壁掛けテレビの適切な高さ
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テレビを壁掛けするときに迷うのがテレビの高さです。
テレビの適切な高さは普段の生活スタイルによって変わってきます。
普段床に座っているのか、ソファーに座っているのか、椅子に座っているのかで違いが出てきますが、基本的には目線の高さくらいにテレビが設置されていれば問題ありません。
高くしすぎると長時間視聴する場合首が疲れてしまいますのでおすすめできません。
テレビを壁掛けするときに、仮の高さにテレビを持ち上げてみて普段の生活の中で見やすい位置か事前に確認することが大事です。
VESA規格とは
多くのテレビには背面にVESAという規格で定められた幅で四つの壁掛け用のネジ穴が開いています。
テレビを壁掛けする際はこの穴を利用して固定しますので、穴が開いていないテレビにはテレビ壁掛け金具を取り付けることが出来ません。
代表的なVESA規格
75mm×75mm,100mm×100mm
200mm×100mm,200mm×200mm
300mm×300mm,400mm×400mm
テレビボードに壁掛けしたい場合
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備え付けや新たに購入したテレビボードにテレビを壁掛けしたい場合があります。
テレビボードに適切な厚みがあり、金具とテレビを支える強度があればお取り付け可能です。
テレビ壁掛け金具の固定力を高めたい場合は、同梱されたネジではなくボルトとナットをご用意いただき壁に金具を完全に固定してください。
テレビボードに専用金具用のネジ穴が最初から開いている場合は専用金具以外の取り付けは難しく現実的ではありません。
テレビ壁掛け金具の厚みについて
テレビを壁掛けするからにはやはり薄くしたいというお客様が多いです。
確かに薄くすることでテレビが壁に張り付いたようになりとてもおしゃれなのですが
その分テレビの後ろに手が入りにくくなり、配線を変更することが難しくなります。
そのため金具の厚さは5cm以上あると配線もしやすくある程度の薄さも確保できます。
見た目の美しさを取るか、配線のしやすさを取るかはお客様次第です。