使用する豆の挽き具合:中挽き〜中細挽き
本格派珈琲の中では、お手軽で美味しいペーパードリップを使った珈琲。使い捨てのペーパーフィルターは、後始末もカンタン。よりいっそう美味しく淹れるコツは、お湯の温度は90℃、そしてゆっくり注ぐこと。珈琲本来の香りや風味が楽しめます。
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ペパードリップで珈琲を淹れる時はまずドリッパーの種類を確認して下さい。
種類によって注湯の回数が異なります。
メリタ式(1穴式)ドリッパー
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カリタ式(3穴式)ドリッパー
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メリタ式(1穴式)ドリッパーは蒸らし後、1回の注湯で完了させるのに対して、カリタ式(3穴式)ドリッパーは数回に分けて注湯することが前提に作られています。 |
それでは珈琲を淹れてみましょう! (⌒-⌒)
【STEP1】
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ペーパーフィルターの強度を保つために、側面のシール部分を折り、次に底のシール部分を逆の方向に折ります。
側面や底の角を指でならして、ドリッパーに押し付けるようにセットします。
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【STEP2】
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中挽きから中細挽きのコーヒー粉を適量入れ、表面が平らになるようにドリッパーを軽く左右にゆすります。
メッシュ(コーヒー豆を挽いたときの粒の大きさ・粒度)・ロースト・コーヒーの量で好みの味に調整します。
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珈琲粉の適量
1人前 15g(メジャースプーン1杯半)
3人前 25g(メジャースプーン2杯半)
5人前 35g(メジャースプーン3.5杯)
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2人前 20g(メジャースプーン2杯)
4人前 30g(メジャースプーン3杯)
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【STEP3】
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そっと置く感覚で、粉全体にまんべんなくお湯を注ぎ、染み渡ったら止めます。コーヒーのおいしい成分を抽出しやすくするため、約20〜30秒程度蒸らします。
注))湯はサーバーに数滴落ちる程度にします。蒸らしてる間にキラキラと細かい泡が多く出るのはコーヒーが新鮮な証です。
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お湯の適温は90度がベストです。 (お湯が沸騰してブクブクがおさまった状態) 一般的に温度が高い(95度位)と苦味が強く、温度が低い(80度位)と味が薄くなります。
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【STEP4】
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コーヒー全体が膨らんだら、盛り上がった中心から「の」の字を描くように、お湯を細くのせるようにそっと注ぎます。
ペーパーフィルター、粉の縁(フィルターに触れている粉の部分)には直接お湯が当たらないように注ぎます。また高い位置から注ぐとお湯がまっすぐ落下せずよじれたり、空気が混ざったりして十分なむらしができなくなります。
お湯がすっかりひいて粉の表面が露出しないようにしましょう。
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焙煎の浅い珈琲豆は少し高めのお湯(92度位)でサッサッと落とすといいですよ。
焙煎の深い珈琲豆は少し低めのお湯(87度位)でのたりのたりとゆっくりと落とすといいです。
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【STEP5】
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残りのお湯を「の」の字を描きながら注ぎます。
メリタ式ドリッパーはドリッパーそのものに目盛りがついているので蒸らし後は1回でお湯を注ぎます。 カリタ式ドリッパーは湯面がドリッパーの高さに達しないように数回に分けて注湯し、サーバーの目盛りで湯量を調整します。
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【STEP6】
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コーヒーがサーバーに落ちきったら抽出完了です。ただし表面の泡には、脂質などの雑味分があるので抽出しきらないように注意しましょう。
フィルターの内側に残ったコーヒーの粉の壁が均一になっているのが理想的。それはコーヒーの美味しい成分が十分に引き出された証拠です。
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d(-_^) ワンポイントアドバイス |
●コーヒーの粉の層(高さ)を保持しましょう
最初の注湯でコーヒーの粉は蒸らされ、表面の中央が盛り上がります。次はその部分に湯をそっとのせる感覚で低い位置から一定の細さで、らせん状に注湯します注湯は泡状の表面の高さを一定に保ち、お湯がひいて粉の表面が露出しないように注意しましょう。
高い位置からの注湯は必要以上に空気がコーヒー層に入り込んでしまい、十分な蒸らしが行われない原因になります。
●コーヒーの粉の外壁を崩さないようにしましょう
一度決めた中心を外さないように神経を集中して「の」の字を描きながら注湯します。フィルターの役割をしている外側のコーヒーの粉の壁を注湯の勢いで崩さないようにします。
フィルターの手前側と奥側で注湯の勢いに差が出て奥側のコーヒーの壁を崩してしまうことがあります。湯の細さを一定に保つようにし、ポットを回転させながら注湯しましょう。
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ご存知でしたか?ドリッパーのリブ(溝)にもちゃんと訳があるんです
コーヒーの粉と粉の間には空気が入り込んでいて注湯するとその空気が押し出されます。
ドリッパーのリブはその時に ドリッパーとペーパーフィルターの間に 空気が通る道を作る大事な役割を持っています。
もし、このリブがないと・・・
押し出された空気がコーヒーの粉の表面に逆噴射
↓
冷たい空気が入り込む
↓
蒸らし効果が十分に得られない
・・・となってしまうのです。
う〜ん、ドリッパーひとつをとっても いろいろと考えられているんですね!
※リブは製造メーカーによって高さや本数が異なります。
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