タイヤチェーン使用上の注意事項
タイヤチェーンを正しく装着するために
※チェーン装着前には必ず取扱説明書をお読み下さい。
※チェーンは必ずタイヤサイズにあったものを、ご使用ください。
- 目的外使用の禁止
- タイヤチェーン本来の目的以外に絶対に使用しないで下さい。牽引、吊り下げ等に使用しますと、切断事故の原因になります。
- 着脱場所の選定
- タイヤチェーン装着は、出来るだけチェーン着脱場で行ってください。着脱場のない場合はなるべく道幅が広く、直線に近い場所を選択し安全確認を行ってください。
- 走行速度、運転操作
- タイヤチェーン装着時は、30km/h以下で走行してください。また、急発進・急加速・急ブレーキ・急ハンドルは、絶対にしないでください。制動不能・横滑り・ハンドル操作不能等が発生し、事故の原因となります。
- 走行中の異常時
- タイヤチェーン装着走行時、異常な音・振動・衝撃を感じたときは、速やかに周りの安全を確認し車を止めて、ゆるみ・切断等の確認をしてください。そのまま走行すると車両の損傷または、事故の原因となります。
- 改造の禁止
- タイヤチェーンは改造しないで下さい、ゆるみ、切断の原因となり事故の原因となります。
- 装着時の注意
- タイヤチェーンは、タイヤの内外均衡(余剰リンクが内外同数となるよう)掛けてください。一方に偏るとタイヤ及びホイール等を損傷する原因となります。タイヤチェーンは、ゆるみのないように、しっかり締めた後、必要に応じチェーンバンドをかけて下さい。サイドチェーンの、余剰リンクは、針金等で固定して下さい。タイヤチェーンは必ず駆動輪にかけて下さい。
- 磨耗限度
- タイヤチェーン(路面に接している部分) の直径が1/3以上擦り減った場合、若しくクロスリンクに亀裂、変形などの異常が見受けられたときは、使用を止めてください。切断し事故の原因となります。
- 手袋の着用
- タイヤチェーンの取扱には、必ず手袋を着用して下さい。車両各部への接触、タイヤチェーンの連結時の手の滑り等で思わぬ傷害の原因となります。