チェストベリーは私たちHARE BAREにとって最も特別かつ代表的なハーブです。
チェストベリーは女性ホルモンによって生じるPMSや更年期の不快感を軽減することで知られており、私たちも商品を通じて、お客様の声からその効果を実感しています。
チェストベリーはもともと、自然界で草食動物の妊娠をサポートする野草でした。
出産期の雌が食べていたため、そのうち民間薬として婦人病に使用されるようになりました。
副作用が少なく、安全性が高いため現在も世界中の女性に愛用されています。
チェストベリーはハーブティーやサプリメントといった形で販売されていますが、効果が最も期待できるのは、精油やチンキです。
研究で使われる抽出物はチンキです。
イライラ、不安、鬱などの神経症状に効果が高く、また生理前の胸の痛みにも効果が期待されます。
また、伝統的な用法では不妊症の改善や母乳の分泌促進として使用されています。
チェストベリーの摂り方は排卵後から生理前というものが一般的です。
人によっては毎日摂ることで症状の改善が見られることがあります。*1
効果が表れるまでには個人差があります。
早い方で1か月、一般的には3~6か月程度で症状の緩和が見られます。
摂取方法はサプリメント、ハーブティー、チンキなどがあります。
それぞれに特徴があり、どのタイプが合うかは人によって異なります。
色々と試して自分に合うものを探してみてください。
さまざまな成分が高濃度で摂取できますが、乾燥タイプは精油成分が摂取できません。
液体カプセルタイプが望ましいです。(有効度52% - 信頼度E)Shellenberg.R.BMJ2001
全体の成分は高濃度ではありませんが、サプリメントと比較すると精油成分が多く、サプリメントよりも効果が出る人も少なくありません。
ブレンドなどで成分+アロマセラピー効果が期待できるため、即効性が高い場合もあります。(有効度66% - 信頼度E)HARE BARE customer reserch 2017
成分を生に近い状態で摂取することが可能です。
アメリカやヨーロッパでは非常にメジャーな摂取方法です。(有効度76% - 信頼度B2)Berger D.,Arch Gynecol Obstet.2000
ドーパミンリセプター阻害剤の効果に影響を与える可能性があります。
ピルとの併用はピルの効果に影響を与える可能性があります。
妊娠中の使用では特に禁忌とされる報告はありませんが、注意が必要となっています。
1%程度の確率で吐き気などを感じる場合がある。
チェストベリーは本当に効くのでしょうか?
世界中の研究によるチェストベリーの評価は以下の通りです。
PMS・生理前症候群に対する使用*2
ホルモンバランスの調整*3
生理前の胸の痛み、胸の張り*4
高プロラクチン血症に対する使用*5
不妊症に対する使用(体質改善)*6
不妊症に対する治療
にきびに対する使用
月経障害
妊娠中のチェストベリーの安全性や効果に関する研究は以下の評価になっています。
プロゲステロン(黄体ホルモン)の増加(体質改善)*7
エストロゲンとプロゲステロンの活性化*8
子宮の活性化*9
流産防止*10
生理前にイライラや不安などの不快な症状が出る原因は、ドーパミン(やる気ホルモン)やセロトニン(幸せホルモン)といった神経伝達ホルモンが、ホルモンバランスの変動によって枯渇してしまうためです。
ドーパミンの不足は鬱や行動力、作業効率、記憶力の低下といった症状をもたらします。
ドーパミンは排卵後に多く分泌されるプロラクチンという母乳ホルモンの働きで、分泌が低下します。
チェストベリーはこのプロラクチンの分泌を抑制するため、ドーパミン不足による症状を緩和します。
セロトニンの不足は鬱やイライラ、攻撃性、悲観、絶望感などの症状をもたらします。
排卵後の黄体期では、脳内のセロトニン濃度が低下することがわかっています。*12
チェストベリーには精神科などで処方されるセロトニン安定薬(選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI))であるフルオキセチンと近いの効果があることがわかっており、セロトニンの低下による症状を緩和します。*13
またホルモン分泌の調整によって、ホルモンバランスの乱れによる様々な脳内物質の分泌異常の抑制による症状緩和など、多様な研究結果が報告されています。