2020.03.24

女性の抜け毛・薄毛対策に!育毛剤の効果を上げる「タンパク質」のおいしい摂り方

頭皮環境には食生活も大きく関わっています。
「薬用育毛剤をずっと使っているのに効果が感じられない・・・」
そんなあなたはタンパク質が足りていないのかも。
育毛剤の効果を最大限に引き出すため、毎日の食事を見直してましょう。

女性の薄毛対策:どうしてタンパク質で育毛剤の効果がアップするの?

タンパク質は、私たちの体の2番目に多い成分。
1番は水で、残りの約半分がタンパク質でできています。

筋肉や骨、心臓などの臓器、胃や腸などの消化器、歯、血液の中のヘモグロビン、皮膚、じん帯、アキレス腱などの腱、爪、髪、ホルモンや酵素、免疫物質、遺伝子など、どれ一つとってもタンパク質なしでは作れません。

タンパク質が不足すると、筋肉量が低下して疲れやすくなったり、代謝が低下して太りやすくなったり。

肌のハリや弾力を保っているコラーゲンや、髪の主成分であるケラチンもタンパク質なので、材料不足になって肌のたるみや薄毛に直結します。

もちろん頭皮も肌なので、育毛環境が悪化。
健康な髪が作られず、元気に育つことができなくなってしまうのは当然のことなのです。

女性の薄毛対策:良質なタンパク質おススメ食材1「卵」

タンパク質の摂取推奨量は、18歳以上の女性で1日50g。
体重1kgあたりタンパク質1gの計算です。

タンパク質は肉類や魚介類、卵、納豆や豆腐などの大豆製品、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品に多く含まれています。

まとめて食べても吸収しきれないので、毎食摂ることが大切。
目安として、肉類や魚介類なら、片方の手のひらの大きさを毎食摂りましょう。

卵(鶏卵)には1個にタンパク質が6g含まれていますので、摂りきれない分を補うには最適。

それだけでなく、卵は体内では合成できない必須アミノ酸がバランスよく含まれている「最強の完全栄養食品」なので、タンパク質不足を補うなら1日に2~3個食べましょう。

卵は加熱調理することで健康効果が高まります。
おススメは卵黄トロトロの半熟卵。
消化がいいうえ、汁物や麺類はもちろん、炒め物やサラダのトッピング、温野菜のディップにも、食べ方いろいろ。

コンビニやスーパーマーケットでも温泉たまごや半熟卵、煮卵が手に入るので、ぜひ活用してください。

もちろん自分で作れば安上がり♪
ポイントは水の量。
1cm程度にして蒸すようにゆでると水っぽくならず、おいしく仕上がります。
半熟卵は冷蔵庫でも日持ちがよくないので、その都度作りましょう。

◆卵黄トロトロゆで卵の作り方(調理時間7~8分)

【用意するもの】
・卵(1回に食べきれる数)
・鍋(フタのあるもの)
・大きめのボウル
・おたま(あれば穴あき)
・水

【作り方】
①鍋に深さ1cm程度の水を入れ、中火にかける。
②沸騰したら卵をそっと入れる。
③フタをして、冷蔵庫から出したての卵なら7分、常温の卵なら6分半、ゆでる。ゆでている間に、ボウルに水をたっぷり入れておく。
④時間がきたらおたまで卵をすくい、すぐにボウルに入れて冷ます。

6分くらいだと白身も固まりきらすにカラがむきにくいので注意してください。
鍋の大きさや厚みによっても変わりますので、何度か作ってお好みの時間を見つけましょう。

女性の薄毛対策:良質なタンパク質おススメ食材2「エビ」

肉類は脂質が多いので、量を増やすとカロリーが心配。
エビは低脂肪で低カロリーなのに高タンパクでおススメです。

おススメは冷凍のむきエビ。
オリーブオイルでサッと炒め、汁物やおかずにプラス。
和洋中どんな料理にも合う優秀食材です。

大きめのむきエビなら食べ応えがあり、エビチリやアヒージョなどメイン料理にもなります。

トッピングやチョイ足しにするなら、ちょっとひと手間かけてグレードアップしてみては?
高級中華料理屋さんのようなプリプリのエビが簡単にできます。

◆チョイ足し用プリプリエビ(調理時間3~5分)

【用意するもの】
・むきエビ(冷凍または生)1/2カップ分
・食用の重曹(100円ショップで入手可能)小さじ1/<2br> ・オリーブオイル 適量

【作り方】
①むきエビに重曹をまぶす(冷凍なら凍ったままでOK)
②5分ほどおいておく。
③フライパンにオリーブオイルを入れ、中弱火にかける。
④①を入れ、混ぜないでそのまま加熱する。
⑤少し丸まってきたら裏返しして火を通す。半透明でも丸まっていればOK。

◆プリプリエビとエリンギのアヒージョ(調理時間5分)

【用意するもの】
・むきエビ(冷凍または生)1/2カップ分
・食用の重曹(100円ショップで入手可能)小さじ1/2
・ミニエリンギまたはエリンギ 適量 
・オリーブオイル 適量
・おろしにんにく(チューブ/100円ショップで入手可能)10cm程度
・アンチョビペーストまたは塩少々
・アヒージョ鍋やスキレットまたはフライパン

【作り方】
①むきエビに重曹をまぶす(冷凍なら凍ったままでOK)
②5分ほどおいておく。エリンギが大きければ切る。
③オリーブオイルを鍋の深さの1/3程度まで入れ、ニンニクとアンチョビまたは塩少々を入れて混ぜる。
④エビとその他の材料を入れて中火にかけ、沸騰させて火を通す。

キノコ類もタンパク質が豊富なので積極的に摂りましょう!

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