2020.03.19

女性の薄毛・抜け毛に効く「睡眠の質」をよくする4つのポイント

薄毛や抜け毛が気になって「育毛剤」をお使いの方へ。
育毛剤の効果を最大限に活かすために見直してほしいのが「睡眠」です。
睡眠は、時間を確保するだけでなく「質」も大切。
育毛だけでなく肌にも健康にもいい、睡眠の質を向上する方法をご紹介しましょう。

薄毛・抜け毛と「睡眠」の関係

薄毛や薄毛には睡眠が大きく関わっています。
これは女性だけでなく男性にもいえること。

髪の成長や頭皮の新陳代謝・修復は「成長ホルモン」によって行われます。

この成長ホルモンは睡眠中だけ分泌されるもの。

かつては「成長ホルモンは夜10時から2時の間に分泌される」といわれていましたが、これは間違い。
時間帯に関係なく、寝入ってから3時間以内に分泌が始まることがわかっています。

睡眠不足になるとこの成長ホルモンが十分に分泌されないため、健康な髪が育たなかったり、ダメージを受けた頭皮の修復が間に合わなかったりして頭皮環境が悪化し、抜け毛や薄毛に。

成長ホルモンをしっかり分泌させて十分な育毛効果を得るには、最低でも4時間以上の良質な睡眠をとることが大切です。

さらに、睡眠は時間の長さだけでなく「質」にもこだわる必要があります。
ぐっすり眠ることで、成長ホルモンがしっかり分泌されるようになるからです。

薄毛・抜け毛に効く「睡眠の質」をよくするポイント1:カフェインは18時まで

コーヒーや紅茶、日本茶、ウーロン茶などカフェインを含む飲み物は午後6時以降は飲まないこと。
カフェインには神経を興奮させる作用があり、良質な睡眠を妨げてしまうのです。

夕飯後にどうしてもコーヒーやお茶を飲みたい場合は、ノンカフェインのものを選びましょう。

おススメは、鎮静作用があって眠りを誘うカモミールやラベンダーなどのハーブティ。
寒い季節はノンアルコールの赤ワインを電子レンジで軽く温めてホットワインにしてもいいですね。

薄毛・抜け毛に効く「睡眠の質」をよくするポイント2:食事とお酒は寝る3時間前まで

胃に食べ物が残っている状態だと成長ホルモンが十分に分泌されません。
眠りにつく3時間前までには食事を終え、それ以降は何も食べないようにしましょう。
小腹がすくくらいがベストです。

また、アルコールは睡眠のリズムを乱す元凶。
酔うと寝つきはよくなるものの、続けて眠ることができなくなります。

また、アルコールには利尿作用があるので、トイレに行きたくて目が覚めることもよくあるもの。
上質な眠りのためには、アルコールは短くても眠りにつく3時間前、ある程度以上飲むのであれば眠りにつくまでに4~5時間以上空けるのがおススメです。

薄毛・抜け毛に効く「睡眠の質」をよくするポイント3:スマホやPCは寝る1時間前まで

スマホやパソコンの画面には「ブルーライト」と呼ばれる光が使われています。
これはいわゆる「覚醒の光」、目を覚ます光です。

ですから、寝る直前までパソコンの画面を見ていたり、ベッドや布団に入ってからスマホやタブレットの画面を見たりするのは、眠ることを拒否しているのと同じこと。

パソコンやスマホなどは、せめて寝る1時間前までには見るのをやめましょう。

できれば、それと同時に部屋を少し暗くして、体を「入眠体制」にするのがベターです。

女性の薄毛・抜け毛に効く「上質な睡眠」のポイント4:睡眠環境を整える

ぐっすり眠るためには、それ相応の環境を整えることも大切です。

寝苦しい寝具や服装、騒音や振動のある場所、明るい部屋などで良質な睡眠を得ることはできません。

寝ている間も音や光があると耳や目が反応し、深い眠りが妨げられてしまいます。
耳栓やアイマスクを活用して、静かで暗い環境を確保しましょう。

空気の乾燥する季節はマスクもおススメ。
鼻やノドの湿度が保たれるので風邪をひきにくくなります。
朝、起きた時にノドがカラカラになりやすい人は、ぜひお試しください。

寝る時のマスクは、ゆったりした大きさで息のしやすいものを選びましょう。
「おやすみマスク」「就寝用マスク」などで検索してみて。

このほか、体に合った枕を使うことも快眠法の一つです。
ガンコな肩コリや、寝ても疲れが取れないと感じている方は、枕を変えてみることをおススメ。
肩がこっていたり疲れが残っていたりするのは、血行が悪い証拠です。

頭に流れる血流が十分でなく、髪をつくるための栄養が足りないために健康な髪が育たず、抜け毛が増えている可能性もあります。

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