2020.02.20

女性の育毛を考えた50代のヘアカラーリング選び

年齢を重ねるにつれて増える髪の2大お悩みといえば「白髪」と「薄毛」。
白髪は、染めれば手っ取り早くお悩み解消できますが、気をつけたいのが「染め方」です。
薄毛も気になっている人はもちろん、たとえ今は抜け毛が増えている自覚がなくても、将来を見据えて髪と頭皮の健康を第一に考えたヘアカラーリングをおすすめします。

女性の育毛を考えた50代のヘアカラーリング選び1:「サロンで染める」

ヘアカラーリングには、大きく分けて、ヘアサロンで染めてもらう「サロンカラー」と、市販のカラーリング剤を使って自宅で染める「ホームカラー」の2つの方法があります。
50代女性へのおすすめは、なんといってもサロンカラーです。

●サロンカラーのメリット①仕上がりが美しい

深みとツヤのある美しい色味がサロンカラー最大の特長。
プロが髪質や状態を見極めて最適な薬剤を選定し、細かくブロッキングして根元から毛先までていねいに塗布してくれるので、ホームカラーとは大きな差が出るのです。

●サロンカラーのメリット②染め上がりが自然

前回染めた部分と新しく生えてきた髪の境目や退色した毛先など、部位によって異なる髪の色や染まり方に合わせてカラー剤を塗り分けてくれるので、根元から毛先まで自然に染め上がります。

●サロンカラーのメリット③ダメージが最小限

ヘアカラーリングの薬剤(カラー剤)は、1剤と2剤を混ぜ合わせて髪に塗布します。
この2剤は、髪のダメージ具合に合わせて1.5%~6%の範囲で量を調整します。
一般的に市販されているカラー剤に含まれている2剤は6%で、染める力が一番強力。
なので、誰でも簡単に染めることができます。
でも、パワーが強い分、髪はダメージを受けてしまうのです。

●サロンカラーのメリット④色もちがいい

たくさんあるカラー剤の中から、髪質や状態に合わせて最適なカラー剤で染めてくれるので、美しく染まるうえに色もちも断然よくなります。

●サロンカラーのメリット⑤デザインカラーが楽しめる

ハイスペックなカラー剤を用い、プロのテクニックを駆使。
髪と頭皮を知り尽くしている美容師さんに、似合う色や染め方を相談しながら、ハイライトやグラデーション、ブリーチなど、さまざまなデザインを楽しむことができます。

女性の育毛を考えた50代のヘアカラーリング選び2:「ヘアマニキュア」よりも「ヘアカラー」

ヘアカラーリングには、大きく分けて「ヘアカラー」と「ヘアマニュキュア」の2つのタイプがあります。
ヘアカラーは、髪の内部に薬剤をしみこませ、メラニン色素を脱色しながらカラー剤で染めるもの。 
ヘアマニキュアは、色のついたコート剤で髪の表面をコーティングするものです。

髪の内部構造を変えることなく表面に色をのせるだけのヘアマニキュアのほうが髪にやさしいといわれていますが、長い目でみると、そうとばかりはいえない一面があります。

ヘアマニキュアの色もちは2~4週間ですが、色が落ちても、コーティング剤が少しずつ髪表面に蓄積していきます。

そのため、マニキュアを繰り返すと髪がだんだんゴワゴワに・・・。
実際、筆者がそうでした。
髪がコーティングされているのでトリートメントが浸透せず、高価なトリートメント剤を使ってみても、手触りはいっさい改善しませんでした。

その当時は、ずっと通っていたヘアサロンを変えざるを得なくなり、たまたま通りかかった近所のサロンへ。
そこでとても素敵な美容師さんと出会い、ゴワゴワ髪のことを相談したら「ヘアマニキュアを続けているとそうなる」という衝撃の回答が!

「ヘアマニキュアの蓄積はかなり頑固で、ヘアマニキュアをやめても完全に落ちるまでには相当な期間が必要。ロングヘアなら切るほうが早い」とのこと。

髪に負担をかけないようにとわざわざヘアマニキュアを選んでいたのに、トリートメントの効かない髪になってしまうなんて本末転倒です。

私はショートカットなのでバッサリ切ることもできず、コーティングされた部分をカットするまで半年以上もかかりました。
それ以来、その美容師さんにずっとカットもカラーリングも、時々ヘッドスパもお願いしています。

サロンカラーはホームカラーよりも高くつきますが、その差以上にたくさんのメリットがあります。

自分でする手間がかからないだけでなく、サロンで美容師さんにお願いすることでリラックスやリフレッシュ効果も大。
信頼できる美容師さんに髪や頭皮をさわってもらうのは、エステと同じような効果があります。

人の第一印象や見た目の年齢を決めるのは間違いなく髪。
豊かなツヤ髪をこれかもずっと保つために、そろそろ自分に投資をしてもいい年齢ではないでしょうか。

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