2020.02.18

50代の育毛・おすすめヘアケア新常識

50代は育毛を意識する人が増える年代。育毛剤を使い始める人も急増します。
育毛剤の効果を最大限に引き出して頭皮環境を根本的に改善するには、ヘアケア全般の見直しも欠かせません。
これまでの習慣にこだわらず、今日から髪と頭皮の健康のために本当に必要な「正しいケアケア」を実行しましょう。

50代の育毛ケアポイント1:髪を洗うのは朝より夜

私たちの体内では、寝ている間にさまざまな“作業”が行われています。
全身の細胞の修復や生まれ変わりもその一つ。
就寝後3時間ほどで成長ホルモンの分泌がピークになり、傷んだ個所を修復したり、新しい細胞を作ったり、古くなった細胞の活動を停止したり。

もちろん頭皮の細胞も同様です。
新しい髪を作り出し、同時に頭皮の生まれ変わりも、寝ている間に行われています。

そんな大切な時間に、頭皮が汚れていたらどうなるでしょう。
皮脂や古くなった角質で覆われていたら、細胞の働きが妨げられてしまいます。

ですから、寝る前にきちんと髪と頭皮を洗って清潔にしておくことが大切なのです。

50代の育毛ケアポイント2:髪は毎晩洗う

私たちの体から出る皮脂の6割は頭皮から分泌されます。
顔が皮脂でテカるのが気になって、ティッシュや脂とり紙で押さえると思いますが、頭皮にはそれ以上に皮脂が出ています。

夏場は毎日シャンプーしていても、寒くなると「汗をかかなくなるから」と2日に1回しか洗わない人がいるようです。

でも実は、冬が1年でもっとも皮脂分泌の多い季節。
乾燥して冷たい空気から頭皮を守るために、皮脂をたくさん分泌して保湿&ガードしようとする防衛本能です。

また、気温が低いと皮脂が固まりやすくなり、毛穴に詰まってしまうことも。
新しい髪を作るシステムがスムーズに稼働できるよう、毎晩清潔にしてから寝ることが大切なのです。

50代の育毛ケアポイント3:トリートメントは頭皮につけない

トリートメントは、シャンプー後の髪に栄養を与え、補修&コーティングするもの。
髪のためのものなので「髪だけにつける」が正解です。

髪をコーティングする成分は頭皮に必要ないどころか、頭皮がコーティングされると育毛剤が浸透できないという悲しい事態に。

トリートメントは、傷みやすい毛先を中心に、適量を軽くなじませるだけで十分。
量の使い過ぎはベタつきのもとですし、すすぎ残しが頭皮トラブルの引き金になることも。
すすいだ後も頭皮にヌルつきが残るようなら、つけすぎです。

50代の育毛ケアポイント4:ドライヤーは機能で選ぶ

大きな家電量販店に行くと、ヘアドライヤーの種類の多さに驚くでしょう。
温風で乾かすだけでなく、温度調節やマイナスイオンを発生させるなど新機能をうたったものもたくさん発売されています。

値段もピンからキリまでありますが、お高いもののほうが機能性が高く、髪や頭皮にやさしくて育毛にも役立つ、というのが事実。

今お使いのヘアドライヤー、何年くらい使っていますか?
毎日使うものですし、何回も買い替えるものではないので、育毛を考える世代になったら「ちょっといいドライヤー」に買い替えることを検討してもいいかもしれません。

使い心地を試してから買うことができないのがつらいところですが、ごきょうだいやお友達にリサーチしてみるのをおすすめ。
うまくいけば実際に使わせてもらえるかもしれませんよ。

高温の風を長時間あてるのは髪にも頭皮にもよくないので、従来タイプのヘアドライヤーは、タオルドライをていねいにして、ドライヤーを使う時間をできるだけ少なくするよう心がけましょう。

50代の育毛ケアポイント5:信頼できる美容師さんを見つける

健康維持にかかりつけのお医者さんが欠かせないように、あなたの髪質ライフスタイルをよく知ってくれている美容師さんがいてくれると、とてもありがたいもの。
あなたの髪質や頭皮の状態を見極めて、タイムリーなアドバイスがもらえます。

また、頭皮は顔のすぐ隣で、つながっていますから、頭皮と顔の肌質には共通点がいっぱい。
髪のお手入れやヘアケアアイテム選びはもちろん、スキンケアの相談にも乗ってくれますよ。

美容師さんといい関係を築くには、やはり毎回、同じ美容師さんにお願いするのがベター。
気が合って信頼できる美容師さんを見つかけて、長いお付き合いができるといいですね。

初めて行く美容室なら、電話で予約するのがおすすめ。
予約の際に、担当してくれる美容師さんの希望をしっかり伝えましょう。
男性がいい、女性がいい、ショートが得意な人、クセ毛のカットが得意な人、パーマが得意な人、などなど。
電話応対のしかたによって、その店の良し悪しもわかりますよ。

いかがですか?
できることから、ぜひ実行してくださいね。

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