
「気になる。」第6回 2018.11.9
残すところ今年も残り2か月を切ってしまいました。時の流れは無情なもので今まで気になっていた商品たちが次々と旅立っていく、、、
そんな儚さを払拭するかの如く新たにピックアップされた気になる商品、これからが本番のアウターなのか?それとも気分を変えるためのインナーなのか?
各スタッフの特徴も顕著になってきた第六回、是非ご覧ください。

ふるさと納税を本格的に探しています。昨年は九州のとある自治体で、九州への旅行券を、一昨年は淡路島の自治体で、淡路島への旅行券を。今年はどこにするか・・・。
しかし最近のニュースで『闇ふるさと納税』なるパワーワードが。チェックが甘くなる土日のみ出現し、平日は消えてしまうという網の目をかいくぐる高配当?商品。いろいろ考えるものです・・・。
RING JACKET(リングヂャケット)guji別注LoroPiana カシミアフランネルソリッドチェスターフィールドコート
¥205,200
ベーシックなチェスターコートのように見えて実は・・・、というようなギミックはなくあくまでもベーシックなチェスターなんですが、こちらの生地は選ばれたブランドしか使用が許されないLoroPiana謹製のカシミアを使用しています。
いろいろなブランドから提案されているカシミアですが、やはり素材には上等なものと粗悪なものがあります。LoroPianaがロロピアーナの名を冠して使用するものは全てが極上の素材でして、名ばかりカシミアとは一味も二味も違うクオリティを備えています。
RING JACKET謹製のエレガントな仕立てとともに究極のベーシックを楽しみたい一着ですね。
INCOTEX(インコテックス)URBAN TRAVELLER テクノフランネル1Pパンツ
¥39,420
硬派なブランドであるINCOTEXも時代の流れにはあらがうことが出来ず・・・というより、シーン全体がイージーケアやトラベル対応といったアイテムを求めていて、古いものをそのまま守り続けるだけがクラシックではないという感じになってきました。
クラシックとはエレガンスを構築する概念の一つなので、そこにテクノロジーなどの先端技術を駆使することでより良いものを生み出す・・・、そんな姿勢に新旧はないということでしょう。
新定番の1プリーツシルエットである24モデルを採用したこちらはルックスは非常にベーシックでスタンダードですが、皴が入りづらくストレッチ性があり、ホームケアも可能という最先端のクラシックを体現しているパンツです。
DEVORE Incipit(デヴォレ インチピット)ライトツィードオーバーチェック LEISURE2
¥42,120
エレガントなウールパンツにしか見えない雰囲気ですが、ウエストがシャーリングになっていますので穿き心地自体は非常にイージーでリラックス感があります。
休日のスタイルはデニムやチノといった感じのアメリカンなカジュアルスタイルを好む私ですが、この感じですと年相応な品を纏ったイメージで過ごせそうです。
40歳を目前にして思うところもありますし、上品さや優雅さといったキーワードをもっと大切にしていきたいと思います。
BEGG(ベグ)ダブルフェイスカシミアマフラー Arran
¥49,680
カシミアのストールやマフラーはやはりスコットランド製のものが気になります。
素材の持つ風合いの良さや発色の美しさ、色の掛け合わせなどはやっぱり日本にはないクオリティだと思いますし、それが長く培ってきたスコットランドの文化なんでしょうね。
手に入りやすい安価なものも多くありますが、昔ながらの伝統的な技法でしか生み出せないアイテムは自ずと大切にしたくなる魅力がありますので、歳を重ねても長く愛用したいと思います。
F.LLI Giacometti(フラテッリジャコメッティ)カーフレザープレーントゥスリッポン
¥95,040
色気というキーワードをあまり耳にすることなく、英国調やカントリー調といったワードに席巻されている私たちのジャンル。
とはいうものの、やっぱりベースにはイタリアの色気あるムードというのがDNAに刻まれていますので、F.LLI Giacomettiのスリッポンなんかが気になるわけです。
ここ数シーズンずっと英国調の流れですし、足元はローファー&タッセルがほとんど。なので、このクリーンで美しいスリッポンが凄く優雅に見えるんです。プレーントゥというのが凄く新鮮ですし、装飾感がほとんどないところが凄く気分です。

今季はアニメ以外だと『下町ロケット』と『まんぷく』を見てるんですが、どちらもキャストが豪華でお金がかかってるんだろうなぁと無粋なことを考えてしまいます。
どちらも小汚い感じの『おじさん』もとい『おっさん』たちが何故だかカッコよく見えるという不思議、いい歳の取り方をしたいもんです。
ZANONE(ザノーネ)CHIOTO スタンドカラーニットカーディガン
¥52,920
ニット豊作の今シーズン、その中でも特にバリエーション豊富なのがZANONEだという事は皆様ご存知の通りではないでしょうか。
更にそのZANONEの中でもバリエーション豊富なのが皆大好きスタンドカラーニットカーディガン CHIOTOなんです、はい。
特選素材カシミアを使用したハイエンドモデル、京都伊勢丹×gujiのコラボレートモデル、そしてそのオリジンとなるモデル、元々の完成度が高いアイテムだからこそここまで幅広く展開できてしまうCHIOTO。
よく『普遍的』という言葉を簡単に使ってしまいがちですが、こういった時代の流れに囚われないアイテムこそ、この言葉が相応しいのではないでしょうか。
PT01(ピーティーゼロウーノ)コットンストレッチツイル1プリーツテーパードパンツ
¥32,400
6月にイタリア出張で訪れたPT01のショールーム、その規模の大きさはいまだに覚えてます。(同様にPitti Uomoのブースの方もかなり広かった、、、)
そんなPT01、実はguji laboratorioでも取り扱いがあるんです。そんなことは知ってるよ!という方が意外に少ないような、、、気がしないでもない今日この頃。
姉妹店であるPT per ringにはもちろん敵いませんが、ベーシックなタイプを中心にセレクトしていまして初めて同ブランドに触れると言う方にもおススメしやすいラインナップなんです。
その中でも特にカジュアル使いしやすいのがこのコットンストレッチツイル1プリーツテーパードパンツ。腰回りにややゆとりがありつつも、シルエットは抜群に綺麗。これは買いです。(直球)
THE GIGI(ザ ジジ)DEGAS2 オーバーチェック2Bジャケット
¥138,240
入荷時に『これいいなぁ〜』と思っていてもなんだかの事情で購入できないアイテムがシーズン中盤から後半にかけて何点か出てくるのは服屋の性みたいなものですが、このTHE GIGIのジャケットもその一つなのです。
パッと見、ブラックウォッチのジャケットかと思いきやブラウンベースじゃないですか!という直球じゃない少しひねった感じがTHE GIGIらしくてすごく惹かれるんですよね。
さらに使用しているモデルがDEGASのアップデート版であるDEGAS2という安心感も付随して購買意欲が沸々と再熱している一着。ほかのブランドとは違った英国的アプローチ、気になっている方多いのでは?
SeaGreen(シーグリーン)CAVIANA ワッフルジップパーカー
¥21,600
私的にワッフル素材というと最終的にはデロンデロンに伸びてしまうイメージなので正直ちょっと苦手な印象だったんです(特にインナー系)。そんなイメージを完全に払拭するのがこのSeaGreenの通称オニワッフルパーカー。
実際に着用写真を見て頂ければ納得してもらえるのではないかと思うのですが、生地がしっかりしている為フードのシルエットもしっかりと立ってくれるのも嬉しいところでしてアウターのインナーとしても単体でも超優秀なコチラの逸品。個人的にはややオーバーサイズのバルカラーコートのインナーとして使いたい気分です。
MASION CORNICHON(メゾン コルニション)コットンリブL/Sクルーネックカットソー
¥14,040
半世紀以上前の編み機を使用して作りだされるカットソーは柔軟で着心地が良く、最新鋭の機械ではたどり着けない歴史に裏打ちされた魅力があります。
古い物全てが良いとは思いませんが、このブランドの着眼点は非常に理にかなっているかなと。
と、まぁ小難しい話は置いておいて単純に着心地が良く、且つシルエットはちょっとだけ丈長めになってるのでニットのインナーなんかにしてもらって裾からチラ見せするのにも使えるという万能カットソー、3色あってもまず困ることはない、、、でも個人的にはトップグレーのような色合いもバリエーションにあればもっとよかったかもと、叶わぬ妄想をするのです。

いよいよ冬本番!というこの時期。
物欲があり過ぎて困っていた方を、さらに困らせるだけの選りすぐりの商品が揃いました!
チェスターコートにムートンブルゾンにカシミアマフラーに・・・と、もう好きなだけお腹いっぱいになって頂けます!
mando(マンドー)ポリエステルボアPコート
¥74,520
ここ数年、特にレディースを中心にボアアウターの人気が高まっていた中、今年はようやくメンズでもブレイク?という事で、既にファストファッションブランド等では非常に多くのアイテムを見かけますが、何とこのグジにもあるんです。
ボアアイテムには非常にカジュアルな印象をお持ちの方も多いかと思いますが、落ち着いたネイビーのPコートにする事でグッと大人に雰囲気に仕上がっており、オーバーミドルでも着こなせるナチュラルさとmandoらしいユーモアを感じさせる魅力的な逸品ですね。
MARNI(マルニ)ミドルゲージフェアアイルクルーネックニット
¥119,880
個人的に好きなブランドの一つであるMARNI。
ビックボリュームのアウターやワイドパンツ、PORTERとのコラボバックなどアイテム問わず非常に魅力的な物が多いのですが、中でも好きなのがMARNIのニット類。
フェアアイル調のインパクトのある柄が目を引くこちらのニットは、素材感や柄の持つ温かみを上手く表現しつつもモダンなシルエットで"今"な雰囲気に仕上げられており、流行に囚われない普遍性をも持ち合わせた後世に残すべき一着です。
ZANONE(ザノーネ)CHIOTO スタンドカラーニットカーディガン
¥124,200
ZANONEを代表するアイテムで、ご存知の方も多いCHIOTO。
秋から冬前にかけての時期に、アウターとして活用されてる方が多いと思いますが、実は冬場にコートのインナーに最適なんです。
スタンドカラーが風除けの役割を果たしてくれるので首回りが暖かく、その上からマフラーもさらっと巻きやすい便利なデザイン。
もちろん室内ではカーディガンとしておしゃれもしっかりと楽しめますし、こちらは何とカシミア!を使用したスーパーラグジュアリーなスペシャルアイテムとなっています。
BARBA(バルバ)LoroPiana キャメルヘアーソリッドチェスターフィールドコート
¥189,000
シャツブランドとしては充分な認知度のあるBARBAですが、最近はジャケット/コートなどのアウター類での評価が非常に高いんです。
こちらのキャメルヘアーのチェスターコートは、そんな同ブランドの魅力を全て詰め込んだ様な逸品。
ロロピアーナ謹製の上質なキャメル素材使いと仕立ての美しさ、そして何より「少し値段間違えてない、、、?」と思ってしまう程のコストパフォーマンスの高さを持った、迷う余地のない素晴らしいコートですね。

先日、父親に誘われ初ゴルフに行って参りました。何度か打ちっぱなしで練習をして挑みましたが、当然ですが全然勝手が違いかなり苦戦。。。
ですが、天候にも恵まれだだっ広い芝生でのスポーツは最高に気持ちよかったです。ちなみに初スコアは131でした。。。
991(ナインナインティワン/キューキューイチ)Sultan フィンガーレスニットグローブ
¥12,960
昔からフィンガーレスのニットグローブは需要もありどこかしらのブランドからリリースされていますし、僕自身の見た目や雰囲気がカッコいいので見かけるとつい手に取ってしまっていました。
最近は指先だけが開いているタイプを使用しておりましたが、今回この991のフィンガーレスニットグローブを見て熱が再発!
3ゲージというざっくりとした仕立てですが、カジュアル過ぎずモード感も出ているような見た目にSultanというハイグレードな糸を使用していて肌触りも抜群で、一瞬にして心を奪われてしまいました。
コーディネートをイメージしてみてもすべてにマッチし汎用性の高さに驚愕しております。
寒くなるにつれ気になる度数が上がりますね。
BERNARD ZINS(ベルナール ザンス)BAC J コーデュロイ2インプリーツワイドテーパードパンツ
¥36,720
近年、ワイドシルエットのパンツが時代に合っていて数多く見かけますが、これほどワイドパンツっぽくないワイドパンツは初めて見ました。素材はヘビーオンスのコーデュロイを使用していて、ワイドなシルエットにヘビーオンスコーデュロイのパンツはどうしてもカジュアルに寄ってしまうと思っていましたが、このザンスのパンツは違いました。
ワイドシルエットですが、少しテーパードがかかっており2プリーツのタイプにヒップはコンパクトなパターンを採用していてスッキリと落ちるシルエットが非常に上品です。
リアルクローズにカントリースタイルを楽しんでもいいですし、もっとカジュアルにに着崩しても面白いんじゃないかと思います。
TAGLIATORE (タリアトーレ)ウインドーペーンダブルジャケット
¥92,880
今季もトレンドカラーのベリー系を使用したこちらのジャケット。なぜか目に止まりそれからずっと気になっているのですが、何故ここまで気になってしまうのか自分でもわかっていません。
グレーベースに少しくすんではいますが、キレイに色の出ているベリーのペーンがなんとも言えない雰囲気を出しています。
ラペル幅も広くダブルの使用でクラシックでありながら柔らかい雰囲気が出ているので色々なコーディネートが出来き、大柄ですが意外と汎用性の高いアイテムだと思います。
僕自身こういったアイテムを持っていないので一着は欲しいなと気になっているところでございます。
roberto collina(ロベルト コリーナ)ウールメランジブークレバルカラーコート
¥62,640
まず、生地感に驚きました。ウォーム感のあるウールブークレ生地を使用していてオーバーサイズコートなのにとにかく軽く、それでいて肌触りも柔らかい。これほどライトアウターという言葉がピッタリなコートはありません。
シルエットも今の気分にマッチしていて程よくオーバーサイズ。Aラインのドレープも絶妙。アーム部分は細く作られているのでサイズを上げただけ感が全くありません。
生地感もカラーも秋冬に合い、前開けで大判マフラーを巻いてたなびかせながら颯爽と歩くと視覚効果で振り向く女性が増えるのではないでしょうか。
気になる。