
「気になる。」第5回 2018.10.12
我々の業界では10月ぐらいから繁忙期に入りまして、そのまま怒涛の勢いでシーズン終わりまで駆け抜けていくわけなんです。
店頭でも途切れることなく何かしらのイベントが行われていますし、オンラインショップの方でも商品の出品が佳境に入りつつある現在。
そんな中、店頭スタッフから『ビジネス気になる、なんじゃないの〜?』とやや疑いの目を向けられつつも、嘘偽りなく“本当に”気になるアイテムを各スタッフ鼻息荒くピックアップしていますので是非ご覧ください。

長らく一番好きな番組はテレ東深夜のゴッドタンだったんですが、最近は脱力タイムズ、水曜日のダウンタウンも凄く面白いですよね。
番組からスターが誕生しています。Mr.シャチホコさんの存在を知りましたし、クロちゃんの破壊力も知ることができました。やっぱりお笑いって最高ですね!!
TAGLIATORE(タリアトーレ)VESVIO カシミアライトフランネルソリッド6Bダブルジャケット
¥140,400
一時のクラシコブームが少しずつ沈静化している中で、変わらず、むしろ今もその勢力を伸ばしているというブランドがTAGLIATOREでして、とにかくテイストが良いんですよね。羽織ったときに単純にテンションが上がるといいますか、イタリアが感じられるといいますか・・・。
生地のセレクションや独特な差し色使い、トレンドを牽引するブランドとして知られていると思いますが、それらも重要だとは思いますが、やっぱり着た時にどれだけ気分が高まるかがこのジャンルのアイテムの真価が問われるところだと思います。
このタッチのカシミヤをデイリーに着られる幸せって、今までは全く考えられなかったんですが、このジャケットがあれば毎日特別な気持ちになれそうです。
Cruciani(クルチアーニ)ローゲージカシミヤソリッドクルーネックニット
¥154,440
ニットの王様Crucianiのカシミヤ。ふんわりしていて丸みがあって、ボリュームがあるんですけどこんもりしない。
着ていて凄く幸せになるニットです。
純粋なニットブランドなので、糸と原毛へのこだわりが並大抵のものではなく、全てのグレードに最高級を採用することでこのクオリティを生み出していて、色気があるのに物作りが真面目というある意味ではイタリアっぽくないイタリアンニット。
特にリンキング技術が秀逸で、肩や袖部分に継ぎ目が凄くやわらかで吊り感がないのでそのまま立体的に編み上げられたものを着ているような感覚になるんですよね。
HERNO(ヘルノ)ウォーターレペレントカシミヤフランネルチェスターフィールドコート
¥237,600
今回のセレクションはカシミヤ縛りで行っておりまして、このHERNOも完璧なカシミヤです。しかも名門PIACENZAが誇る機能素材CLIMA。
天然繊維に撥水性や防水性を持たせる場合、生地に加工を施すケースがほとんどなんですが、こちらは糸の段階でかけています。そうすることでフィルム等を挟み込まず、素材本来の風合いを生かしながら機能を持たせることが出来るんです。
せっかくのカシミヤなので、その特徴である滑らかで優雅なタッチは残したい・・・というより、そうしないとカシミヤにする意味がないですよね。
上品な艶感がありますし、シルエットもHERNOらしくモダン、前立てのナイロンを外すとクラシックにも着られますし、当然ながら防寒性も文句なし。ギアじゃないのにギア感があるコートです。
Atto Vannucci(アット ヴァンヌッチ)カシミヤサキソニーヘリンボーンスフォデラートタイ
¥38,880
ネクタイがカシミヤでも良いんじゃないですか?
フィレンツェのショールームで生地スワッチを見ている時にさらりと混じっていたカシミヤに気づき、プライスを聞くとちょっとしたもので、オーダーするには勇気が必要でしてした・・・が、その時から今シーズンはカシミヤを幅広く取り揃えるということが決まっていましたので、オーダー可能最小数のみですがご用意しました。
通常ネクタイで見かけるカシミヤは紡毛を使用しているものが多くふわりとした起毛感があってウォーム感が強いものがほとんどですが、さすがスーツ生地でネクタイを仕立てるAtto Vannucci、こちらはシャープさが際立った梳毛カシミヤを使用しています。
Joshua Ellis(ジョシュア エリス)カシミアブロックチェック大判ストール
¥56,160
上質なカシミヤ素材の大判ストールで、美しいブロックチェックといえば・・・、そう、Johnstonsです、が、こちらはJohnstonsではなく同じく英国にファクトリーを構えるJoshua Ellisです。
似てますよね・・・、そうです、元Johnstonsのパタンナー(凄腕の業界有名人)がJoshua Ellisに電撃移籍したんです。
それが2016年秋。私たちはそのシーズンから取り扱いをスタートし、グングンと人気を高めて今に至ります。
Johnstonsのあの爆発的なヒットはこの人が作り出したといっても過言ではなく、そのクリエーションを新天地でも遺憾無く発揮していまして、芸術的なまでに美しい配色はここでしか生み出せないスペシャリティーになっています。

B'zの30周年ライブに行ってきました。
所謂ロックバンドって休止、解散、脱退などなど、そこまで長く続くことって少ないと思うのですが、30年という長い年月で一度も休むことなく続けられるっていうのは単純に凄いことだなぁ〜と感涙した一夜でした。
RENCONTRANT(レンコントラント)スキッパーニット
¥51,840
オンラインショップ、ブログ、インスタ、などでコレでもか!と言うぐらいしつこくプッシュしているRENCONTRANT。
徐々にではありますが、反応が上がってきているように感じます。
第一候補として狙っていたクルーネックもマイサイズは完売しましたし、、、(涙)
正直言いますとこの『圧倒的軽さ』は画像では伝わりにくい、、、直に触って初めて感動するタイプのアイテムなんだと思います。
クルー、モック、タートルと定番どころのネック以外にもスキッパータイプをセレクトしてまして、人と被らないのが良い!という天邪鬼な方におススメしたい逸品です、いかがでしょう?
DUNO(デュノ)フーデッドダウンコート
¥95,040
干場氏の気絶ブログでも紹介されていたのも記憶に新しいDUNO、今シーズンからgujiでも微量ですが取り扱いをスタートです。
弊社のダウンアイテムと言えば既にHERNOがかなりの幅を利かせていますが、どちらかと言うとギアっぽい雰囲気があるブランドなので、すみ分けも出来てますしカジュアル寄りの自分としても取っつきやすいアイテムなんですよね。
ロゴも控えめですし、形もモンスターパーカーなどのミリタリーを意識したような雰囲気ですし、着丈の長さも丁度いい、あとプライスもこの面構えなら良心的じゃないでしょうか。
ちなみに、暑くなった時に脱いで背負うことが出来るようにベルトが付いてますが、普段の生活の中ではあんまり使わないような気がしますね。。。
TAGLIATORE(タリアトーレ)バルカラーベルテッドコート
¥102,600
英国調、英国調、英国調、とこちらもしつこくプッシュしているワードの一つですが、そろそろ本格的に気分になってきた方も多いのではないでしょうか?
TAGLIATORE謹製のシンプル且つ美しさが光るベルテッドコートにガンクラブチェックを乗せることで、とってもトレンディーなコートの出来上がりなワケです。しかも同型の無地のタイプとお値段は変わらずという、ちょっとお得感も感じるこの一着。
どうしても、冬場のアウターはシンプルな物に偏りがちになってしまうので今年はこのぐらい攻めたアイテムでもいいかなと思っている次第です。
BARENA(バレナ)デニムトラッカージャケット
¥52,920
LEVI'Sのトラッカージャケットに比べるとやや割高だなぁ、と貧乏根性丸出しで思っていたんですが、実はVintageClothingラインの物と比べると同じぐらいのプライスなんですね。
それならばBARENAの方が断然好みだなという事で、実際に試着しましたが何ともクリーンな雰囲気でツボにはまりました。
このブランドの良いところはアメリカ的な匂いのするアイテムを、ちょっと品のある雰囲気に仕立てくれるところでして、そういったブランドの味付けが今の気分にピタッとハマってくれる、そんな気の利いた一着ですね。
Giannetto(ジャンネット)コットンギャバジンレギュラーカラーシャツ
¥29,160
今シーズンもセールスが好調なGiannetto、元々はlaboratorioでの取り扱いだけでしたが少しだけ欲を出してguji本体でもセレクトしています。
シャツはもとより、近年ではライトなジャケットやパンツなどもスマッシュヒットしているのも記憶に新しいですね。
そんなGiannettoから、やや異彩を放つワークテイストなシャツが登場したので『これはピックアップせねば!』と鼻息荒くご紹介。
タフさを感じる生地感とワーク感を感じさせる色合い、まさに好み。更に言うとミリタリーシャツの雰囲気で綺麗に着れるというのも素敵ですし、王道を征くのであればデニムで合わせるのがマストかなと思います。

運動不足を解消すべく、ここ最近は帰宅時はできるだけ1駅手前で降りて歩く様にしているのですが、果たして効果が表れるものなのでしょうか・・・
次の健康診断の結果如何によっては、本格的な糖質制限を考えています・・・
Casely Hayford(ケイスリー ヘイフォード)ウールガンクラブチェックバルカラーコート
¥127,440
基本コート類はこれまで無地の物しかあまり見てこなかったのですが、1〜2年前から少し気になっていたのがモードブランドの出すガンクラブチェックやハウンドトゥース柄のコート。
本格的なイタリアンファクトリーブランドの物と比べ、ボディバランスや柄の色合い、ディティールやコートそのものの持つ雰囲気などが”似て非なるもの”といった印象で、クラシックなモチーフでありながらカジュアルやストリートなテイストのアイテムとミックスしたスタイルリングにバチっとハマるんです。
このCasely Hayfordのバルカラーコートは、無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインとボックス型のボリューミーなシルエット、100cmを超えるロング丈の雰囲気がありすぎる仕上がりでして、何よりクリーミーなチェックの配色が秀逸なんです。
個人的にはスウェットのフーディーにワイドパンツ、足元はハイテクのスニーカーなどを合わせた、時代感のあるストリートMixスタイリングをオススメしたいですね。
ma'ry'ya(マリア)ミドルゲージアルパカメリノウールメランジニットパーカー
¥42,120
バイヤーやスタッフにもファンが多く、balconeカテゴリーになくてはならない非常に重要なブランドであるma'ry'ya。
ベーシックなアイテムをベースにしつつディティールや素材、ボディバランス等でちょっと他とは違ったニュアンスのフェミニンなアプローチが凄く魅力的でして、フーディータイプのこちらのプルオーバーニットもそんな一つ。
ボリュームを抑えたなミドルゲージニットなんですが、こちらのグレーメランジタイプの方は糸の色の混ぜ方が素晴らしく、グレーがベースにありながらベージュや薄っすらとブルーのニュアンスなども入っており、他では出せないような優しいトーンに仕上がっています。
ZANONE(ザノーネ)ウールカシミヤナイロンマドラスチェック大判ストール
¥43,200
毎年この時期になると気になりだすのがマフラー類。
個人的には程よくボリュームがあってほんのりカジュアルな雰囲気の物が好みなんですが、無地だとどうしても手持ちの物と被ってしまい中々買い足すまでには至らないまま冬が終わる・・・といった様な事を繰り返してばかり。
そんなサイクルにもようやく終止符を打てるかもしれないと思えたのが、こちらのZANONEのニットマフラーです。
一見プレーンに見えて実は少し独特のチェックのパターンになってまして、オフホワイトXネイビーといったベーシックな配色にブークレタッチの立体感のある編み地、ニット一枚のスタイルから重厚感のあるアウタースタイルまでをカバーしてくれる秀逸なボリューム感・・・といった、単純な見た目の良さだけではないこだわりが詰まった逸品です。
THE GIGI(ザ ジジ)DREW ミドルゲージウールケーブルチルデンニット
¥51,840
少し気になっていたチルデンニット。
きっかけはパリコレのランウェイで某ブランドが打ち出した”ニュータイプのスクールスタイル”とも言えるルックを見てからなんですが、昨年から今年にかけても多くのブランドで見かける様になりどうやら完全に頭に刷り込まれてしまった様です・・・
普段のスタイルに取り入れるにはややハードルが高いイメージのチルデンニットですが、このGIGIのチルデンニットは他のブランドの物と比べ良い意味サラッとしたビジュアルでして、無地モノのノリで着て頂ける手軽さを持ち合わせています・・・が、ただそれだけの理由であれば探せば他でも割とすぐ見つかるかと思うのですが、このTHE GIGIの物は一味違うんです。
やや着丈と袖丈が長めに取られており、個人的にどこかストリートなニュアンスを感じるTHE GIGIらしい仕上がりでして、長めのシャツとのラフなレイヤードスタイルなんかにチェレンジしてみたくなりますね。
DUNO(デュノ)ウール×ポリエステルコンビフーデッドダウンジャケット
¥84,240
ブルゾンはもうかれこれ4〜5年ぐらいずっとなんですが、真冬に極寒の時期になるといつも「ダウンブルゾンが欲しいなぁ・・・」となるものの、選択肢が非常に多いジャンルが故に絞り込むことができず、ようやくある程度絞り込めた段階ではもうサイズ欠け・・・・といった状況に陥る事が殆どで、いわゆるダウンブルゾン難民状態が続いています。
今年こそは、という事で早くから色々とリサーチはしているのですが、本格的過ぎずかといってラグジュアリー過ぎない”丁度良い塩梅”の物は中々見つけるのが難しく、スポーティさを抑えたコート的な落ち着きのある雰囲気の物というのはやはり今年も見つからないな・・・と諦めモードだった中、何と当店で出会いました。
今シーズンより新しく取り扱いの始まったイタリア発のDUNO。
ナイロン部分とウール部分の切り替えパターンが特徴的なこちらは、程良いスポーティーさやギア感を漂わせたクールな仕上がりでして、HERNO一人勝ちのこのカテゴリーでもしかすると他を脅かす存在となるかもしれないポテンシャルを秘めています。

先日、育てていたミニ盆栽が枯れてしまいました。購入時、盆栽は育てるのが難しいとは聞きましたが、ドッキリなんじゃないかと思うぐらいシナリオ通りに枯れていきました。
盆栽に詳しい方がおられましたら育て方を教えて頂きたいです。
COVERT(コーベルト) キャバリーツイルチェックオーバーペーンジップブルゾン
¥70,200
少し大きめのチェック柄ですがグレー×ネイビー×ブルーをベースとしたカラーリングで派手になり過ぎず統一感のある見た目に仕上げていて、普段柄物を苦手としている方でも合わせ易く使いやすいアイテムになっています。
そこにオーバーペーンの挿し色としてイエローを入れているところに脱帽です。
今期のトレンドであるブリティッシュもしっかりと汲み取っており、COVERTのフィルターを通してインプットとアウトプットをしたい、まさに旬のアイテムだと思います。
どんなコーディネイトにも合うと思いますし、上からコートなどを羽織っても面白いかも知れませんね。
個人的にこういったブルゾンは持っていないので、かなり気になっております。
KIRED(キーレッド)デタッチャブルパデッドライナー付きコート
¥198,720
毎季、ハイクオリティなアイテムをリリースしているKIREDですが、今季も目を奪われるアイテムが入ってまいりました。インナーダウンを取り外し出来る2wayタイプで一目で高機能素材が使われているんだろうなと予想がつくほど見た目もハイセンスな一着です。
こういった高機能な見た目というのは、男性であれば子供の頃から好きというのがセオリーですね。
着用し、前を閉めるとシンプルな見た目でスーツスタイルにも合うというところも見逃せないです。
気温によってインナーを外して調節出来ますし、少々の雨でも大丈夫となると一年の4分の3は使用できるので重宝する事間違いなし!
付属品のコートカバーもまた配色と良い柄と良いセンスの良さが感じられますね。
ZANONE(ザノーネ)7ゲージウールフィッシャーマンリブモックネックニット
¥39,960
今季、どのブランドも猛プッシュしていますモックネック。店内にも様々なモックネックが並んでおり中にはタグを見ないと違いが分からないなんて商品もある中、こちらのモックネックだけ一際違うオーラを放っておりました。
どのモックネックもハイゲージか5ゲージなのに対しこのモックネックはふわりとしたウォーム感がありどこか大人の余裕みたいなものを感じさせます。
ネック部分に関しては少し高く設定してあるのですが、かなり緩いつくりになっていてそこにも大人の余裕が滲み出ていました。
ここでボディラインまで緩くしてしまうと雰囲気が大幅に変わってしまいますが、少しタイト目にすることによってジャケットやレザーのインナーにばっちり合いさらに雰囲気が益すニットになっています。
これを着れば僕も大人の余裕が出るのでしょうか。気になります。
Bagutta(バグッタ)ウォッシュドコットンフランネルソリッドオープンカラーシャツ
¥27,000
一見、いい意味でパジャマかと勘違いするぐらいクリーンで上品なこちらの開襟シャツ。
近年よく目にする開襟シャツはサテンやコットンを使用していて本来は防暑服ということもありラフなイメージでしたが、バグッタはフランネル生地を使用し襟型を少し小ぶりにすることによってラフさの中にもクリーンで上品な大人っぽい雰囲気を出しています。
ボディもタイト過ぎず緩過ぎず、程よいボックスシルエットでスタイリングの幅も広がり一枚で着用はもちろんジャケットのインナーとしてもお使いいただけます。
イタリアシャツブランドだけあって洗練された印象が頭から離れません。
JACOB COHEN(ヤコブ コーエン)PW688 タイトストレートデニム
¥45,360
JACOB COHENと言えばインディゴデニム。テーラードデニムとも言われるジャケットにも合うような美シルエットで有名ですが、実はブラックデニムも密かに人気なんです。
ブラックのパンツ、ましてやブラックデニムなんてものはどんなコーディネートにも合うに決まっていますし飽きもこず、個人的にはパンツ界最強だと思っております。
しかも、JACOB COHENのブラックデニムとなると美シルエットなうえに使い勝手がプラスされるとなるとパンツ界では独走的な位置になるのではないでしょうか。
厚みもしっかりとありそれでいてストレッチが効いていて動きやすく非の打ちどころがございませんので即買いの一本だと思います!
気になる。