『田野浩志の'そうだ スーツ、着よう'』Vol.18

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「そうだスーツ、着よう。」でお馴染み?9月、10月とお店も少し盛り上がってきて一安心も束の間、ヨーロッパ諸国のコロナ感染者数が増えてきていることで、まだまだ油断はできないなとやきもきする毎日が続いている田野です。

商売って本当に難しいですね。しみじみそう思います。

上手くいっていたとしても突然何かの要因で奈落の底・・・なんてこともあり得ますので、不測の事態に備えておく必要はもちろん大切ですし、慎重に慎重を期すことも大切、ですが時には大胆に舵を切らないと駄目な時も絶対に必要ですしね(汗)

まあその難しいところが商売の醍醐味でもあると思うんですが、残念ながら僕はまだまだその境地には至らないです。


ところで僕の今の一番の悩み事をサラリと言ってしまいますが、実は名古屋に新規出店を悩んでいます。

そんな大事件こんなところで今軽く言ってしまうんか〜い!と言われそうですが、あくまで悩んでいる段階ですのでまだ決めた訳ではございません。

今回の事態がなければ出店に踏み切ろうと思っていましたが、今となっては状況を見据えてそれこそ慎重に慎重を重ねて検討したいと思っておりますので、もし良かったらですが皆様のお力添えで背中を少し押して頂けると幸いです(願)

ということでちょっと重い出だしだったかもしれませんが、今回の「そうだスーツ、着よう。」実はスーツではございません。


どうやら今年の冬は例年より寒くなるそうで、コート好きの僕にとっては願ったり叶ったり。

商売的にもここ数年は暖冬が続いていたこともあってアウター関係は苦戦をしていたので、寒くなることは大歓迎ということで、今回は僕が選ぶお勧めコート6選をお届けしたいと思います。


もう紹介しまくってますね。

我らが良きパートナーRING JACKET(リングヂャケット)さんに別注をしたsalotto di gujiの永遠の・・・もとい、暫くは定番のカシミヤコート。

永遠は言い過ぎですね。現時点ではこれに代わる定番のコートは無いと思っていますが、未来はもっと素晴らしいコートがきっと待っていますしね。

そういえば僕が婚約指輪を探している時に聞いた話ですので今は定かではありませんが、ダイヤモンドの色で一番美しい色はDなんだそうですね。

何でもA,B,Cはまだ見ぬダイヤモンドが発見された時の為に使わずにおいてあるんだとか。

素敵な話です。

あれ?

今ネットで調べたらDAIAMONDのDからスタートってなっている・・・まあどちらでもいいんですが、ここはロマンチックな方を信じましょう。

ということで弊社のLoro Piana(ロロピアーナ)カシミヤ100%コートは間違いなく現時点ではDランク。

大好きなBEGG&CO(ベグアンドコー)のカシミヤブラックウオッチとのコンビネーションもDランク。


前回の「そうだスーツ、着よう。」はご覧頂けましたでしょうか?

そのコンテンツの表紙にもなったGianfranco Bommezzadori(ジャンフランコボメザドリ)のこちらもカシミヤ100%のラップコート。

お客様から無茶苦茶好評でお褒めの言葉をよく頂きますが、まだ実売には至っておりません(汗)

でも本当にエレガントで素敵なコートです。

やっぱり値段かな・・・と思いきや説明不足だったのか、こちらのカシミヤはあのイタリアの名門CARLO BARBERA(カルロバルベラ)社製でかなり肉厚。

弊社が掲げる「いい物を大切に長く着て欲しい。」という想いにピッタリのコートです。


続きまして弊社の熱〜いリクエストによって実現したKIRED(キーレッド)のバルカラーコート。

ちょっとだけ浪速の商人魂出してしまいました。

最初に見たサンプルはこちら↓


そうなんです、着丈を10p長くリクエストしたのに、価格は据え置いて欲しいという無茶なお願いを聞いて下さった、そこに至った過程はエレガントではないけれど、見た目は滅茶苦茶エレガントなバルカラーコート(汗)

表地は先程のGianfranco Bommezzadoriのラップコートと同じくCARLO BARBERA社製のカシミヤ100%、裏地はLoro Piana社製ストームシステム、しかもリバーシブルというおまけ付きパーフェクトコート。

こちらも是非大切に長く着て頂きたい逸品です。


そして同じくKIREDなんですが、こちらはかれこれ3シーズン目に差し掛かる、それ程惚れ込んでいる大人なダウン。

こちらもCALRO BARBERA社製カシミヤ100%を使用した最強ダウン。

決して、決して安くはありません。

でも、でもです。

これだけは言い切れます。絶対に価値があります。

定番のネイビーやカシミヤの良さを存分に味わうことのできる淡色はもちろん最高ですが、ブラックもラグジュアリーモード感が溢れて是非お勧めです。


このコートも何シーズンお取り扱いしているかな・・・

Belvest(ベルベスト)はgujiのドレス部門として2014年にスタートさせて頂いたsalotto di gujiどころか、guji自体が京都でスタートした2006年から大切にしているブランドです。

歩くと風になびく様は本当にエレガントですし、Belvestを着る・・・もとい、まとう喜びですね。

こちらも今年お勧めのラグジュアリーモード感溢れるブラックを今期は別注しました。

着丈も少し長く、よりBelvestらしくエレガントに仕上げて頂いております。


最後に真打ちISAIA(イザイア)です。

数名のお客様からジャケット生地くらいの厚さで、より軽さを感じれるチェスターコートがないかとリクエストを頂くことがあります。

ご用意致しました!しかも一昨年、昨年とジャケットでご用意させて頂いていたISAIAの生地コレクションの中でも最高ランクTOP CHINAにて。

シルク×カシミヤかと思わせる程の滑らかさと艶、そして軽さがあるにも関わらずカシミヤ100%という贅沢極まりない生地をコートに仕立てました。

本当に大切に長く着て頂きたいと思っています。

以上僕が選ぶコート6選如何でしたでしょう?

弊社が推奨するサステナビリティへの想いは「いい物を大切に長く着て頂きたい。」です。

今回ご紹介させて頂いたコートは、全てその想いが詰まった自信を持ってお勧めさせて頂けるものばかりですが、かなり高額なコートばかりだったかと思います(汗)

もちろん他にもお勧めコートはたくさんご用意させて頂いておりますし、もっとお求め易いものも当然ございます。

どのような価格帯のコートであれ、弊社では実際の物と見合う価格の物をご提案しているつもりですので、是非お客様にとって大切な逸品を選んで頂いて長く着て頂ければいいなあ〜と思っています。

それではまた次の「そうだスーツ、着よう。」ご期待下さい。



今回着用したアイテム一覧

そうだ スーツ、着よう

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