お部屋探しを進めていくうえで、最も大切な判断材料の一つになる内見。
写真や間取り情報だけでは分からない、暮らしに直結するさまざまなポイントを細かくチェックできる重要な機会です。
今回の記事では内見をするうえで、必ずチェックするべき項目をまとめました。
実際にお部屋に行くとテンションが上がり、間取りや雰囲気だけに気を取られてしまうということが多々ありますので、あらかじめチェック項目を抑えておくことが大切です。
それではひとつひとつ順番に見ていきましょう!
壁をこんこんとたたいて壁の厚さを確認したり、隣の部屋の生活音が漏れて聞こえてこないか、壁に耳を当ててみたりするのが有効です。
防音性の高さは、鉄筋コンクリート→鉄骨→木造の順になりますが、構造によっては、鉄筋でも音漏れが気になったり、木造でも高い防音性が保たれる物件もあるので、現地で必ず確認しましょう。
外に日当たりを遮るような建物がないか、朝昼夕で太陽がどの位置にくるか、窓が付いている向きなどを確認しましょう。
窓のサッシが湿気で変色していないか、壁の隅にカビの跡がないかを注意してみてみましょう。
湿気の多さは、パッと見ただけではわかりませんが、後々住み心地に大きく影響する要素です。
ゴミ捨て場や駐輪場がキレイに使われているか、掲示板に騒音トラブル等の張り紙がないかなど見て回りましょう。
近くにスーパーやコンビニ、病院があるかなど、実際に暮らすイメージをしながら利便性を確認しておきましょう。
また、夜の時間帯に最寄駅からの道や家の周辺を歩いてみると、外灯は十分にあるか、危ない雰囲気ではないかなどもわかります。
ひとり暮らしをされる方は要チェックです。
電波がしっかり入るか、繋がりづらい場所はないか、スマホを持ちながら部屋の中を歩き回ってみましょう。
生活スペースを広く確保するために、クローゼットの数・広さは重要です。
収納スペースを把握したうえで、家具や家電の配置を考えていきましょう。
あわせてコンセントの位置も確認しておくとスムーズです。
備え付けのエアコンの年式が古いものだと、電気代が高くなる場合があります。目安としては10年以上古いものは避けたいところです。
新品への取替を交渉してみるのもいいでしょう。
内見時に水道が通っているようであれば、シャワーの水圧が十分か、トイレはしっかり水が流れるかを確認させてもらいましょう。
キッチンやお風呂の排水溝からイヤなニオイがしないかチェックしておくことも大切です。
前に住んでいた人の居住期間や退去した理由を不動産屋さんに聞いてみるのもおすすめです。
あまりにも入れ替わりが激しかったり、空室期間が長かったりする場合は、その物件に何か問題があるということも考えられます。
チェックしたほうがいいポイントをしっかり理解して、内見することで物件選びがとてもスムーズになります。
項目が多くてちょっぴり面倒に思えるかもしれませんが、これからの生活の快適さを左右する重要なポイントですのでがんばりましょう!