自宅で過ごす時間が増えると、自分のこだわりや好きなモノの輪郭がくっきりと浮かんできます。
たとえ小さなアイテムであったとしても、その存在は、共に過ごす時間を上質なものへと変えてくれます。そんな、革小物たちをご紹介します。
使い込むほどに個性が出て、魅力の増していくgentenの革。その秘密はタンニンにあります。
gentenの革は腐敗を防ぐために、自然の植物からとれるタンニンの液に2ヶ月以上もじっくり浸しています。この「タンニンでなめす」という工程が革を自然のまま活かしているのです。
今や革製品の多くは、タンニンではなく、大量生産ができる金属由来のクロムでなめされています。このクロムでなめした革は
時が止まったようなもの。時を経た美しさを刻むことはできません。
gentenの革は天然素材からつくられているからこそ、自然に沿った時の流れを感じることができるのです。
革小物は特に革の変化する魅力を感じていただけます。手で触れる機会が多いので革が育ちやすく、触れ方により個性も出やすいのです。また、鞄のように日光や雨にさらされる機会も少なく、初心者でも気負わずに付き合っていけます。
時間を経ると、これほど表情が変わります。長く愛用するうちに、革が含んでいるオイルが染み出て、
色は深く、艶やかな表情へと変化してゆきます。
こちらはgentenスタッフが16年にわたって愛用している名刺入れです。茶色が濃く深みを増し、アンティークのような色合いに。
小さなキズやシミも時を刻んだ証として、味わい深い革の表情を形づくっています。
gentenではじっくりと手間をかけたものを長く使っていただきたいと思っています。
長く付き合う、あなたのお気に入りの一品を探してみませんか？
しっとりとした質感のブックカバーは、ページをめくるごとに次第に手のぬくもりが宿っていきます。
本との時間が革の表情に刻まれていく。触れ方や共に過ごす時間の長さにより、革の表情はさまざま。色、艶、質感。それは革と積み重ねてきた、
あなただけの時間の現れです。
贅沢に一枚革で仕立てたマウスパッドは、無機質になりがちなワークスペースにあたたかみをプラスする存在。
仕事中であっても、マウスを操作するたびに触れる革の質感に安らぎを感じます。
マウスを操作するとき、知らず知らずのうちに出てしまう癖。その癖がいつの間にか個性として革に刻まれていきます。あなたの頑張りを側で支えてくれるその表情がとても愛らしく感じる一品です。
ブルーライトをカットする眼鏡を掛けたり、リーディンググラスを使ったり、意外と眼鏡を掛けかえるシーンは多く、眼鏡ケースは傍らに置いておきたい小物です。
ハリのある一枚革で仕立てた眼鏡ケースはサラッとした手触り。普遍的なデザインは、佇まいの美しさにもつながっています。
眼鏡を出し入れするとき、ケースをデスクに置くとき、革の風合いが手に伝わるのも嬉しい魅力です。
さらに、中に入っている鼻パッドを外すとペンケースや小物入れとしてもお使いいただけます。
世の中にはさまざまな素材のペンスタンドがありますが、革製のものには、格別な味わいが漂います。
二層になったスペースに入れるのは、ペンに限らず使う方の自由。創造力をかき立てるペンスタンドは、手紙をたしなむ方へのプレゼントにもおすすめです。
ペンの収納と持ち歩きに欠かせないペンケース。選りすぐった数本を入れるのに相応しい、大人のためのペンケースを2つ選びました。
すっきりとした三角形のフォルムのペンケースは、革本来の良さを引き立てるシンプルなデザイン。
潔い一枚革で仕立ててあり、縫い目が外側にあるのは、内側のスペースをすっきりとさせるためのちょっとした工夫です。
gentenを象徴する花の中央に星を配したモチーフが個性的なペンケース。このモチーフをあしらうことができるのは上質な革だからこそ。モチーフがつくり出す陰影の美しさは、思わず見惚れてしまうほどです。
エターナルな美しさを秘めたカードケースは、上質な革でできているから、大切なカードをしまうのにぴったり。お出かけ先で手にするたびに、何だかうれしい気分に。
また、おうちで過ごす時間の長いこの機会に、普段はなかなかできないカード類の整理に手を付けてみてはどうでしょうか。
ここまでご紹介してきた革小物は、どれもgentenの代表カラーである「50番色」のものばかり。雄大な赤土の大地を思わせるような、自然からインスピレーションを得て生まれた色です。
これまで年齢や性別という垣根を超え、時代を超えて、長く愛されてきました。革という素材を初めて手にする方にとっても、革の魅力を存分に味わえる色でもあります。
gentenの革小物は、手仕事で丁寧に作られ、時代や流行に左右されることなく、長く愛用できるものばかりです。自宅で過ごす時間が長いいまこそ、自分の身のまわりの小物を見つめ直してみてはいかがですか。