トレミーヤ01

まぶしさに、緑に、包まれて。
共に歩いてゆく。「トレミーヤ」

柳は緑、花は紅。

世の中は移り変わっても、季節を彩る美しさは今も昔も同じ。
春から初夏は生命の瑞々しい美しさを感じる季節。気分転換に、いつもと違った道を歩いてみる、少し遠くへと足を延ばしてみる。すると思いがけない自然との出会いが待っているかもしれません。

「トレミーヤ=3miglia」はイタリア語で3マイル。まぶしい緑の中、共に歩きたくなるようなバッグとポーチをご用意しました。

トレミーヤ02

植物染めならではの色のゆらぎ。
自然の持つ穏やかな色彩を糸に

トレミーヤで使用したソフトキャンバスは、植物染料をベースに、原料の綿の段階から染める「トップ染め」を採用。糸や生地から染める方法に比べ、コストのかかるトップ染め。それでもあえて選ぶ理由は、繊維の芯まで染料が浸透し、深みのある色に仕上がるから。

植物で染めることで、素材のオーガニックコットンによく似合うナチュラルな風合いに。
色は「竹炭」「カーネーション」「ブルーベリー」の3色。身近な食べ物や花、そして古くから親しまれてきた竹炭。自然の力を込めました。

トレミーヤ03

“節度”の意味をもつ孟宗竹の竹炭で染めた、静かで上品な薄墨色。

トレミーヤ04

カーネーションは“感謝”や、“慈愛”の込められた花。どこまでも優しい薄紅色。

トレミーヤ05

鈴なりな実りの様から“実りある人生”や“知性”との意味を持つブルーベリー。聡明な印象の薄青。

トレミーヤ06

近寄って見ると、単色ではなく、混合色である「メランジェ」カラーになっています。植物染めを用いることで、単色では得られない、自然がもつ多様さを含んだ豊かな表情に。自然の安らぎや癒しを感じるやさしい色合いに仕上がりました。

倉敷とタイの職人の手で、形に。
丈夫で洗える、デイリーユース仕様。

染め上げた綿糸を岡山県倉敷市へ。帆布やデニムの産地として知られる倉敷。その高い技術を用い、昔ながらのシャトル織機で、カツラギに。カツラギとは太い糸で織った厚手の綾織の生地のこと。デニムよりも薄手でやわらかく、それでいて丈夫。

倉敷で織った生地はタイの自社工場へ。そして、一つひとつ丁寧に、職人の手で仕上げます。

トレミーヤ07

ハンドミシンによるピンステッチ。ほのかなゆらぎに手仕事の温もりが。

トレミーヤ08

左からサコッシュ19,800円(税込)2wayワンショルダー31,900円(税込)

出来上がったバッグは「サコッシュ」と「2wayワンショルダー」の2型。
「サコッシュ」は3色展開、「2wayワンショルダー」は竹炭とブルーベリーの2色の展開です。

トレミーヤ09

サコッシュは中に仕切りがついていて、収納しやすい作り。

トレミーヤ10

サコッシュも2wayショルダーもgentenらしい革のあしらいがアクセントに。この小技の効いた革紐とアジャスター、実はテントのパーツから着想を得たもの。アウトドア気分を感じつつ、肩紐の長さを調整できる実用性も。

これらの革のパーツは簡単に取り外せます。そして、生地の部分を手洗い可能。日々使うものだからこそ、清潔に。使い勝手を考えた作りです。

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ポーチ 8,800円(税込)

バッグとお揃いのポーチも。内ポケット付きで使いやすさが魅力。1型、3色の展開です。

トレミーヤ12

年齢や性別にとらわれず
自由な価値観で

「トレミーヤ」はあらゆる人にお使いいただけることを目指して作りました。誰が持ってもしっくりくる、その秘密は絶妙なサイズ感と色合い。

トレミーヤ13

大きすぎず、小さすぎない程よいサイズ。2wayショルダーは手提げだけでなく、イージーリュックとしてもお使いいただけます。

トレミーヤ14

自然からいただいた、恵みの彩り。そして、それぞれに込められた、ささやかな願い。
草木にまつわる力、その言葉に思いをのせて、感謝をたくした贈り物にも。

日々の暮らしのなかに、ふっと、心がほぐれてゆく彩りをお届けすることができたら幸いです。

■トレミーヤのお手入れについて■

普段づかいのバッグなので、お手入れも簡単。生地部分は丸洗いできます。お天気の良い日に、革紐を取り外して、やさしく手洗いし、かたちを整えてから、陰干ししてください。

生地、革紐ともに防水スプレーのご使用も可能です。
革の部分のお手入れにはデリケートクリームやコンディショニングクリームをお使いいただけます。