原料屋の原料は、安心できる物、トレーサビリティーがはっきりしている物、本当に自分たちが食べ たいと思うもの、などを基準に取り扱い原料選びを行います。基本的に安全性の確認、規格書、 試験成績書が提出されない原料は取扱いたしません。そこで、原料の原料(いわゆる二次原料) も調査し、遺伝子組み換え原料が使用されている可能性があればその時点で取り扱いは中止し ます。
大手メーカーなどに多い例ですが、一般的に多く流通している原料で、供給を優先するために、 産地を特定せずいろいろなところ(国)から仕入れている原料が混在する場合があります。こういう 原料は原料屋では基本的に使用していません。やむをえず使用する場合はすべての産地を表記 します。なぜなら『産地が変わることによって、まったく別の商品になる。』と原料屋は考えているか らです。 有機JAS(=オーガニック)の場合は、畑から最終製品まで、すべて記録の保持が義務付けられて います。無農薬という観点だけでなくトレーサビリティーの面からも、原料屋ではできるかぎり有機 JAS(=オーガニック)原料を使用するようにしています。
原料屋の強みはメーカーとのパイプです。日本全国のあらゆる原料製造メーカーから加工工場、 そして輸入業者、さらには世界中の生産者とのつながりです。原料屋ではこのコネクションを今ま で大切にしてきました。だからこそ直接畑に出かけていったり、商品の改良を直接依頼したりでき るのです。その際も、立場は常にお客様の代表として接しています。 時にはメーカーとお客様の間に大きな意見の違いがあり、たくさんのお客様から寄せられる改善要 望を受けれていいただけないこともあります。そういう時は、また新たなメーカーを開拓することも あります。原料屋はメーカーを選ぶことができます。お客様の声を聞いていただき、些細な事でも 丁寧に対応していただけるメーカーかどうかを総合的に判断して選択しています。
お客様にとって商品がいつ届くのか最も気になるところです。ネットショッピングをしているとよくあ る事ですが、注文したあとで、納期をまたあらためてお知らせしますというメールを受け取り、「いつ 送られてくるかわからないの?」と思われることもよくあることです。原料屋では全商品オリジナル、 全商品適正在庫体制を整えています。温度、湿度管理された倉庫でお客様の大切な商品がい つでも発送できるように万全の体制を整えています。