人気のWinning DG7のデザインを踏襲し、軽さにこだわったレーシングモデルDG7R。DST成形技術により、軽量かつ高強度なホイールを実現させました。
汎用性よりも“走り”に重点をおいたサイズ展開を実現し、ビッグキャリパーにも 対応したデザインを採用することでサーキット走行にも対応します。

Dynamic Spinning Tecとは
マルチピースホイールのリム成形に用いられる【スピニング製法】を応用した 特殊なリム成形技術です。鋳造のリム部を鍛えながら延伸成形することで、 緻密なメタルフローを生み、鍛造に迫る強度と軽量化を実現しました。 デザイン性の高い鋳造技術と、強度・軽量化に強い鍛造技術を融合した高度 な技術です。最重要点である強度に関しては、国土交通省の設定するJWLの 規格基準に対し、120％の負荷試験に合格しております。また、弊社グラビティ (重力鋳造)製法の製品に比べ、約13％の軽量化を達成しました。

デザイン
ツインの7本スポークを採用し強度を確保しつつも軽量感のあるデザインのス ポーツホイールを目標に設計しました。スポークはホイールセンターからリム外 側いっぱいにまで伸びホイールをより大 きく見せ、またスポーク部分にあえて残 されたエッジはセンターに向かって深く コンケーブされたデザインをより際立た せます。カラーはマットブロンズとマット ブラックの2種を用意。マットブロンズ は表面にショット加工を施したあと、ス ポーク表面のみ切削加工をして“塗装”では表現の出来ない印象を与え、マット ブラックは完全な“マット”ではなく“ハーフマット”を採用することにより高級感 のあるマットブラックに仕上がっています。

耐久性
コンピューターによる強度シミュレーションを繰り返しVIAの強度試験値をクリア するために試験値よりも20%以上高い数値を想定してその条件に耐えられるよう 設計を行ない、衝撃試験、回転曲げ疲労試験、半径方向負荷耐久試験などあらゆ る試験を行って商品の耐久性にも拘りました。