ゼラニウムの楽しみ方
こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。
ヨーロッパの街並みに溢れている
ゼラニウムみたいに、
あなたもモリモリに咲かせて楽しんでくださいね!
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1. 植えつけについて
(プランターに植え込んでの出荷を希望された方は
必要ないので、飛ばしてくださいね♪)
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ゼラニウムは、根っこがよく張るとよく育ちます。
だから、届いたらそのままじゃなくて
必ず、大きな鉢に植え替えてあげてくださいね♪
【鉢について】
できれば、深さ20センチ以上のプランターを使ってください。
これから根っこを伸ばしていくスペースが
十分にとれるからです♪
1鉢に植えられる数は、以下の通りです。
●3.5号の苗の場合・・・65センチのプランターなら、6株
8号鉢なら、5株
10号鉢なら、7株
●4号の苗の場合・・・65センチのプランターなら、4株
●5号の苗の場合・・・65センチのプランターなら、2株
【土について】
■まずは、土選び■
「水はけの良い土」が向いています♪
実はこれ、あまり知られていないんですけど
かなり重要なポイントです!
水はけを重視することによって、
ゼラニウムの健康状態がよくなるんです。
ゼラニウムは加湿に弱いので、
水分が多すぎると
蒸れてしまうことが多々あります。
ちょっと意外かも知れませんが、
水はけが良い観葉植物用の土なんかは
ゼラニウムにぴったりなんです。
「知らずに、水はけが悪い土に植えたら
あっという間に蒸れて、根っこが溶けて
枯れてしまった・・・」というケースも。。
それぐらい、土は大事です!
観葉植物の土や、膨らむ培養土 を使ってください。
僕はこの「膨らむ培養土」を愛用しています
■土の量について■
植え終わったときに、
土が鉢のふちから3センチくらいのところまで
入っているようにしてください。
それは、鉢に満杯に土が入っていると、
お水をあげたときに土が上から溢れ出てしまうから。
この3センチのスペースを、
お水がたまるための「ウォータースペース」っていいます♪
植える前に、まず、鉢の底に1/3くらい土を入れて、
そこに苗をポットごと置いてみてください。
高さが足りなければ底の土を少し足して、
ウォータースペースが3センチくらいになるように
調整してみてくださいね♪
【植えつけ方】
底の土の高さが決まったら、ポットから苗を抜いて、
根鉢をほんの少しだけ崩して、土の上に置きます。
(崩さなくてもダイジョウブなくらいなので、ほんの少しだけ崩せばOK。)
そして、隙間に土入れやスコップなどで土を入れて行きます。
ある程度土を入れたら、
わりばし等で土の上から突っついて、
苗と苗の間に土を隙間なく入れていきます。
最後にたっぷりお水をあげて、植えつけ完了です!
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2. 置き場所について
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以下の2つを守れば、どこでも大丈夫♪
【1】日当たりのいい南か東のお庭、ベランダに置くこと
【2】雨ざらしにならないようにすること
日当たりが足りないと、お花が少なくなったり、
葉っぱが黄色くなっちゃいます。
雨ざらしにしないのは、
加湿に弱いゼラニウムは
雨がつづくと根元から蒸れて
根っこから枯れてしまうから。
※真夏と真冬だけは、置き場所が変わります!
このメールの「5.夏越し&冬越しについて」を
ご参考にしてくださいね。
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3. 水やりについて
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土がよく乾いたら、たっぷりとあげます。
必要以上にお水をあげると、
下の方の葉っぱや
根っこが腐ってしまいます。
だから必ず、土がよく乾いてからあげてくださいね!
冬場は、乾きすぎなぐらいでもちょうど良いです。
季節によって、土が乾くスピードが違うので
そのときに合わせて、お水をあげてくださいね。
「乾いたらたっぷり」のリズムで
メリハリのある水やりが基本です!
●春と秋の水やり
10℃~25℃の季節は
ゼラニウムの成長期なので、お水もよく吸います。
土がよく乾いたら、
鉢底から水が流れるくらいたっぷりあげてください。
●夏の水やり
最高気温が25℃以上の暑い時期は、
人間と同じようにゼラニウムも
お水をよく吸うので、土が乾くのが早いです。
1日2回、朝晩あげることになると思います。
●冬の水やり
最高気温が10℃以下の寒い時期は、
あまりお水を吸いません。
土もなかなか乾かないので、
1~2週間程度に1回の水やりで十分だったりします。
【水やりのタイミングがよくわかる裏ワザ】
「土がよく乾いたら」と言われてもちょっと難しいですよね!
それが簡単にわかる方法があります♪
土の表面が乾いてきたな~と思ったら、
土にわりばしを挿してみてください。
30秒ぐらい待って、抜いてみます。
わりばしが湿って土がくっついてきたら、
まだ土に水分がある証拠。
わりばしが乾いたままで土もくっついてこなかったら、
土に水分がないので、お水のあげ時です♪
土の表面が乾いているように見えても
土の中はまだまだ水分たっぷりだったりするので、
お水のあげ過ぎ防止のためにも
やってみてくださいね(^^)
それもなんか難しそうだな~と思った方は
植物の水分計 を使うと便利です。
僕も愛用中です!手放せなくなりました!
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4. 肥料のあげ方
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もっとモリモリ咲いてほしい!という方は、
この裏技を♪
秘密は、肥料のあげ方です。
まず、プロが使う基本肥料を月に1回のペースであげる。
さらに、お花が咲いている時期は
普通のお水ではなく、
「咲きMAXを2,000倍に薄めたもの」を
お水の代わりにあげてみてください。
たったこれだけで、
次々に花芽が上がってきます!
普通にお水をあげていただけの場合とは
お花のボリュームが全然違いますよ(^^)
●重要●
ゼラニウムが成長するのは、
最高気温が10~25℃の時期だけ。
それより寒い真冬や、暑い真夏は
成長期じゃないので、肥料はストップしてください。
あまり成長しないときは、栄養がいらないんです。
肥料をあげると、栄養過多になって枯れてしまうこともあるので
お気をつけてくださいね!
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5. 夏越し&冬越しについて
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【夏越しの方法】
30℃以上になる夏は、風通しの良いところに置いてください。
ゼラニウムにとって真夏の日差しは強すぎて
炎天下ではお花が咲かなくなってしまうので、
軒下などの日陰がいいですよ♪
※暑いと葉が白っぽく変色しますが、
これは自然なことなのでご安心ください。
ゼラニウムが暑がっているサインです。
【冬越しの方法】
軒下で育ててあげてください。
霜が当たるとダメになってしまいます。
日当たりがよくて環境もよければ、
冬でもポツポツと咲いてくれることもありますよ(^^)
厳寒期(関東なら2月ごろ)には、葉が赤く紅葉してきます。
これも自然なことで、
枯れているわけではないのでご安心くださいね♪
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6. 葉っぱまでキレイに楽しむヒケツ♪
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梅雨など、ゼラニウムに雨が当たる場合は
花びらが散り始めた花茎は、
すぐに花茎ごと摘んであげてください。
まだツボミが残っていても、
摘んでしまった方がいいです。
散った花びらが葉っぱの上に落ちると、
雨に当たったときに
濡れた花びらで葉っぱが蒸れたり、
変色してしまうからです。
まだツボミが残っているのに摘んでしまうのは
可哀想に感じられるかも知れません。
でも、葉っぱをキレイに保つためだけじゃなく、
新しいお花をどんどん咲かせるための
工夫でもあるので、ぜひ試してみてくださいね。
そうやってモリモリに咲いたゼラニウムは
やっぱり、存在感が全然ちがいますよ(^^)!
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