ストレプトカーパスの楽しみ方
こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。
ストレプトカーパス、珍しいお花ですよね!
上手に管理すると、1年中お花を楽しむことができますので、是非お楽しみくださいませ!
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1. はじめに・・・
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このお花は、室内で育てるのに適したお花です。
どうぞ、薄日が差すような窓際で
お楽しみいただければ幸いです。
また、根がとても弱いため、
植え替えに耐えることが難しいお花です。
よって、プロの手により、鉢の中へポットのまま
キュッと閉じ込めたスタイルが
このお花には適しております。
この状態で、2~3年は大丈夫ですので、
普通のお花のように植え替えなどは
決して行わないようにお気を付けくださいませ。(^_^)
では、1年間の管理をわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
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2. 春夏秋冬の管理
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【春と秋】
気温で数えると、最高気温が15度から25度くらいまでの季節です。
この時期は、窓際にレースのカーテンが
あるような薄日が差す状態がちょうど良いです。
【夏と冬】
極端に強い日差しや、寒さはとても苦手です。
窓際は比較的環境が厳しくなるため、
室内の明るい場所に移してください。
室温は、15度~25度くらいまでが良いです。
寒すぎたり暑すぎたりするとお花の数が減りますが、
春や秋になれば、またお花が
咲いてくれますので、無理をせず、
一番良いと思う場所に置いてください。
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3. 水やりと肥料
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土が乾ききるちょっと手前くらいに与えるのがちょうど良いです。
手で土を触ってみて、
少し湿度を感じるか感じないか程度の状態がお水の与え時です。
草花を育てていらっしゃる方であれば、
草花のタイミングよりもちょっとだけ早めと
言った具合です。
お水やりが遅れると、花持ちが極端に悪くなり、
終わる花が突然増えますので、
毎日眺めていると、
なんとなくわかるようになると思います。
難しいな。という方は、
植物の水分計を使うと便利ですよ!
肥料に関しましては、
固形のものよりも液体肥料が好ましいです。
咲きMAXを2000倍と通常よりも薄くしたものを
水やり代わりに与えていると、
次々と新しい蕾を持ち上げてくれ、
毎日のお手入れも楽しくなります。
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4. 花がら摘みに関して
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毎日古いお花が終わり、
新しいお花が咲くタイプの植物なので、
毎日終わったお花が出てきます。
1本の茎に2つから3つのお花が咲くので、
枝分かれしている花茎の部分から
お花をプチッと摘んでいただくと良いです。
お花だけを摘んでしまうと種ができてしまい、花数が減ってしまいます。
また、毎日摘んでいると
1本の茎に対してお花が0個になる場合があります。
その場合には、茎の根元付近からハサミでチョッキンと切ってあげてください。
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5. 葉っぱに関して
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このストレプトカーパス、
葉っぱがかなり大きな植物なので、
「葉が邪魔だな」と
思うことがあるかもしれません。
いっそ、「葉っぱがないほうが綺麗なのに」とおっしゃる方も中にはいらっしゃいます。
葉を根元から切ってしまっても良いのですが、
水の吸い上げが悪くなったり、
光合成ができなくなったりとあまり良いことはありません。
できるだけ葉は育てるようにしてください。
大きすぎる葉のみを切り、
次々出てくる小さ目の葉を残しておくテクニックもありますので、
あなたの腕前に合わせて、
色々と工夫してみてくださいね!
それでは、説明はこちらでおしまいとなります。
素敵なお花、楽しんでください!!