プルメリアの楽しみ方

こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です!



お家で簡単に南国気分を楽しむための、
プルメリアの育て方をお話しますね♪


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★★★もくじ★★★

1.お届け時の状態について

2.植え替えについて

3.プルメリアの育て方

4.気まぐれなプルメリアを楽しみましょう♪

5.プルメリアを虫や病気から守るには?

6.店長 古屋のプルメリアお悩み相談室♪

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1.お届け時の状態について
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●お花がついていないプルメリアが届きます。
(※花芽付をご希望された方は、花芽がついています。)


プルメリアは、その年に咲くか咲かないか、
生産者さんでさえわからない
とっても気まぐれなお花なんです。

南国の、ゆったりした気分のお花です。

その分、咲いてくれた年の
喜びはとっても大きいので、気長に育ててくださいね(^^)♪



●葉っぱの点々やシミのようなものは、「日焼け」しているだけです。


到着したときに、葉っぱに茶色い点々や
シミのようなものが出ていることがあります。

これは「葉焼け」と言って、人間でいう日焼けと同じ状態です。


日差しで葉っぱが焼けているだけで、
健康には全く問題ございませんので、ご安心ください(^^)

プルメリアは比較的、葉焼けしやすい植物の一つです。


特に、産地では直射日光をたくさん当てて育てているので、
葉焼けが出やすいです。

これは、日よけして栽培すれば、葉焼けこそ起こさないものの、
ひ弱で病気に弱いプルメリアを作り上げてしまうからなのです。

なるべく、プルメリアの原産地タイに近い環境で
丈夫なプルメリアを育てるため、
あえて直射日光を当てているんです。

キレイな葉のプルメリアであることは、
商品を販売する上で
とても大切なことだと思っているのですが、

それ以上に、丈夫で病気などに強い
プルメリアである必要性を感じているため、
この状態でのお届けをさせて頂いております。


届いたときの見た目がキレイなことよりも、
お客さまが育てられてから「よかった」と思っていただける、
そんな丈夫なプルメリアをお届けしたいと思っております(^^)

※ただ、お届けして数週間以上経ってから
 葉っぱにシミが出てきた場合は、病気の可能性もありますので、
 ご心配なときは、すぐにご相談くださいませ。




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2.植え替えについて
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6寸以上のプルメリアの場合、
すぐにでも、大きな鉢に植え替えてあげてください。

年数が経っている分、根っこもよく回っているからです。

(※ただし、「キャプティベイト」・「ケンズホワイト」・「ジェニー」の6寸は
 まだ根っこがよく回っていないので、
 植え替えは翌年にしてあげてください。)



鉢が変わるだけで、ガラッと雰囲気が変わって
南国ムードをさらに演出してくれます☆

ホームセンターやインターネットで
ぜひ、お気に入りの鉢を見つけて、
あなただけのオリジナルなプルメリアを
楽しんでくださいね(^^)

植え替えてあげた方が、お花も付きやすくなります。


■植え替えるときの注意事項

夏に植え替える場合は
必ず、温度が下がった夕方以降に植え替えてください。

暑い中で植え替えすると、
根っこが暑さにやられてしまいます。

日中に植え替えても平気なのは、6月までです。


■鉢のサイズ

今より二周り大きな鉢がベスト。

鉢のサイズが株の大きさに合わないと、
お水やりのペースが難しくなったり、
根っこを張るのに栄養をとられて
お花が付きづらくなることがあるので、
サイズは守ってくださいね♪


・6寸なら→8寸(直径24センチ)の鉢へ植え替え

・8寸なら→10号(直径30センチ)の鉢へ植え替え


■土

観葉植物用の土や、当店の 膨らむ培養土 を使ってください。
水はけのよさが、プルメリアにちょうど良いからです。


■植え替え方

鉢から抜いたら、そのまま好きな鉢に植えるだけ♪

鉢の中で根っこが回って
上手く抜けない場合は、
鉢の底から出ている根っこはむしり取ってOKです。 
あとは、鉢を叩いたり、鉢と土の間をナイフのようなもので
剥がすようにしながら抜いてください。




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3.プルメリアの育て方
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プルメリアは、タイやハワイといった熱帯の植物。

ギラギラと照りつける太陽の下、
お日様の光を沢山浴びて育つ植物です(^^)

1年を通しての育て方を、季節ごとにお話ししますね♪


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5月ごろから、真夏まで。
(気温が30℃以下の時期)
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■置き場所

お外で、思いっきり日に当ててください♪


■水やり

土がカラカラに乾いたら、
鉢の底からお水がたくさん出るぐらい、たっぷりとあげます。

熱帯に自生しているプルメリアは、
灼熱がつづいた後の突然の「スコール」が水やりの代わりです。

このスコールと同じリズムを、人工的につくってあげてください(^^)



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猛暑の夏は、日かげに移動☆
(気温が30℃以上になる時期)
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プルメリアは日差しが好きなお花ですが、
真夏の日本の日差しはエジプト並に強いので、
直射日光下では葉っぱが焼けてしまいます。


■置き場所

真夏、30℃を超える時期は、
外の日かげ~半日かげに置いてください。

人が暑くてクラクラしてしまうような場所では
お花も元気に育ちませんので、
心地よい場所に移してあげるんです(^^)


■水やり

これまでと同じように、土がカラカラに乾いたら、
鉢の底からお水がたくさん出るぐらい、たっぷりとあげます。

熱帯に自生しているプルメリアは、
灼熱がつづいた後の突然の「スコール」が水やりの代わりです。

このスコールと同じリズムを、人工的につくってあげてください(^^)


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冬になると、冬眠します♪
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冬、寒くなると葉っぱが落ちてきますが
これは自然なこと。

プルメリアは、冬の間は休眠するんです♪


■置き場所

プルメリアは南国の植物なので、冬の寒さは大の苦手。

冬は必ず、お部屋の中に入れてあげてください。


冬の日差しは弱いので、日当たりの良い南の窓際で
思いっきり日に当ててくださいね♪

温度は10℃以上、必要です。

低い場所より、高い場所の方が温度が高いので、
床に置くよりも、出窓や台の上に置く方が
良いですよ♪


※ただし、夜間は窓の近くは冷えるので、
夜は窓から30センチぐらいは離してください。



※暖房の風が直接あたらないようにしてください。


お部屋に入れたとしても、葉っぱは落ちますが、
冬眠なので心配しなくて大丈夫ですよ(^^)

思いっきりお日様に当てながら、
春に葉っぱが出てくるのを待ちましょう♪


【ご注意】
プルメリアは、5℃を切ると、ダメになってしまう植物です!


■水やり

葉っぱが落ちたら、お水はあげなくてOKです☆

まったくお水をあげないなんて、本当にいいの?!と
心配になってしまうかもしれませんが、

太い幹に栄養を蓄えているので、平気なんです(^^)

新芽が出てくる春先まで、あげなくてOK♪


■よくあるトラブル

もし、枝先がしわしわになったり、黒くなってしまったら
日差しと温度が足りないサイン。

でも、傷んだ部分を切り取ってあげれば
その下から新芽が出てくるので、大丈夫(^^)


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葉っぱが出てきたら、また外へ♪
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最高気温が20℃近くになると、
いよいよ葉っぱが出始めます(^^)
(だいたい5月以降です。)


■置き場所

葉っぱが出てきたら、
これからは成長期に入るので、お外に出して
思いっきり日に当ててください♪


■水やり

去年の夏と同じように、
土がカラカラに乾いたら、
鉢の底からお水がたくさん出るぐらい、たっぷりとあげます。

熱帯に自生しているプルメリアは、
灼熱がつづいた後の突然の「スコール」が水やりの代わりです。

このスコールと同じリズムを、人工的につくってあげてください(^^)




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4.気まぐれなプルメリアを楽しみましょう♪
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プルメリアは、その年によって
咲いたり咲かなかったり、
とっても気まぐれなお花なんです。

そこが、プルメリアの魅力♪

原産地の南国で、マイペースでゆったり生きているんですね(^^)


今年の夏は咲くかな?咲かないかな?

気まぐれなプルメリアの性質を
これから毎年の楽しみにしてくださいね♪




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5.プルメリアを虫や病気から守るには?
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【葉ダニ】

プルメリアは、気をつけていても
「葉ダニ」という虫がつきやすいです。

葉っぱに、白い粉のようなものや
くもの巣のようなものが
ついていたら、それが葉ダニです。

葉ダニが付いてしまったら、
1000倍に薄めたイモコロ を吹き付けてください。

特に、真夏は要注意。

予防として、
ゲキのひと吹きを、原液のまま直接吹きつけて
使うこともオススメします♪

ただし、暑いときに薬剤をかけると
薬剤が熱くなって植物が傷んでしまうので、
使うのは、必ず日が照っていない時間にしてください。



【サビ病】

育てているうちに、
葉っぱに、ポツポツと茶色い点々が出てきたら。

もしかしたら「サビ病」かもしれません。

この点々は最初針の穴くらいの大きさから始まって
次第に大きくなり、葉色も悪くなってきます。

サビ病は何がいけないかというと、
胞子が飛んで他の植物にも感染します。

そして、サビ病にかかった葉っぱは
次第にダメになってしまい
植物を弱らせてしまうのです。

プルメリアを数鉢持っている方であれば
他のプルメリアにも感染してしまうので
ちょっと厄介なんですね。

一番簡単な駆除の方法は、
「サビ病にかかった葉を全部取り除くこと」。

これで他に感染することはありません。


サビ病を治療するための農薬もありますが
真夏にかかりやすい病気なので
炎天下の中で農薬を散布すると
プルメリアの葉っぱにもよくないし、
かけてる自分だって体に悪いです。

一度葉っぱをキレイに取り除いてしまい
新しく生えてくる葉っぱを大切にした方が
基本的には建設的な考え方だと思います。

僕の場合には焦らず慌てず葉っぱをむしります。

ちなみに、プルメリアの育種や生産を行っている
タイのプルメリア会社などでは、
サビ病にかかってしまっても基本的には放置です。

雨季に生育し、乾季に葉が全部落ちますので
勝手に葉が更新されます。

プルメリア自体に致命傷を与えるような病気ではないです。

ただ、見ていて気分が良くない程度のものと考えてしまって
問題ありませんので、深刻に考えるのはやめましょう♪

予防としては、毎日葉っぱにシャワーで水かけて
清潔に保ってあげればOKです。

胞子になって飛んで感染する病気なので
胞子を落とせばよいわけですから。

対処療法よりも、予防のほうが大切ですよ!




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6.店長 古屋のプルメリアお悩み相談室♪
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今年プルメリアを育てはじめたお客様から
いただいたご質問を、ケース別にご紹介します。

「なんか、おかしいな?」と思ったときに
お役に立てれば嬉しいです!



~~~目次~~~

【1】茎が斜めになってるんだけど、どうしたら良いの?

【2】品種によって成長しないのは、なんで・・?

【3】葉っぱが黒くなって落ちたり、クモの巣が張ってるみたい・・。

【4】葉が茶色く枯れてしまうのは、何がいけないの?

【5】葉っぱが変色して、枯れ落ちてしまうんだけど。。

【6】暑いから、部屋の中に置いています。過保護すぎ?

【7】猛暑で、葉っぱが黄色くなってボトボト落ちてしまいました。

【8】葉っぱの緑色が薄くなってきて、波打っています。

【9】去年の花芽は切った方がよいですか?

【10】幹がプニプニしているのですが、これが普通?



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【1】茎が斜めになってるんだけど、
どうしたら良いの?
<hironori様より>
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【ご質問】

届いた時点で、枝が、斜めに傾いていたので、
ちょっと気になっていたのですが、
時間が経ち、葉っぱも増えてきて、だいぶと育ってきました。

そこで、斜めに育っていっているせいと、
大きくなってきたということもあって、
鉢が重さに耐えられなくなって、倒れそうになっています。


【店長 古屋の答え】

プルメリアは自然の植物のため、
茎が斜めに伸びているものも多々あります。

また、鉢は、意図的に小さめに仕立ててあります。

これは、鉢が大きいと、根を伸ばすほうに体力を使うため、
花が咲きにくくなる特性があるためです。


(鉢を倒れないようにする方法)

風などで煽られて倒れそうになることがあると思いますので、
その場合には、一回り大きな重い鉢を鉢カバー代わりにすると
安定してくれます♪


(斜めの茎をまっすぐにする方法)

長さ1mほどの支柱をホームセンターなどで購入し、
2本ほど使用して、プルメリアの茎を支柱に縛り付け
まっすぐに固定します。

プルメリアの茎は弾力がありますので、
ある程度まっすぐになったら
そのまま育てていただくと、
約1か月ほどでまっすぐになります。



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【2】品種によって成長しないのは、なんで・・?
<岩手県 munekichi様より>
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【ご質問】

HB101(肥料)を薄めてプルメリアに与えたら、
奇形の(縮れて曲がった)葉っぱが生えて、
成長が止まってしまった気がするのですが、
どうしたらいいでしょう?

ミニホワイトは成長してますが、
ケンズホワイトだけ成長しません。

置き場所は、家の外の庭で、方角は南、
日当たりは良好の場所だと思います。


【店長 古屋の答え】

肥料は、固形タイプなら、取り除いて、
液体タイプなら、1回お水をたっぷりあげて
流してあげた方が良いと思います。


葉っぱが出ないのは、
寒くて成長がゆっくりなだけではないかと思います。
(岩手県は、今(7/23現在)も最高気温が30℃いかないようですね!)

1年生でまだ根っこが張り切っていないので、
これから、ゆっくり次の葉っぱも出てきます。


奇形の葉っぱは、気になるようなら
取ってしまえば大丈夫ですが、
深く気にすることはありません(^^)

僕達スタッフが育てている植物も、
奇形の葉っぱがちょこちょこ出ますが、
ダメになってしまったり、お花が咲かなくなってしまう
わけではないので、ご安心くださいませ。


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【3】葉っぱが黒くなって落ちたり、
クモの巣が張ってるみたい・・。
<お客様より>
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【ご質問】

室内に置いていますが、
新しい葉っぱが、大きくなる前に黒くなって落ちてしまいます。

白いクモの巣が張ったような
葉っぱもありますが、何でしょうか?


【店長 古屋の答え】

新芽が落ちる理由は、日照不足です。
この時期は戸外の日陰に出してあげてください。

蜘蛛の巣のようなものは、葉ダニです。
ゲキのひと吹きを、吹きかけてあげることが、予防策ではあるのですが、
乾燥するようになると、つきやすい虫の一つです。

ついてしまった場合、1000倍に薄めたイモコロを、
直接吹きつけるようにして駆除してください。

どちらも、プルメリアでは比較的多くみられる症状です。
とりわけ、緊急を要するような事態ではありませんので
ご安心くださいませ。


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【4】葉が茶色く枯れてしまうのは
何がいけないの?
<なお様より>
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【ご質問】

日本の夏の日差しは強すぎると聞きまして、
あっちに持って行ったりこっちに持って行ったりと
過保護に育てているからでしょうか?

朝:南向きのベランダの屋根下(日陰)
日中:南向きの部屋の窓際(カーテン有り)
夕方:西側の部屋の窓際(カーテン有り)
夜:南向きの部屋の窓際
曇っている時:南向きのベランダに出しっぱなしです。

水は、土の表面が少し乾いた感じになったら
500~600cc位あげています。

新しい若い葉の付け根がしわしわしてます。
どうしてあげたらいいでしょうか?

それと、追肥のタイミングはいつぐらいでしょうか?


【店長 古屋の答え】

茶色くなったのは、「葉焼け」のようです。

到着後の葉焼けは、お家の環境に
慣れるためには必要な場合もあるので、
少々乱暴なようですが、葉が慣れるまで、
戸外に出しっぱなしにするのが賢明です。

その環境に慣れてしまえば、
あとから出てくる葉は元気なので大丈夫です。

南向きの窓際でカーテンなしの環境に
置きっぱなしでも大丈夫です。

お水やりの時だけ、
葉っぱの表と裏にもお水をかけてあげてください。

室内ですと、葉ダニが発生しやすいので、
その予防にも効果があります。
ご心配な時は、
ゲキのひと吹きを、原液のまま直接吹きつけるのも効果的です。

今回の葉が黄色くなってしまった原因は、
お水の加減ではないようですので、
置き場所選びで解決しそうです。

まずは、汚い葉は取り外してしまい、
清潔に保てるようにしましょう。

葉が全部なくなったとしても、プルメリアは死にませんので
ご安心くださいませ。

尚、追肥のタイミングは
最高気温が20~25℃の時期です。
秋にも初夏にも、同じ気温のタイミングがあると思います。
その温度帯が生育期となりますので、
肥料のあげ時となります。
プロが使う基本肥料 を少しあげておくと良いですよ♪


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【5】葉っぱが変色して、
枯れ落ちてしまうんだけど。。
<らむね様より>
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【ご質問】

下の方の葉っぱが黄色く変色して、
枯れ落ちてしまいます。

上の方からは艶々の葉っぱが
どんどん出てきているので
葉っぱがなくなってしまうことはないのですが。。。

今は外の半日陰に置いています。
庭が西側なので 夕方の数時間日が当たる感じです。

真夏は室内に、ということなのですが
室内は基本的に日が当たらず
玄関はすりガラス越しに日が当たるのですが
気温は40度近くなってしまいます。

水は土が乾いてから、葉っぱにはかけずに
土にかけるようにあげています。

肥料は1週間に1回ハイポネックス ストレートシャワーを
あげていましたが 暑くなったので、今はあげていません。

自分で植物を育てるのは初めてなので
ちゃんと世話が出来ているか心配です。


【店長 古屋の答え】

結論からお伝えしますと、
問題なしなのでご心配しなくても大丈夫です。

新陳代謝だと思っていただければOKです。

西日が当たる場所に置いているので、
どうしても日差しがきつすぎて、
プルメリアは少し辛いと思うと
葉を落として休眠しようとします。

ただ、半日陰なので、夏場の状態としてはよいので
葉も茂ってきます。

この相反する2つの要素が絡み合って
下葉が落ちて、
新芽が出るという状況ができ上がってます。

東側の半日陰に置けば
解決するかもしれませんが
置き場所がないのであれば、
今の環境がベストですので、気になさらなくても大丈夫です。

肥料やりを中止したのは正解です。
30℃を超えると、プルメリアは休眠に入ろうとしますので、
肥料をあげると、それを消化することができず、
肥料過多の状態になったりします。


ちゃんとお世話できてますので、
大丈夫ですよ!


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【6】暑いから、部屋の中に置いています。過保護すぎ?
<埼玉県 モンちゃん様より>
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【ご質問】

猛暑続きで、連日30℃を超える暑さなので、
家の2階の東側・・・朝日~午前中の
日光の当たる場所に置いています。

風通しも良い方がと思い、換気扇や
空気清浄機をつけた部屋で過ごしてもらっています。

で、もうちょっと外気温が30℃以下になったら
外に出そうかと思っていますが、過保護すぎますか?

ハワイだと高温でも乾燥していて、カラッとしている土地柄ですが、
日本はジメジメしてるしゲリラ雨は襲ってくるしで、
外に出すのもちょっと心配ですが・・・

あと、鉢がちっちゃくて根っこが浮き出ているので、
かぽっとはずしてそのまま根を崩さずに
大きなスリット鉢に植えて土だけ補充したほうがいいのか・・・

それともこのまま
夏を越しても大丈夫なのか・・・教えて下さい。
(@_@;)


【店長 古屋の答え】

まず結論から言いますと、植え替えは来年の5月頃がイイです。
今植えかえると、死んでしまう可能性が大です。

今は、テラコッタなど重みのある鉢を鉢カバー代わりにすることで
倒れないようになりますから、そのようにされたほうが良いですよ(^^)


置き場所は、室内でも戸外でもOKです。

基本的に、湿度が足りないと葉ダニの害が出ますので、
葉の裏側を中心に、
1日3回ほど(朝昼晩)霧吹きをされるか
ゲキのひと吹きを、原液のまま直接吹きつけてください。

湿度のことを考えますと、鉢が倒れない限り、
戸外で豪雨に当たってもOKなのです。

いわゆるスコールですから、
熱帯の気候(タイなどプルメリアの原産国)に近くなっております。



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【7】猛暑で、葉っぱが黄色くなってボトボト落ちてしまいました。
<くうかい様より>
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【ご質問】

5月に購入後、7月末までは、
多くの葉っぱもすくすく育ち、お花が咲くかもと期待してましたが、
8月の猛暑で、葉っぱが黄色くなって
ボトボト落ちてしまいました。

たぶん日焼けと思われます。

今では葉っぱの芽が多少残っているものの、
一足早くに一枚の葉っぱもない落葉の秋状態です。

大阪のマンションで、南東向きのベランダ6Fで、
お花が咲きやすいかと思って
朝から昼前くらいまでは日差し入るところにおいてました。

以下の2点についてアドバイスをお願いします

①この秋の養生のさせ方
②来年の夏の越させ方


【店長 古屋の答え】

8月から様子が変わってしまったとのこと。

もしかして、ベランダにエアコンの室外機が出ておりませんでしょうか?

その場合、暑さだけではなく、室外機の熱風もあわせた
水枯れにより、葉が落ちてしまったことが考えられます。

仮に葉が落ちたとしても、死んだりはしませんので
朝晩、たっぷりのお水で鉢の中をしっかり湿らせてあげれば
方角的に考えられる陽の入り方であれば、
新芽が出てくると思います。


<秋の養生について>

最低気温が10度くらいになるまでは
そのままベランダ管理で大丈夫です。
12月上旬頃からこの気温を下回ると思いますので、
室内の窓際に移してください。

その後、水を切り年明け1月頃から
休眠させる方向の管理が良いと思います。


<来年の夏越し方法>
8月からは室内の窓際に置いていただくことをお勧めします。

戸外でも良いのですが、エアコンの室外機が一番厄介です。
室外機がない場所がない場合は、室内の南の窓際で。
室内は乾燥しますので、葉ダニの発生が心配です。

朝晩2回、葉の裏側を中心に、たっぷりの霧吹きを
かけてあげるか
ゲキのひと吹きを、原液のまま直接吹きつけて、
葉ダニの予防をお願いいたします。



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【8】葉っぱの緑色が薄くなってきて、波打っています。
<山口県 yukiさまより>
※2013年10月9日のご質問です。
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【ご質問】

8号鉢に植え替え元気にしております。
この時期に外へ出しっぱなしで夜露にも当たっていいのでしょうか。

届いたときに比べて、緑色が薄くなってきて、波打っています。
肥料は、どの時期に、どのようなものを施せばいいのでしょうか。
よろしくお願いします。


【店長 古屋の答え】


葉っぱが波打つのは気温のせいです。

肥料は今は与えてはいけません。
もうすぐ寒くなるので。

植え替えをされていらっしゃるので
今は根っこが頑張っている分、
葉っぱはシャキッとはなりません。

夜露に当たっても問題ないです。
最低気温だけ守ればOKです。

プルメリアは南国では
そのへんに生えている庭木です。

切っても切っても枯れない丈夫な木です。

ただ、過保護にするとすぐ枯れます(笑)

肥料は来春。4月頃が良いですね。
年に1回で十分です。
プロが使う基本肥料 を少し上げてください。

肥料をあげすぎると花が咲きません。

あとは放置が良いです(^^)

葉っぱが黄色くなってもさほど心配しなくていいです。

あと2ヶ月もしたら
葉っぱは全部落ちますので。

と、これくらい気楽にやるのが一番です♪



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【9】去年の花芽は切った方がよいですか?
<岡山県 cazumi♪さまより>
※2014年5月15日のご質問です。
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【ご質問】

そろそろ、暖かくなってきましたが、
プルメリアは外に出したらよいですか??
無事に越冬し、花芽が立ちあがった枝もあります。

そろそろお水もあげてもよいですか??
去年の花芽がそのままのもあるのですが、
切った方がよいですか??
自然に落ちたのもあるのですが・・・



【店長 古屋の答え】

もちろん、もう外に出しっぱなしで大丈夫ですし
お水も与え始めてください♪

花芽も上がってきたとのこと。
これから徐々に蕾が大きくなって
1ヶ月ほどで咲きますね!

楽しみですね!

昨年のツボミの残りは切っても切らなくても良いです。
勝手に落ちますので、お好きな方でお願いします。

基本、庭木なんで自由奔放で良いですよ!



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【10】幹がプニプニしているのですが、これが普通?
<北海道 くみさまより>
(※2014年6月11日のご質問です。)
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【ご質問】

今日気づいたのですが、幹?の部分がつまむとプニプニしているのですが
これが普通なのでしょうか??

先っぽのみどりのところは固いのですが、
木のところはバスケットほどは固くなく、
バレーボールより少し柔らかいくらいです。

北海道なので、30度近く天気の良いときはベランダに出して、
外気温が20度ほどの時は家の中の
25度くらいの窓辺の明るい所においています。
夜は常に家の中です。

お水は土に指をさして土が乾いていたら
鉢底から水が出てくるくらいたっぷりあげています。

届いてから二回ほどあげたのみで、
先日初めて幹を触って
うちにある他のプルメリア(プラチナムホワイト)と触り心地が違った為、
質問させて頂きました。

鉢を大きいものに変えたかったのですが、
この状態で変えていいのか迷った為
現状維持の状態です。


【店長 古屋の答え】

先ずやっていただきたいのは
外に出しっぱなしにし放置することです。

夜間5度以下に下がるようであれば
室内に取り込むことは良いことですが
(寒さから守るため)
それ以外の理由で室内に取り込むのは
病気の発生や、葉ダニの発生、
そして、鉢の中の水分の乾きを遅らせることになり
百害あって一利なしです。

まずは外に出しっぱなしにしてください。
(基本的に5度以上なら戸外放置が一番良いです)


プルメリアは多肉植物に近い幹の性質を持っています。

張りがないのは水分が足りていない時などです。
また、日照不足も影響します。

鉢の中の水が乾かず、お日様にも当たらず
(室内の紫外線量では完全に不足なのです)
鉢の中の水分が動かない状況はあまり良くありません。


水枯れ気味、もしくは鉢の中が湿ったまま(室内で)
のいずれかの場合に、コンディションが悪くなります。

外に出して放置することで
1週間ほどで回復してくれると思います。


また、弱っている時に肥料は禁物です。

まずは外に出してくださいませ。


植え替えですが、根が詰まり気味になってからで良いです。
鉢の上まで根が出てくるようになったら植え替えてくださいね!






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