モッコウバラの楽しみ方
こんにちは!ゲキハナの古屋です(^^)
5月の中旬ごろにわんさかと花を咲かせてくれるモッコウバラ。
アーチに仕立てたり、こんもり仕立てたり自由自在です。
でも、どうやったらいいの?と、わからないことだらけ。
バラと名がついていますがトゲは無く、管理の仕方もちょっと違います。
しっかりと沢山咲かせるための方法を、是非知っておいてくださいね!
ではでは、はじまりはじまり??♪
<植え付け場所>
鉢でも地植えでもどちらでも大丈夫ですし、土質もあまり選びません。
しいて言うなら市販の培養土で問題なし。
できるだけ日向のほうが花がよく咲きます。
半日陰でも育ちますが、花付きが悪くなります。
また、極端に寒い地域では越冬できないので、鉢植えにして
冬場は室内に取り込んだ方が無難です。(寒冷地の話です)
<水やり>
やり過ぎは禁物です。
地植えの場合には、植え付けの時に与えたら、後は放置でOKです!
鉢植えであれば、
しっかりと乾いたら、たっぷり与える。
この しっかり が、難しい...分からない...という方は、
植物の水分計を使用すると便利です!
<肥料>
6月以降、夏の間に2回ほどプロが使う基本肥料をあげればOKです。
それ以外は必要なしです。
この肥料は、花付きを良くするために行っている肥料です。
リンサン分の多いものであれば、一般的な化成肥料でも大丈夫です。
また、あげなかったから咲かないという事でもないので
ラフな感じでOKです。
<剪定>
大きくなりすぎてしまったりした場合には、切って形を整えます。
時期は花が終わったらすぐです。冬場の剪定は禁物です。
目に見えませんが、夏場に花芽をすでにつけているので
冬にバッサリ剪定すると、翌年花が咲かなくなってしまいます。
花後すぐであれば、どんな形であれ、好きな様に切って整える事ができます。
<誘引>
一番大切なのがこの作業です。誘引は葉が全部落ちた真冬に行うのが楽です!
シュートと言って、勢い良く伸びる枝があるのですが
この枝をアーチに絡めたり、フェンスに沿わせたりして、形を作って行きます。
その時に、できるだけ真横に絡めて行ってください。
上に伸ばすと花の付きが悪くなります。
横に横に沿わせて誘引して行きます。
伸ばしたい高さまで来てしまったら、次は下へ下へ誘引して行きます。
上に伸ばす以外であれば、花付きは悪くなりません。
でも、横に横に誘引するのが一番花付きが良くなります。
横に倒した枝が太くなってくると、その枝からまたシュートが出てきます。
それも、また横に横に誘引です。
そうすることで、約2年くらいで密度が濃くなり、5年ほどで見事な感じに仕上がってきます。
見頃を迎えるのは2年目以降。
ゆっくりとスローライフを楽しむように、
仕立てて行くのが、モッコウバラの楽しみですよ!
ではでは、モッコウバラを思う存分楽しんでくださいね!