都忘れの育て方
可憐な花を咲かせてくれて、
茶花としても親しまれているミヤコワスレ。
ブルーのお花がホッとするシルエットで
目を楽しませてくれます。
鉢のまま楽しんでも
しばらくしたら地植えにされても素敵です。
もちろん、毎年咲いてくれる宿根草なので
年を追うごとに株が大きくなり豪華です。
春、花が咲いたら1輪摘んで
リビングに活けるのも楽しみの一つですね。
高橋さんのミヤコワスレは
一般的なそれと比べてとても丈夫ですので
初心者の方でも気軽に育てられます。
ご安心くださいませ!
それでは、まいりましょう!
はじまりはじまり~♪
<置き場所>
日向が好きなお花なので、日当たりの良い戸外が最適です。
室内に置きたくなるほど綺麗なんですが
必ず戸外にしてくださいね!
陽の光をとにかく好むお花なので
室内だと光が弱すぎて、病気にかかりやすくなりますので
ご注意ください。
南向きの場所が最適ですが、東向きでも大丈夫です。
ただし、夏場だけは北側に置いた方が無難です。
詳しくは、夏越しの項でお話ししますね!
<水やり>
かなり水が好きなお花がミヤコワスレなんです!
一般的な乾いたらたっぷりという与え方だと
ちょっとタイミング的に遅いかなーという感じです。
ただし、与えすぎも根には良くないので
さじ加減をお伝えしようと思います。
土の表面が乾いて、中がまだ少し湿っているかな?
くらいの時に
たっぷり与えるという方法がちょうど良いです。
大きな鉢でお届けしているので
水枯れしにくい作りにはなっていますので
言うほどシビアではないですので、ご安心ください!
不安...という方は、
植物の水分計を使用すると便利ですよ。
<肥料>
納品してから意外と長く咲いてくれますので、
開花中も肥料をあげたほうが、次々花を咲かせてくれますよ!
一番簡単なのは、
水やりのたびにかなり薄めた咲きMAX(2000倍以上に薄める)を
お水の代わりに与える方法です。
常に肥料が根に行き届き、良く花を咲かせてくれます。
夏(気温30度以上)になると、
花が咲かなくなり、葉だけの状態になりますので
肥料を中止します。
そして、最高気温が30度以下になってくる
9月下旬頃になったら、花は咲きませんが、
プロが使う基本の肥料を月に一度、与えてください。
真冬は肥料の必要はありません。
最高気温が15度をコンスタントに超えるように
なったら、またプロが使う基本の肥料を
月に一度与えるイメージです。
そして、蕾が見え始めたら
次は咲きMAXに切り替えて、
開花中と同じように与えれば完璧!
<夏越しと冬の管理>
都忘れを育てる上で、難しいと言われている夏越し。
夏に息絶えてしまった経験を持っている方も
結構多いのではないでしょうか?
実はコレ、
「誰の苗を買うか」で、ほぼ決まってしまうんです。
根の量がしっかり多い状態に作ってくれる
高橋さんのミヤコワスレは、熱帯夜や
猛暑が続く東京でも、らくらく夏越ししてくれます。
まず、暑くなってきたら、
南側に置いていた鉢を、お家の東側か北側に
移動させてください。
そして、水やりは
やや控えめに切り替えていきます。
お水を与えすぎると、蒸れてしまいますので、
3日に1度程度の水やりでOKです。
気づいたら与える程度で大丈夫なんです。
(実は、僕、水やりを「雨まかせ+気づいたら」に
してみたところ、全く問題なしでした)
葉はある程度枯れてきますし、若干蒸れたりもします。
僕の場合は、枯れる前に、
3分の2くらいをばっさりカットしてしまいました。
そのほうが風通しが良いので、
蒸れた時に発生する病気が、
根に入り辛くなるので良いみたいです。
こんな感じで夏越しした後、
秋に、少しだけ葉が緑になってくれます。
その後、寒い地域では、上部が完全に枯れます。
寒いと言っても
関東であれば日光
東北であれば山形、青森、秋田あたりまで
冷え込まないと全部は枯れません。
少し緑が残ります。
冬も、夏と同じくらいのペースで水やりが良いですが、
雪がかぶるようであれば。放置でOKです。
そうでない場合には、
完全に乾ききらない程度に、適度な湿度を保ってあげてください。
ずーっと濡れている状態はダメですよ。
乾くか乾かないか程度がベストです。
難しいときは
植物の水分計を使うといいですよ。
難しい表現もあったかもしれませんが、
とりあえず1年、
ゆったりした気持ちで育ててみてください。
意外と楽に育ってくれますので、ご安心くださいね!!
ではでは、
最後までお読みいただきありがとうございました!
ミヤコワスレを楽しんでいただければ嬉しいです!!
お届けまで、今しばらくお待ちくださいね!