キンモクセイの育て方



この度はキンモクセイをお買い上げいただきありがとうございました!

秋になると、どこからともなく「ふわっ」っと香ってくる金木犀。
「あれ?どこで咲いてるのかな?」と、思わずあたりを見回して、探してしまうくらい、魅力たっぷりの花木ですよね!

育て方ひとつで、花付きも変化してしまうキンモクセイですから、
コツをつかんで沢山咲かせてくださいね!

では、金木犀の育て方、はじまりはじまり~♪

 

花木を育てたことが無いから不安。そんな方が多いのですが、意外や意外、草花よりも手軽に楽しめてしまいますので、ご安心ください!

置き場所、水やり、肥料、剪定。この4つの作業がわかれば超簡単ですよ!

 

<置き場所>

日向を好むキンモクセイ。日当たりはとても大切です。
飾りたい場所を優先してしまうと、花付きが悪くなってしまいますので、蕾が揃うまでは、置き場所を優先してくださいね!
お家の南側、なければ東側に鉢ごと置くと良いです。もちろん置くのは戸外です。

お部屋では育ちませんし、むしろ枯れてしまう危険もあるので、必ず戸外でお願いします。
もちろん、ベランダでも大丈夫です!

 

<水やり>

お水のあげ過ぎに注意が必要です。お届け時の鉢はかなり大きなもので、
数年間はそのままの鉢で育てられることを前提に設計しています。

鉢の中が、ある程度しっかり乾くまでは、お水は一切与えないでくださいね。
そして、土の表面がしっかり乾いて数日経ったら、ジョウロ1杯分(約4リットル)をしっかりたっぷり与えてください。

水やりにはメリハリが必要と言われていますが、そこを学ぶのにとても良い材料でもあるんです。
水やりの基本を、金木犀で学んでしまいましょう!

 

<肥料>

年に3回与えるタイミングがあります。この肥料やりで、花付きが決まりますので、しっかり与えるようにしてくださいね!
基本的には、2月の寒肥、5月の生育期の肥料、9月以降の花芽直前肥料。
この3回が肝心です。ただ、その季節の気温にもよりますので、ある程度、気温で判断したほうが良いと思います。

まずは2月の肥料。これは、1年のうちでもっとも寒い季節に与える肥料。
最低気温が1度とかになった時に、ワサッとプロが使う基本肥料をわしづかみにして、鉢の中に放り込むイメージです。
この時の肥料は、一般的な粒のものでOKです!そのタイミングに1回だけ与えればOKです。

5月は初夏の肥料。最高気温が23度~25度くらいになったら与えると思ってください。
これは、花芽をつける際にとても大切な肥料です。できるだけ咲きMAXがベスト。
咲きMAXは、花芽形成に必要なリンサン分を多く含んだ肥料があり、それが効果的!
気温が上記の適温になったら、2週に一度、1000倍程度に薄めた液肥を与えてください。
9月の肥料も同じものを与えてください。花が咲く手前の直前のとても重要な肥料です。
気温が30度以下になってから与えると良いので、残暑がきつい場合には、10月上旬にずれ込むこともあります。
これも、2週に一度です。

 

<剪定>

剪定の目的は、木を好きな形に整えるために行います。
時期を間違えると花が咲かないとか、生育が悪くなるなんてこともあります。
剪定で枯れることはありませんが、楽しみが半減してしまうので、時期を守ってくださいね!

冬剪定と花後(秋)剪定の2種類があります。両方行っても良いですし、片方だけでも大丈夫です。
目的は、樹形を好きな形にするためなので、用途に合わせて行ってくださいね!

まずは冬剪定。これは寒い時期、2月等に行います。
軽め(15センチほど)に切って、枝振りや形を整えるための剪定です。
ばっさり30センチくらい切り詰めると、冬の寒さで枯れ込みが入り、良い影響はありませんので、軽めにしましょう!

花後(秋)剪定。まだ暖かさの残る11月頃。花が終わった後に行います。
例えば、大きくなりすぎたので小さくしたい、思い切って形を変化させたい。
そんな時は11月頃が良いです。一気に半分くらいの丈に切ってしまっても大丈夫です。バシバシ切ってくださいね!

尚、あまり小さくし過ぎると、翌年の花付きが悪くなることがありますので、ほどほどにしましょう♪
また、数年に1度、内側の枝が混んでくるので、内側の枝をさっぱりと綺麗に落としてしまうのも、木の健康を考えると効果的です。

ちなみに、1本の枝を切ると、そこから生えてくる新しい枝は2本でてきます。
キンモクセイは、新しく伸びた枝に花をつける性質があるので、枝を積極的に切って、脇芽を出させると、花付きが良くなります。
花を沢山咲かせたい方は、上記の切り方を参考に、たくさん花がつくような剪定をしてみてくださいね!

 

<地植えにされたい方へ>

鉢植えでお届けしていますが、地植えにすることも可能です。
できれば、1年くらいは鉢のまま育てて頂いた方が、根がしっかりするのでオススメです!
尚、地植えにすると、恐ろしいくらい咲きますが、同時に、恐ろしいくらいでっかくなるので、結構な覚悟が必要です。
でも、大きな金黙示絵のあるお家って、憧れですよね!!

未だに僕は、その季節になると、金木犀のあるお家のそばを通るようにしているくらい、人を引き付ける魅力があります。

 

ではでは、到着までしばらくお待ちください。
最後までお読みいただきありがとうございました!!

楽しんでくださいね~~!!

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