イランイランの楽しみ方
マリリン・モンローが愛した香水の花、イランイラン。
アロマオイルにはよく使われていますが、
本物の香りを楽しむなんて、
贅沢じゃないですか?
実は、その甘い香りは
お花がしおれていくときに
ほんのりと放たれます。
当店のイランイランは、
すべて蕾付きでお届けさせて頂いています。
あなたのところでお花を咲かせて
甘い香りを放つまで、あと少し♪
甘い香りを楽しむための
イランイランの咲かせ方を
お話ししますね。
■その前に・・・
梱包の際、輸送中の傷みを防ぐためのカバー(フィルム)は
チューリップ等、他のお花のものを使用する場合がございます。
エコ活動の一環ですので、
ご理解いただけまようお願いいたします。
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★イランイランの咲かせ方★
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【置き場所】
お部屋の中で育てる場合、南向きの窓辺など、
お家の中で一番日当たりの良い場所。
お外で育てる場合、日当たりが良くても
西日は避けられる、建物の東側がベストです。
イランイランはもともと、東南アジアの熱帯の植物。
お日様が当たらないと育ちませんが、
日本の真夏の西日は砂漠並みにキツいので、
どんな植物でも、葉っぱが焼けて傷んでしまいます。
また、香りを楽しみたいからといって、寝室など、
日の当たらない室内に置きたくなってしまいますが、
それでは、日照不足でせっかくの蕾が
黒くなってしまったり、咲かずに落ちてしまうので
ご注意くださいね。
【水やり】
水やりは、土が乾いたら、
鉢底から流れるぐらいたっぷりとあげます。
■「土が乾いたら、と言われても難しい!」という方へ
1度たっぷりお水をあげた後、片手で鉢を持ってみて、
なんとなく、重さを覚えておいてください♪
2~3日ほど経った頃、鉢が軽くなっていたら
お水を吸った証拠なので、
そのときに、また鉢底から流れるぐらい
たっぷりあげればOKです(^^)
【肥料】
プロが使う基本肥料を、4ヶ月に1回のペースであげます。
お花が咲いて、終わりかけて、甘い香りがしてきたら。
そっと1輪摘んできて、枕元に置いて
ふわっと甘い香りの中で
眠りにつくのも素敵ですね☆*゚
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★冬の間の管理の仕方・・・★
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前述の通り、イランイランは東南アジアの熱帯の植物。
冬の寒さは苦手なので、冬の間の管理には
注意が必要です。
【冬はどんな状態になるの?】
夏が終わって、寒くなってくると
葉っぱが落ち始めます。
これは自然なことなので、心配しなくて大丈夫(^^)
ちょうど、イランイランの商品ページに
お客様からいただいた
冬場のイランイランの状態の写真がありますので、
ご覧になってみてくださいね♪
http://item.rakuten.co.jp/gekihana/10001504/
日当たりがすごく良ければ、冬でも葉っぱが落ちずに、お花まで咲くこともあります♪
【置き場所】
冬は必ずお部屋の中で、
一番日当たりの良い窓際で育てます。
十分に日光を浴びないと、育ちません。
※10℃を切ると、ダメになってしまいます!
(10℃以上を保っていたとしても、冬は基本的には葉っぱは落ちます。)
また、暖房の風が直接当たると
乾燥して傷んでしまうので、気をつけてあげてくださいね。
【水やり】
水やりは引きつづき、土が乾いたら、
鉢底から流れるぐらいたっぷりとあげます。
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★植え替えについて★
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【植え替えのタイミング】
届いたその年は、植え替えは必要ナシ。
翌年の春、最高気温が20℃くらいになったら、
大きな鉢に植え替えてあげてください。
地域にもよりますが、
だいたい5月半ばごろだと思います。
【鉢について】
今より二周り大きな鉢がベスト。
鉢のサイズが株の大きさに合わないと、
お水やりのペースが難しくなったり、
根っこを張るのに栄養をとられて
お花が付きづらくなることがあるので、
サイズは守ってくださいね♪
例:6号鉢(直径18センチ)で届いた場合→8号鉢(直径24センチ)に植え替え
【土について】
観葉植物用の土を使ってください。
水はけのよさが、イランイランにちょうど良いからです。
【植え替え方】
鉢から抜いたら、そのまま好きな鉢に植えるだけ♪
植え替えてあげることで、
お花も咲きやすくなって
また甘い香りが楽しめますよ(^^)