美味しくて甘いイチゴの作り方(全ての食用いちごに適用可能)
こんにちは。ゲキハナの古屋です。
世の中には色んなイチゴがありますが、自分で作って収獲して食べるイチゴほど、おいしいイチゴはありません。
上手に育てて、おいしいイチゴを楽しく収穫してくださいね!
ではでは、おいしいイチゴの作り方、はじまりはじまり〜!
(実は凄く簡単です!)
<置き場所>
とにかくお日様が大好きなので、お家の南側がベスト。
ただし、長雨が続くようなら、屋根の下の方が良いですね。そういう時だけ非難。
基本的には、お日様にいっぱい当ててください!
真冬に寒くて凍ってしまっても、基本的には大丈夫ですが、
あまりに凍りすぎるのは良くないので、真冬は軒下などに移動させてあげてください。
<水やり>
あげ過ぎは禁物。べちゃべちゃしていると、病気の発生の元になったり、果実自体が水っぽくなったりします。
葉っぱが少々枯れても、根がしっかりと生きている強い植物なので、土がしっかり乾くまではお水は我慢。
土がしっかり乾いたら、2リットルとか3リットル、たっぷりしっかりと与えるのが、お水やりのお作法です。
<実をつけるには>
イチゴの美は、花が咲いた後、受粉して種が出来上がると同時に果実が出来上がってきます。
というのとは、まずは花を沢山咲かせる事が大切。イチゴ専用の肥料を使えば、甘みも増しますが、プロが使う基本肥料でも問題なしです。
肥料を与える時期は、最高気温が15度~28度ぐらいまでの時期です。
肥料は固形の肥料をパラパラと撒き、2週間に一度ほど、咲きMAXを与えるとよく花が咲きます。
花が咲いたら実がなるかというと、そうでもなくて、受粉作業が必要です。
一般的には虫が飛んできて、花の蜜を吸うついでに、受粉していってくれるのですが、
虫が少ないマンションの5階以上などの場合には、綿棒でお花の中をコチョコチョくすぐって、
次の花もコチョコチョくすぐって、咲いているお花一通りをコチョコチョすればオッケーです!
これは、花の花粉を他の花の中心部に付けていく作業です。
農家さんは蜂を放したりして自然受粉させたりしますが、人工授粉は綿棒でオッケー!
<気をつけたい病害虫>
お庭などにお花があると、そこから病気がうつる事もしばしばあります。
イチゴは病気が多いと言われていますが、それはイチゴ農家さんの場合であって、
農薬などを頻繁に使うし、病気になった経験が今まであると、そこに病原菌が常にいて、病気にかかりやすい環境だからなんですね。
一般のご家庭の場合では、まずはうどん粉病に気を付けてください。
日当りが悪い場所だったり、お水を与えすぎていたり、長雨が続いたりすると、うどん粉病にかかりやすくなります。
葉っぱに粉がついたように、白くなるのがうどん粉病です。
ゲキのひと吹きなどで予防しながら育てるのがベスト。なってしまったら、うどんこバスターズで治療してください。
うどん粉病は伝染しますので、他の花から感染する事が多いです。
5月頃から多いのが、アブラムシ。
蟻が運んできてしまったり、飛んできたアブラムシが花の蜜を吸いにきたり。
ついてしまった時には、目に見えるものは手で駆除する。そして、イモコロをかけるのが常套手段。
農薬はちょっと・・・。という事であれば、100円ショップで霧吹きを買ってきて、その中に片栗粉を薄めに溶いた溶液を作り、アブラムシにかけてください。
アブラムシを駆除する為には窒息させる必要があるので、片栗粉液が固まると窒息します。後は水で流すだけ。これを3回~4回繰り返すと、随分良くなります。僕もよく使う方法です。
一番良いのは、病気や虫を予防する事です。植物には元気であれば免疫力がありますので、虫や病気を避ける力があります。それを高めるのがゲキ力剤です。
予防の為に、是非ご利用ください!
ではでは、楽しく美味しく、イチゴを楽しんでくださいね!