ダリアの楽しみ方
この度はダリアをお買い上げいただきありがとうございました!
豪華な花を長い期間咲かせてくれるガーデンダリア。
玄関前にどーんと置いて、通りすがりの人に咲き誇るダリアを
見せびらかしちゃってくださいね!!
<置き場所>
ダリアはお日様が大好き!
でも、高温多湿は苦手。そんな球根植物です。
一般的なダリアとは違い、小輪から中輪の花を沢山咲かせるように改良されたのがこ
のダリア。
だから、昔のダリアみたいに、真夏に畑の真ん中で咲くような性質ではなく
もうちょっと繊細な一面がある性質なんですね。
詳しくは、後ほど、夏越しや冬越しについての項でお話ししますが
風通し良く、日当たりの良い場所を好むお花です。
<水やり>
ガンガンあげちゃって大丈夫。
もうね、お世話大好きな方にはぴったりな性質。
基本的には、鉢の表土が乾く前に、お水をあげちゃうイメージで。
ただね、鉢の表土がしっかり湿っているのに、与えちゃうと
根腐れすることがあるので、気を付けてくださいね!
乾燥すると、うどんこ病などが出やすくなるため、
しっかりたっぷり与えてください。
反対に、水枯れのサインは、葉がうなだれます。
すぐにお水をあげれば、半日ほどでシャキッと戻りますので
慌てず、日陰でお水をあげたら養生させてあげてください。
トラブルが無ければ、無いに、越したことはないのですが
万が一の場合にも慌てなくて済むように、ちょっと詳しく書きました。
<肥料>
ダリアは肥料が大好きなんです。
肥料が切れてしまうと、次の花が咲かなかったり、葉が黄色くなります。
夏までは、プロが使う基本肥料を4か月に1度と、咲きMAXを規定量に薄めて、
毎週1度、しっかり与えることが大切です。
夏越しをした秋の肥料も、同じペースでお願いします。
でも、夏越し中や、冬越し中は、肥料は与えないほうが良いです。
休眠している状態で与えてしまうと、葉が黄色くなったりします。
<夏越し・冬越し>
このダリアは、真夏と真冬。
超暑くて湿度が高い時と、超寒い霜が当たるような時期は休眠します。
まずは、夏越しのセオリーから。
7月以降、花が咲かなくなってきたら、半分くらいの場所でばっさりカット。
あとは風通しの良い日陰で、高温多湿の夏を乗り切ります。
涼しくなってくると、新芽が生えてきて、また、秋にどっさりお花が咲いてくれます
よ!!
【裏ワザ】
で、お庭やお家の外に、風通しの良い日陰がない場合には、
エアコンの効いた室内の窓際で、ばっさりカットもせずに、そのまま室内に置いてお
くだけで
ポツポツと咲く花を楽しむことも可能です。
エアコンの効いたお部屋は25度前後になっていますよね?窓際なら30度弱ですから
ダリアにとっては初夏みたいなものなんです。
そんな場所で夏楽しむのであれば、肥料は切らさず、しっかり与えてみてください。
夏中、綺麗な花を咲かせてくれますので、夏越し要らずで楽しめます!!
次に冬越しのセオリー
寒くなると、ダリアは地上部が枯れてきます。
枯れてきても球根植物なので、また春に新しい芽を出してくれるんです。
ただ、鉢の中が凍ってしまったりすると、球根が死んでしまうこともあります。
軒下などに移動させて、凍らないようにしないといけません。
軒下がない場合には
ワラやバークチップを鉢の上に敷いてやって、寒さから守る必要があります。
真冬の冬眠中は、お水は一切必要ありませんのでカラカラにしておいてください。
春、3月の下旬頃になったら、たっぷりと1度だけお水をあげて、
芽が出てくるのを待つ感じになります。
ではでは、ダリアを思う存分楽しんでくださいね!!