牡丹・寒牡丹(豊島)の楽しみ方

 

こんにちは。ゲキハナの古屋です。

この度は牡丹をお買い上げいただきありがとうございました!

「立てば芍薬、座れば牡丹」という言葉は有名ですが
美しい八重咲きの見事なお花を楽しめる牡丹。

ちょっとしたコツで、毎年たくさん咲かせられます。
基本的な育て方は、ちょっとだけ独特ですが、
これを読んで、ぜひ実践して、たくさん咲かせて楽しんでくださいね!

 

それでは、始まり始まり~~♪

 

まず、普通の牡丹と寒牡丹は管理が違いますので
2つに分けて、お話を進めていきます。

 

 

<普通の牡丹>

1月~12月と、季節が移り変わる時期に管理がありますので
それぞれ分けて、お話を進めていきますね!

2月~3月に芽を吹かせるための肥料
プロが使う基本肥料で大丈夫なので、軽く一握り株から話した場所に与えてください。

芽かきという作業を早春2月半ばごろに行います。
※初年度は必要ないです。また、幹数を増やしたい場合も必要ありません。

株元の方にある「葉芽」を、ポキポキと折っていきます。
「葉芽」と「花芽」の違いは、膨らみ方でわかります。
丸みを帯びているのが花芽、尖っているが丸みがないのは葉芽です。

わかりにくい婆には、ネットで検索して確認してみてくださいね!

 

3月~4月にゲキのひと吹きなどで、病気の予防。

芽が伸びてきたら支柱を立てて、花の重みに枝が耐えられるようにします。

牡丹は接木になっていて、台座に芍薬を使っています。
台座部分から、芍薬の芽が出てきた場合、全部摘んでください。

 

5月~6月に開花します。
開花後はタネをつける前に、こまめに花を摘んでください。
実はこの作業がかなり重要で、花が散り終わるまで咲かせていると、種ができてしまい
よく年の花が小さくなったり、少なくなったりしますので、終わりかけたらすぐ切るくらいが良いです。

6月を待たずとも、花が終わればお礼肥を与えてください。
雨も降る時期なので、ゲキのひと吹きで病気の予防を

7月~9月は夏となります。日陰に移動させたりしながら、猛暑のカンカン照りから
ボタンを少し守ってやってください。
また、水切れにも注意が必要なので、鉢植えでも地植えでも、
早朝か夕方以降、しっかりをお水を与えてあげてください。

ただし、高温多湿になる程は与えない方が良いので、
そこは加減しながらお願いします。

 

9月後半~10月は、秋の剪定を行います。

ちょっと乱暴にいうと、今年伸びた枝を切り落としていくイメージです。
新しく伸びた枝の根元から少し離れた場所を切り落としていきます。
切るとかなりコンパクトになるので、びっくりするかもしれませんが
それくらい短く詰めてしまいます。

この剪定ですが、背丈が伸びないようにするために行います。
大きく育てたい場合には、極端な話、剪定しなくても良いです。

 

以上、かなりざっくりと説明をしました。
牡丹の剪定や管理は、バラにとても似ていてかなり奥が深いです。
こだわってやっていきたい方は、ネットで検索しながら、
いろんな情報を得てみてくださいね!!

 

 

<寒牡丹>

寒牡丹は真冬と春に2回咲く性質を持つ、ちょっと変わった牡丹です。
本物の寒牡丹に巡り合うことも本当に少ないと思います。
冬に出回る促成栽培のボタンとは違いますので、容姿も少し違うんです。

 

寒牡丹は全体的に小柄で、冬に花が咲く時には葉っぱがほとんどありません。
春に咲く際は、葉が少し出てきますが、それ以降、葉が旺盛に茂ってくるのが特徴です。

ネットで検索しても、育て方があまりないので、
基本的には、牡丹の育て方に準じますが、基本的にはあまり手間のかからないお花です。

 

そこで、「花を摘み取るタイミング」と「肥料」。
この2つに絞ってお伝えしていきます。

 

花を摘み取るタイミングは、一般的なボタンと同じように、
咲かせ過ぎずに早めに摘み取ってあげてください。
放っておくとタネをつけてしまうため、体力の消耗が激しくなってしまいます。

また、できたタネを蒔いても、ほとんど発芽しません。
運良く発芽しても、1輪の花を咲かせるまでには5年ほどかかります。
また、同じ色の花が咲くとも限りません。そこが牡丹の楽しいところでもありますが
基本的には接木で増やすのが一般的なお花なんです。

 

肥料は、

花後のお礼肥(冬と春)
花芽をつける秋

その時期だけで大丈夫です。
プロが使う基本肥料を軽く一握り与えてくださいね!!

 

夏場の管理は一般的な牡丹に準じますので、
牡丹の章を参考にしてください。

 

ではでは、奥深い牡丹の世界や素敵な牡丹の花を、楽しんでください!

ありがとうございました!!!

 

 

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