アネモネ パブニナの育て方
こんにちは!ゲキハナの古屋です!
育種家、横山くんが海外から持ち帰り
長い歳月をかけて、日本の暑さにもへこたれない
そんな素晴らしい花に改良していったのが
この、アネモネパブニナです!!
庭植えで、夏の西日さえ遮ることができれば
毎年、年を重ねるごとに大株へと育ってくれます!
また、多彩な花色が魅力なので
是非さまざまな花色を楽しんでいただければ幸いです!!
ではでは、
パブニナの育て方、はじまりはじまり~~♪
<植え込む場所>
庭植えでしたら、ベストなのは東向きの場所。
さらに贅沢をいえば、西側に塀などがある場所。
とにかく西日を避けたいんです。
水はけは比較的良い方が、
球根が夏場に溶けなくて済みます。
観葉植物用の土などを、庭の土に混ぜたほうが
より良いですね!
鉢植えの場合には、
寄せ植えにされても良いです。
基本的に、球根植物は窮屈な状態でも
問題がないため、植えこむ株数は
お好きな株数で大丈夫です。
反対に気を付けて頂きたいのは
大きすぎる鉢に植え込んだ際
土の量が多すぎると、含む水分量が多くなり
パブニナ自体が、水分を吸い上げきれなくなると
球根が腐っていきます。
ポット苗の場合は3.5号ポットとなりますので
1株植え込む場合には、
4号(直径12センチ)程度の鉢が適切です。
2株植え込むのであれば
6号(直径18センチ)程度が限度となります。
<水やり>
乾いてからたっぷり与えるという
一般的な水やり方法が一番良いです。
きちんと乾くまで、しっかり待つというのが基本ですので
あげ過ぎにご注意してくださいね。
<肥料>
肥料を与えるのは、花期が終わった後です。
ちょうど4月後半くらいに、
プロが使う基本肥料を与えると良いです。
年に1度だけ与えるだけでOKですので
あまり肥料はこだわらなくても良いです。
液肥は必要りませんので
ご安心くださいませ。
<夏越し>
5月後半から6月、7月となって、
真夏が近づいてくると、葉が枯れ始めます。
これが夏越しスタートのサインとなります。
枯れて来たら、水やりをストップさせ
カラカラに乾いた状態にしてあげてください。
球根を掘り上げる必要はなく、
日陰になるような、風通しの良い場所で
夏を越して冬になるのを待ってください。
翌年1月頃から、芽吹きが始まり
通常は3月頃から開花し始めてくれます。
毎年、少しずつの改良がなされているパブニナ。
ここ数年で花色も増え、楽しみが増えてきました!
育種中の花を買うのは、
そんな楽しさも含んでいますので、
その過程を楽しんでいただけたら幸いです。
ありがとうございました!