秋色紫陽花の楽しみ方

 

こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。

実はこの秋色紫陽花、
「西洋紫陽花(せいようあじさい)」と言って、

日本の紫陽花がヨーロッパに渡り、
改良されて、
また日本へ戻ってきたもの。


だから、ずっと日本で生きてきた
昔ながらの紫陽花とは、
ちょっと性質が違うんです。


ちょっとしたコツで
お花を長く楽しむことができるので、
変わりゆく花色の美しさを
ゆっくりと楽しんでくださいね♪


お花を長く楽しむための育て方をお話ししますね!




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置き場所は?
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置き場所には注意が必要です。

直射日光が当たると、一気にしおれてしまいます。
1度しおれたお花は、もとに戻ることはありません。


花色の変化を楽しむためには、
できれば、お外で育てるのが一番ですが、

東側のお庭や、建物の陰など
直射日光が当たらないところに置いてあげてください。


どうしてもお部屋の中で楽しみたいなら、
直射日光の当たらない、
「明るい」程度の窓辺が良いですよ。


産地でも、直射日光が当たらないように
遮光して作っているぐらいなので、
気をつけてあげてくださいね!



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水やりは?
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お水は、土が乾いたらたっぷりあげます。


<<鉢の横に、お水を入れる穴が空いている場合>>

鉢の横に、お水を入れる穴が空いている場合は
そこからお水を入れてください。

そうすると、鉢の底の部分にお水がたまり、
あとは紫陽花が自分で
必要な分だけお水を吸ってくれます(^^)

これを「底面給水鉢(ていめんきゅうすいばち)」といいます。

朝お水を入れて、夕方や翌朝、
鉢の穴に指を入れてみてください。

お水が少なくなっていたら、
それだけ紫陽花がお水を吸ったということ。

お水を注ぎ足してあげてください。


<<鉢の横に、お水を入れる穴らしきものがない場合>>

鉢の横に、穴らしきものがない場合は
上からお水をあげます。

お花や葉っぱにお水がかからないように、
紫陽花の根元にお水をあげます。

土全体が湿るイメージでたっぷりとあげてくださいね(^^)



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お花はいつまで咲いてるの?
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上手に育てられれば、
なんと、晩秋までずっとお花が咲いてくれて、
色変わりを楽しませてくれます。

花色の変化をゆっくりと楽しんでくださいね♪


でも、もしそれより前にお花が茶色くなって
終わってしまっても、
お花を切り落として、
お外の日陰に出しっぱなしで大丈夫。
(お庭の東側や建物の陰に植えてしまうのもアリです^^)


冬になると、葉っぱが落ちて枝だけになります。


でもこれ、枯れちゃったわけじゃないのでご安心を♪

翌年になるとちゃんと新芽が出てきて、
またお花を咲かせてくれますので、お楽しみに(^^)



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剪定って必要なの?
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「紫陽花って、剪定とかしなくちゃいけないんじゃないの?」

と思われるかもしれませんが、
この秋色紫陽花は、何もしなくて大丈夫!


実は、紫陽花って
9月頃にはもう、
まだ目には見えないものの、
ひそかに来年の花芽を作りはじめます。

秋色紫陽花のお花が終わる晩秋ごろには、
すでに、来年の花芽が作られているんです。

そこで剪定すると、知らず知らず、
せっかく来年咲く花芽まで
切り落としてしまうことになるんですね。

お花が終わったら、
そのまま放置、でOKです♪


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★来年、さらにお花をモリモリに咲かせる裏ワザ★
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お花が終わった後に、プロが使う基本肥料をあげます。

そう、まさに今
来年の花芽を作っているタイミングで、
栄養をあげるんです(^^)

そうすると、栄養たっぷりの状態で
花芽をつくる体制に入れるので、
来年、モリモリにお花を咲かせてくれますよ♪


お花はなくとも、葉っぱを育ててあげる感覚で、
寒さで勝手に葉っぱが落ちるまでは
今まで通り、お水やりを続けてくださいね(^^)



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お部屋で楽しんでいた方へ
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部屋の中で楽しんでいた場合も、
お花が終わったら、すぐに外に出してください。

紫陽花は、気温が下がってくると
来年の花芽をつくりはじめるもの。

ずっとお部屋の中だと、
気温の変化を感じられないので
来年の花芽がつくれないんです。

お花が終わったら
必ずお外に出して、
冬の寒さに当ててあげることが大事です(^^)


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植え替えについて
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届いたときの鉢のままでも、
春になれば、自然に新芽が出てきます。

でも、もしお庭に植えることができるなら
植えてしまった方が、
お水やりもほぼ要らないので、
管理がとっても楽になります(^^)♪

【土】

土がカチカチだと、
紫陽花が根っこを張ることができません。

植える前に土を耕して、
そこに腐葉土や堆肥を混ぜ込んでください。

これで、水はけが良く、でも保水にも富んだ土ができあがります♪


【植え付け方】

鉢から抜いたら、まずは根っこのまわり具合をチェック。

もし、根っこがギュウギュウにまわっていたら
底面に十文字に切り込みを入れてください。

根っこがそこまで回っていないようなら、
何もせずにそのまま植えてください。



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