シクラメンの葉組みってどうやるの?

シクラメンの葉組の方法がわからずに
「うまく花芽を中央に寄せること」が出来ないと、
悩んでいる方も多くいらっしゃると思います。


実は、検索をすると、間違った情報がたくさん出てきてしまい、
その通りにやってもしおれてしまったという経験をお持ちの方も多いですよね。


ゲキハナでは、正しい情報を発信して、よりよくシクラメンを育てていただこうと考えています。
この育て方をご参考にして、長く楽しんでいただければ嬉しいです!



【シクラメンの葉組の方法】

シクラメンは放っておいても、花が中央に綺麗にまとまるように見えますが、実はそうではなくて、シクラメン特有の「葉組み」というお手入れをしてあげる必要があるんです。

葉組みをすることは、単純に見た目を良くする目的だけではなく、カビや病気を防ぐ為に風通しをよくしたり、球根の中心に日が当たるようにして、花芽を健全に育てる大切な目的があるんです。
葉だけが勢いよく茂ってしまうと、球根が葉に隠れしまい、光が届かずに花が咲かない原因にもなってしまいます。


購入したばかりのシクラメンは、花が中心にかたまって咲いていて、
その周りを囲むようにして葉が茂っていますよね。
シクラメンは成長していく中で葉や茎が混合しながら育っていくんです。
その結果、花が中心には寄らなくなって花姿が乱れてしまいます。


そこで、「葉組み」をしてあげるんです!


葉をかき分けてみて、花芽が出ている部分を探します。
花芽を見つけたら、そこを中心にして、葉を外側へ優しく動かしてあげます。

中央に集まっている葉は、新しく伸びた葉なので、葉に茎が絡まないよう、優しく外側に移動させます。

中央に集まっていた葉を外側へ移動させると、古い葉が中心近くに残るので、
その葉も茎が絡まないように優しく外側に移動させてあげるんです。

外側に移動させた大きい葉をさらに下に引っ張って、鉢の縁に沿うように降ろしてあげます。


地道な作業ですが、こうすることで、ツボミに光を当ててあげることができるんです!


葉組みのタイミングはシクラメンの姿が乱れてきた時(または、中央に葉が茂ってきたら)が合図です。
葉が中心に寄ってきて、ツボミに陽が当たっていないと感じたら、葉組みをして、その都度、空間をあけてあげるようにお手入れしてあげると良いですよ!


もう一つ大切なポイントとして、葉組みが終わったシクラメンの花芽は、
今まで葉っぱの下に隠れていたので、いきなり強い光に当てると傷んでしまうことがあるんです。

なので、徐々に光にあててあげるイメージで、2日~3日は直射に当てず、
室内だと、直射日光が当たらないような、明るい日陰に置いて休ませてあげます。
その後は、薄日が入るような場所、レースのカーテン越しへと、徐々に移動させて置いてあげると良いですよ!


最後に、
お求めいただいたシクラメンの生産者さんによって育て方が異なるため、ご家庭での管理の仕方も異なってきます。

信頼のできるお花屋さんから、シクラメンはご購入されることをお勧めします。
そして、お家の環境に合ったシクラメンに出会えると、毎年長く楽しむことができるお花ですので、お店の人とよくお話されることをお勧めします。






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