シクラメンの花が咲かない!その理由とは?
大切なシクラメンの花が咲かなくなってしまって、
困っている方も多いと思います。
実は、検索をすると、間違った情報がたくさん出てきてしまい、
その通りにやってもしおれてしまったという経験をお持ちの方も多いですよね。
ゲキハナでは、正しい情報を発信して、よりよくシクラメンを育てていただこうと考えています。
この育て方をご参考にして、長く楽しんでいただければ嬉しいです!
【シクラメンの花が咲かない原因と対処方】
シクラメンの花が咲かない原因は、たくさんあるのですが、
大きく分けて4つになります。
1つ目は成長環境が悪い場合、2つ目は日照不足。
3つ目は水やりの問題、4つ目は肥料不足です。
ここではそれぞれ考えられる原因について対処法を解説していきますね。
<1.生育環境が悪い場合>
シクラメンは、最高温度20℃から最低温度5℃までが適温とされています。
なるべく昼と夜の温度差の少ない環境で育ててあげます。
※ただし、昼間の温度が高くなりがちな今のマンションなどでは、
夜間だけでも温度を下げて10度以下にしてあげると良いと言われています。
ジメジメした高温多湿の日本の夏がとっても苦手だったり、また、寒すぎるところも苦手だったりします。
暑かったり、寒すぎたりすると葉が黄色くなったり、花が咲かなくなってしまうことがあります。
春から秋の間であれば、涼しく風通しの良い場所へ移動してあげるなど、
置き場所を見直すだけで花が咲くようになったり、花付きが良くなったりします!
冬場、室内で育てる場合などは、
暖房が直接シクラメンに当たっていないか?
室内が乾燥しすぎていないか?
昼間と夜の気温差はどうか?
日当たりはどうか?
風通しは良いか?
など特に気を配って観察してあげると良いです!
<2.日照不足が原因の場合>
シクラメンが次々と開花し、花持ちを良くするためには、お日様の光が必要です。
球根の上部に光を当ててあげるようにして葉組みをすることも大切になってきます。
日光に良く当たっていない状態のシクラメンは、蕾や新しい葉ができにくかったり、蕾が上手く開かなかったり、
花が咲かなかったりするんです。
初夏から秋頃までは、午前中、陽の当たる半日陰で、風通しの良い場所で育てあげます。
開花時期の秋~春頃までは、葉焼けと水切れに気を配りながら、風の良い日向で育てた方が花つきがよくなります。
また、天気の良い日は、直射日光を避け、1日、3時間程度、日光浴をさせてあげるのもいいですよ。
冬場でも、2~3日に1回は、日光浴の時間をつくってあげると、株が鍛えられて丈夫になります。
葉焼けの原因になるので必ず、直射日光は避けて、遮光などの工夫をしてあげて下さいね♪
その結果、花が良く咲き長持ちするようになりますよ!
<3.水やりが不適切な場合>
水やりは、土が乾いたら鉢底から水が流れるくらいの量を、たっぷりと与えます。
シクラメンは乾燥と過湿に弱いので、体調を崩すと葉がしおれてしまったり、
蕾も枯れて花が咲かなくなってしまうことがあります。
水が多すぎても、少なすぎても、花が咲かない原因になってしまうので、
適切な水やりをしてあげることで、株も健康に育ち、花が咲きやすくなりますよ♪
<4.肥料不足が原因の場合>
シクラメンは、肥料不足になると、新しいツボミができず、お花の数が極端に少なくなってしまったり、
葉の色が悪くなってしまったりすることがあります。
9月頃から、翌年5月頃までがシクラメンの生育期とされています。
開花期のシクラメンは、たくさんのお花を咲かせるために、
とても体力を必要としますので、肥料が絶対に欠かせないんです。
シクラメンは肥料が大好きな植物でもあるんです!
特に、この期間は、肥料が切れないように、注意して、追肥をしてあげる必要があります。
※追肥は、固形肥料を与えた上、さらに液肥を与えると良いです。
そして、花後も肥料を与え続けていきます。
これは、翌年の開花に備えた養分を球根内に蓄える為です。
シクラメンは、基本的に、休眠期以外は肥料を与え続けることが大切なポイントです。
また、5月頃、お花の数が徐々に少なくなってくる休眠期は、
シクラメンを完全に休眠させている状態である場合には、
お水も肥料も与えないようにします。追肥もしないようにします。
葉だけが残った状態で、休眠させない場合であれば、
育成期よりも肥料を少し減らして与えてあげると良いですよ♪
最後に、お求めいただいたシクラメンの生産者さんによって育て方が異なるため、
ご家庭での管理の仕方も異なってきます。
信頼のできるお花屋さんから、シクラメンはご購入されることをお勧めします。
そして、お家の環境に合ったシクラメンに出会えると、
毎年長く楽しむことができるお花ですので、お店の人とよくお話されることをお勧めします。
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