シクラメンの春の水やりってどうするの?

シクラメンの春の水やりの方法ついて、どうしたらいいのか,
悩んでる方も多いと思います。

実は、検索をすると、間違った情報がたくさん出てきてしまい、
その通りにやってもしおれてしまったという経験をお持ちの方も多いですよね。


ゲキハナでは、正しい情報を発信して、よりよくシクラメンを育てていただこうと考えています。
この育て方をご参考にして、長く楽しんでいただければ嬉しいです!



【シクラメンの春の水やりの方法について】

春頃まで花が咲き続けるシクラメンも、
季節が変わってくると、少しずつ変化してきます。

春になり、段々と暖かくなってくると、
土の乾く頻度も、水を吸い上げる頻度も変化していきます。

春と言っても、3月から5月までと期間も長く、
平均気温の変化もかなり異なってきます。


まず、3月頃は、どんな変化をしてくるかというと、
健康なシクラメンの場合は、水の吸い上げが良くなってきます。
葉が、より良く光合成するため、土が乾きやすくなってくるのが正常です。

そして、4月の半ばを過ぎると、気温が25度以上になることも増え、
花もまばらに。そして、休眠への準備がスタートします。


シクラメンを育てていく中で、一番難しいのが、
春の水やりの方法と、頻度だと思います。
シクラメンは、適切な水やりがとても大切な植物です。

お水が多すぎても、根が腐って病気になってしまったり、
また、温度が高い状態だと、茎や葉が伸びすぎて株が弱ってしまい、
細菌性の球根腐敗病になってしまうこともあるんです!

逆に、お水が足りなくても、葉や株がしおれてしまいます。

シクラメンは、温度が上がると休眠する性質があるので、
気温が25度以上になり、水不足になると、
夏が来たと勘違いをしてしまうので、その後は勝手に休眠をはじめてしまいます。

※休眠期に入る際は、お水を一切与えない休眠法と、
休眠させずに、お水を与え続ける方法がありますが、
お水を一切与えない方法のほうが、病気にもならず簡単です。


お水が、不足した状態になってから、あわてて正しい水やりを続けても、
しおれたシクラメンは、回復しにくく、枯れてしまうこともあるんです。
そうならない為にも、よく観察しながら水やりをする必要があります。

また、育てている鉢の違いによっても、水やり方法が違ってきますが、
ここでは、普通の鉢で育てた場合の水やりの方法を解説していきます。


観察の勘所をまずはお伝えしていきますね!
基本は、鉢土の表面が白く乾いたら、たっぷりお水をあげるようにします。
土が乾いていない状態でお水をあげないようにしてください。
必ず、土が乾いていることを確認してから、お水をあげて下さいね♪


定期的にお水をあげる感じではなくて、日によって乾き具合が異なってきます。
お天気や、気温変化が多い春は、特に変化が多いので、乾き方も様々です。
お水をあげる前に、指で土を触って確かめてみる方法がオススメです。

そうすることで、お水のあげすぎを防ぐ目安になります。
葉を触ってみて、弾力がなくなった時も水切れの合図です!


そして、お水をあげるときに、大切なのは、
球根ではなく、土に直接水をあげること。
わかりやすく言うと、球根にかからないようにお水をあげてください。

とはいえ、球根が丸見えになっているわけではないので
わかりやすく言えば、茎の付け根が密集している箇所に
お水が入り込まないように、与えるイメージです。

鉢の縁に沿うようにして、
チョロチョロとゆっくり、鉢全体にお水が染み渡るようにあげると良いです。
お水の量は、鉢底から水が流れ出るくらい、たっぷりとあげて大丈夫です♪


また、鉢皿に、お水を溜めないようにすることが、とても大切です。
これって、うっかりやってしまいますよね?

鉢皿にお水が溜まってしまったら、必ず、水は捨てるようにしてください。

なぜかと言うと、シクラメンは湿度にとても敏感で、
湿気が多いと、すぐに根腐れを起こしてしまうからなんです。
なので、鉢皿にお水が溜まったら、すぐに捨てるようにすると良いですよ!


適切な水やりが出来ていると、根の張りが良くなって、シクラメンは生き生きとします。

鉢底から、水が流れ出るくらい、たっぷりとお水をあげることで、
余分な肥料や、老廃物も流れ出てくれるので、根腐れも起きにくくなります。


シクラメンの水やりについて、詳しく知りたい方は、
こちらも合わせて参考にしてみて下さいね!!

◆シクラメンの水やりってどのくらいのお水の量をあげたらいいの?

◆シクラメンの水やりの頻度ってどのくらいがいいの?


良く観察しながら、メリハリをつけて水やりが出来ると、
健康な株と美しい花を保つことができますよ♪


最後に、お求めいただいたシクラメンの生産者さんによって育て方が異なるため、
ご家庭での管理の仕方も異なってきます。

信頼のできるお花屋さんから、シクラメンはご購入されることをお勧めします。
そして、お家の環境に合ったシクラメンに出会えると、
毎年長く楽しむことができるお花ですので、お店の人とよくお話されることをお勧めします。





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