シクラメンの冬のお手入れは、どうするの?

シクラメンを育てていると、冬の手入れの仕方について、どうしたらいいのか、悩んでいる方も多いと思います。

実は、検索をすると、間違った情報がたくさん出てきてしまい、その通りにやってもしおれてしまったという経験をお持ちの方も多いですよね。

ゲキハナでは、正しい情報を発信して、よりよくシクラメンを育てていただこうと考えています。
この育て方をご参考にして、長く楽しんでいただければ嬉しいです!


【シクラメンの冬のお手入れの方法】


冬のシクラメンは11月頃から5月頃までが開花期となり、育成もとても盛んな時期です。

特に、11月頃から12月頃は夏越しした、シクラメンが本格的に咲き、一年のうちで一番美しい、花盛りの時期に入ります。ここでは
冬のお手入れについて、それぞれのポイントを解説していますね!


<置き場所>

冬の時期は室内で育成していくことになります。

シクラメンの室内の最適温度は、15度程度が最適です。
冬場ですと、少し肌寒く感じるような室温が良いんです!

でも、そういう場所がないというのが、正直なところだと思います。
そんな時は、床に直接置くようにすると、温度は低めで最適になります。
(暖房をかけた場合、高い場所が暖かく、低い場所は肌寒い)

また、昔ながらの隙間風が入るようなお家で
エアコンを使わず、ストーブを使っているようなお家では、日持ちが良いです。

また、冬は、日中は窓際で日光に当てて、夜間や早朝は、窓から離して冷気から守るように移動させてあげます。


<水やり>

シクラメンの水やりには少しコツが必要です。

基本的には、土の表面が乾いてから、鉢底からあふれるくらいにお水をたっぷりと与えます。

お水をあげる前に、土を触ってみて、乾いているようならお水をあげる。

湿っているようであれば水やりを控えます。

ただし、シクラメンの上からジャバジャバと水をかけないようにします。

花や葉に水がかかり、そのままにしてしまうと、灰色カビ病の原因になってしまうことがあります。

葉を手でやさしくよけて、先の細いジョウロで土に水をあげるようにします。

その際、球根の頂部に水がたまると腐りやすくなるので注意してくださいね。

加湿の原因になってしまうので、必ず受け皿に溜まったお水は捨てるようにします。

常に水はけを良くし、清潔に保つことも大切なポイントです!

また、冬場の室内での環境にもよりますが、
暖房などにより、乾燥しやすい季節になると、
シクラメンの土が乾くスピードも早くなります。

暖房機の風が、直接シクラメンにかかるような場所に置かないなど、置き場所によっても、
土や、花の乾燥のスピードも変化してきます。

冬場、シクラメンの乾燥が早くなってしまったり、萎れてしまいそうな雰囲気があるようでしたら、
置き場所を見直してみるのも、上手に育てて、
水やりのリズムを掴むコツになりますよ!


特に冬場は、土だけではなく、花や葉からも水分が蒸発して乾燥するので、シクラメンの状態をよく観察しながらメリハリをつけて、お水をあげるようにすると良いです!


<肥料やり>

購入してきたばかりで、すでに花が咲いている開花株の場合は、お家の環境に慣れた頃の、購入して、1週間後くらいから追肥を始めると良いです!

植え替えたものであれば、しっかりと根が張るまで、様子を見てあげて下さい。

追肥のスタートは、植え替え後から2週間~3週間経ち、根がしっかりと張って、株が安定した頃からあげるのがベストです!

シクラメンは、とても肥料が大好きな植物でもあるので、9月頃から、翌年の5月頃までは成育期である為、特に肥料が欠かせません。

特に、冬の花期のシクラメンは美しい花を咲かせる為に、たくさんのチカラを使いますので、この時期は特に肥料切れに注意して、追肥をしてあげる必要があるんです。

肥料の種類や形状もいろいろあるのですが、
固形の肥料を与えつつ、シクラメンの状態に合わせて濃度が調節出来る液体肥料が使いやすいので、オススメです。

2000倍以上に薄めた液肥なら、お水代わりにあげて大丈夫です!

1000倍位の濃い液肥は、月2回までにしてください。


最後に、お求めいただいたシクラメンの生産者さんによって育て方が異なるため、
ご家庭での管理の仕方も異なってきます。

信頼のできるお花屋さんから、シクラメンはご購入されることをお勧めします。

そして、お家の環境に合ったシクラメンに出会えると、
毎年長く楽しむことができるお花ですので、お店の人とよくお話されることをお勧めします。





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