シクラメンの球根が腐ってしまったら、どうしたらいいの?

大切に育てていたシクラメンの球根が腐ってしまい、どうしたらいいのか、悩んでいる方も多いと思います。


実は、検索をすると、間違った情報がたくさん出てきてしまい、その通りにやってもしおれてしまったという経験をお持ちの方も多いですよね。

ゲキハナでは、正しい情報を発信して、よりよくシクラメンを育てていただこうと考えています。
この育て方をご参考にして、長く楽しんでいただければ嬉しいです!


【シクラメンの球根が腐ってしまった場合】

シクラメンはほとんど分球しないので、球根の一部が腐ってしまうと株の回復が難しい植物です。

シクラメンの葉や花がぐったりとして元気がなくなってしまった場合は、水切れ、若しくは、根や球根が腐ってしまっている可能性があります。

水切れのような症状でも、
過湿により、根が腐ってしまったことが原因で起こっていることもあります。

シクラメンの根が腐っている状態なのに、水切れと間違えて、たくさんお水をあげてしまうと、症状はさらに進んでしまいます。
ここでは、そうならない為の大切なポイントを4つ解説していきますね!



【シクラメンに肥料を与えすぎてしまった


<水切れなのか、根腐れなのかを判断する>

まず、シクラメンが水切れかなのか、それとも根腐れなのかを判断します。

土の状態を確認してみて、乾いているようなら水切の可能性があります。

次に、シクラメンの球根を軽く押してみます。軟らかくなっていて、ぶよぶよするようなら、過湿での、根腐れの可能性があります。

<過湿の場合の対策>

シクラメンの鉢土が、まだ湿気ている状態なのに、葉っぱがしおれてしまっている時は、過湿の状態になっている可能性があります。

そのまま水やりの頻度を減らすだけで改善することもあるのですが、

それでも改善しない場合は、土の水はけが悪すぎたり、残念ですが、根腐れの症状が進んでしまっている可能性があります。


<根腐れの場合の対策>

まずは、シクラメンを一度鉢から株を抜き、根と球根の状態を確認します。

鉢から株を抜いたら、根を傷めないように優しく半分ほど根鉢をくずしてあげます。

露出している根の中で、黒くなっている傷んだ根の部分をできる限り取り除いてあげます。

球根が傷んでいる部分があれば、手で取り除けるものは取り除いておきます。

傷んだ部分を取り除いたら、球根の傷んだ部分をなるべく上にして、
水はけの良い清潔な土に植え替えます。 

その時に、必ず新しい土を使って植え替えをしてあげます。


<水やりの対策>

植え替えた後は、過湿にならないように、水やりに注意します。

お水を与える際には、必ず土の表面が乾いてからたっぷりと、鉢底から流れ出るくらいに与えるようにします。

土が湿気ている場合は与えないようにします。

また、灰色カビ病など、病気の原因になってしまったり、球根自体が腐ってしまったり、根が痛んでしまう原因にもなるので、
シクラメンにお水をあげる時には、球根に直接お水をかけないようにすることも大切です。

シクラメンの根腐れが進んでしまうと、球根全体が腐ってしまいます。

根腐れに早めに気がつけば、上記のように対処することで、球根がまだ回復する可能性がありますが、

シクラメンの球根全体が、ぶよぶよと柔らかい状態になってしまっている場合は、残念ですが、いろいろ対処しても元に戻る可能性は、少ないです。

そうならない為にも、日頃から根を腐らせないように、大切に育ててあげることが大事です!


最後に、お求めいただいたシクラメンの生産者さんによって育て方が異なるため、ご家庭での管理の仕方も異なってきます。

信頼のできるお花屋さんから、シクラメンはご購入されることをお勧めします。

そして、お家の環境に合ったシクラメンに出会えると、毎年長く楽しむことができるお花ですので、お店の人とよくお話されることをお勧めします。





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