チューリップの芽に白い小さな点々があったらカイガラムシかもしれません

 

こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。

 

春といえば、カラフルなチューリップ。

一重や八重、フリンジ、模様、可愛らしいものからシックな色合いまで楽しませてくれます。

オランダが有名ですが、

原産地はトルコのアナトリア地方とされ、古くはオスマン帝国の時代から愛されて、

トルコのトプカプ宮殿やブルーモスクのタイルにも描かれています。

そんなチューリップをきれいな姿で楽しむために、

気をつけていきたい病害虫への対処法をお教えします。

 

<具体的な症状>
チューリップの芽に白い小さな点々がついているのを発見しました。
虫に見えないかもしれませんが、カイガラムシです。
様々な種類のものがいますので、このタイプだけだと思わない方がいいですよ。
カイガラムシは、口の針で葉から汁液を吸い取り、寄生して組織を破壊します。

発見が難しいとされていますが、
寄生されたら表面に特徴的な光沢の粘液が付着したように見えますので、
注意深く見ててあげてくださいね。
帰省されると次第に生育が衰え、新しい芽が出にくくなり、育ちが悪くなります。

その後は、立ち枯れのようになり枯れてしまうんですよ。
また、カイガラムシの糞がすす病などの温床となりえますので、早めに見つけて対処しましょう。

 

<対処の仕方>
こすれば取れますので、歯ブラシなどで取ったらいいです。
けれども、葉を痛めそうで心配な時は爪楊枝などで取りましょう。

カイガラムシはくっついているのを取ったら死にます。
根気よく取ってあげてくださいね。
仕上げに強めの温シャワー(40度くらい)で、
葉の裏表、幹の部分、植物全体をしっかりと洗い流しておくと卵も撃退できますよ。

薬剤を使う場合は、カイガラムシの種類によって効果の差がかなり違いますが、
卵から孵ったばかりのカイガラムシの幼虫なら抵抗力がなく、
アクテリック乳剤、オルトラン乳剤、スミチオン乳剤などが効果的です。

およそ5月~7月にかけてふ化しますので、そのタイミングを見計らって
月2~3回程度の割合で薬剤の散布を行うと駆除と予防が同時にできます。

 

<予防方法>
カイガラムシは、風通しのよくない場所を好みますので、
植える場所の風通しに気をつけ、混み合わないように植えましょう。

 

 

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