ストレプトカーパスに白い蜘蛛の巣のようなものがついていたら、それはハダニです。


「ストレプトカーパス」とはギリシャ語で“ねじれた”を意味する「ストレプトス(streptos)」と“果実”を意味する「カルポス(karpos)」の合わさった言葉です。「ねじれた果実」の名前の通り、その実はねじれたコヨリのような姿になります。
ここでは、対処の仕方や治しかた、お薬の種類や予防の方法なども記載しておきますのでぜひご参考にしてください。
正しい知識を身につけて、ストレプトカーパスをハダニから守ってあげてくださいね!


<具体的な症状>

・とても小さい虫が取りついて汁を吸い、葉に小さな白点ができる。そして粉のように見える。
・葉の付け根あたりに、蜘蛛の巣のようなものがついている。
・葉が極端に乾燥しているように見える。
・葉の裏側に茶色いシミのようなものがある。
・葉が落ちたり、蕾が開かなかったりする。
・花の色が悪くなったり、花が咲く期間が短くなる。


<対処の仕方>

ハダニは6月~9月によく発生します。被害のひどい葉は切り取りましょう。
ハダニは水に弱いため、定期的に葉の裏側に水をかけたり、株全体に水をかけたりして予防できます。葉に水をかけるのが予防のポイントです。
また、牛乳と水を1:1で割ったものを晴れた日に吹きかけて、窒息死するのを待ちます。
牛乳はそのままにしていると腐ってしまうので、吹き付けた後は水できれいに洗い流すのがポイントです。
「やさお酢」というお酢からできた散布剤や、「粘着くん」というデンプン由来の天然のお薬があるので、そのようなお薬を散布するとよいです。炎天下を避け、葉の表と裏に満遍なくお薬をかけてください。
全体的にハダニっぽい場合には、専用の殺虫剤を吹き付けた方が無難です。


<予防方法>

ハダニは気温が高くて空気が乾燥している環境でよく発生します、主に葉裏について汁を吸います。ほおっておくと、どんどん増えていって株を弱らせるので、見つけ次第対処しましょう。水やりのときに霧吹きで葉っぱの表裏に水を吹きかけるとハダニを予防することができます。雑草はハダニの発生しやすくなるので、植えつけや鉢を置く前に、育てる場所やその周りの雑草を抜いておきましょう。10月から3月は、鉢土の表面が乾いたら水を与えてください。12月から2月は水を控えめにしてください。4月から気温が高くなったら、葉に水をかけないよう、株もとに与えてください。花が咲き終わったら、花茎を切り落として株が疲れないようにしましょう。
高温多湿が苦手で、夏は株が弱って花も咲かなくなることが多いです。夏をできるだけ涼しく過ごさせるのが、栽培のポイントです。





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