ストレプトカーパスの葉や茎に、びっしりと群がっている小さな虫がいれば、アブラムシです!


ストレプトカーパスは、葉がロゼット状になるタイプと茎が立つタイプに大きく分けられます。花が大きく花色も豊富で、小型の鉢植えとして長い間楽しむことができます。アフリカなどにおよそ130種類あります。大半は毎年花を咲かせる多年草で、鉢植えにして楽しめますよ。茎がほとんど伸びないタイプと、茎が長く伸びるタイプがあります。
アブラムシは、ストレプトカーパスの栄養を吸い取って弱らせるだけではなく、ウイルスに感染する原因にもなります。
汁をすわれると葉は縮れて弱っていきます。そのため、成長が悪くなったりします。
ここでは、対処の仕方や治しかた、お薬の種類や予防の方法なども記載しておきますのでぜひご参考にしてください。
正しい知識を身につけて、ストレプトカーパスをアブラムシから守ってあげてくださいね!


<具体的な症状>

・植物の汁を吸い栄養を取ってしまう。
・葉の裏や花や茎にアブラムシがびっしりつく。・アブラムシが吸った所だけ白色になったり、デコボコになることもある。ひどくなると、しおれてしまう。
・葉に小さなコブを作り、中にアブラムシが寄生する。・地面の近くの茎や葉にいるアブラムシをアリが土や砂で隠してしまい盛り上がっている。


<対処の仕方>

アブラムシは茎葉や新芽に寄生し栄養を吸い取ります。また、フンはすす病をかかりやすくさせるので、見つけたらすぐに対処しましょう。
一番効果的な方法は、アブラムシの天敵・テントウムシの幼虫を持ってきてあげると、食べ盛りの幼虫はものすごい勢いでアブラムシを食べてくれます。マスキングテープ(粘着力の弱いもの)でアブラムシをくっつけて取り除くのもいいです。
水を張ったバケツと刷毛を用意して取り除くのもいいです。
また、牛乳スプレーをかけ、乾いてから洗い流すのも効果的です。片栗粉を水で溶かしたものや砂糖水なども同じような効果があるので試してみてください。
すぐには効果はありませんが木酢液をかけるのもよいです。予防効果のほかに土がよくなる効果も期待できる方法です。定期的に木酢液をかけることで植物に木酢液が染みこみ、アブラムシが嫌う香りや味へと変える効果があります。
また。水50:食用油1〜2:洗剤1の割合で混ぜた油石鹸水を作り、よく振って混ぜあわせ、アブラムシに直接噴きかけるのも効果的です。
デンプン由来の「粘着くん」という駆除剤をかけるのもよいです。


<予防方法>

4〜6月や9〜10月頃になると、アブラムシは増えはじめます。アブラムシはジメジメした環境を好むので、被害にあう前に風通しのよい場所を選んで植え付けたり、移したりすることが大切です。
アブラムシを見つけたら、できるだけ早く退治しましょう。早めに見つけて対応するのが被害を一番少なくできる方法です。
虫よけネットをかぶせておくのもよいです。
コンパニオンプランツといって、虫が苦手な香りや成分が出る植物を、ストレプトカーパスの近くに植えるのもひとつの方法です。トウガラシ、ニンニク、ニラ、ショウガ、キンレンカなどを近くに植えると、アブラムシが近寄らなくなります。
土は適度に湿っている状態が好きです。春と秋は土の表面が乾いたらたっぷり、夏と冬は控えめがいいです。これとは別に、定期的に霧吹きで葉っぱや茎に水を吹きかけると、害虫の予防になりますよ。
花が咲き終わったら、花茎を切り落として株が疲れないようにしましょう。
高温多湿が苦手で、夏は株が弱って花も咲かなくなることが多いです。夏をできるだけ涼しく過ごさせるのが、栽培のポイントです。






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