しだれ咲き朝顔に白い塊のような虫?がついていたら、それはカイガラムシです。


こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。




カイガラムシの多くは庭技や果物の樹に寄生しますが、種類によってはしだれ咲き朝顔にも寄生します。

排泄物によって他の病気の原因にもなります。対処が難しいので、しっかりと準備をしてから駆除してください。

ここでは、対処の仕方や治しかた、薬剤の種類、予防の方法なども記載していますので、ぜひ参考にしてください!

正しい知識を身につけて、しだれ咲き朝顔を病気や害虫から守ってあげてくださいね!




<具体的な症状>


茎や葉の裏などに光沢のある粘液のようなものが付きます。気づいたら大量発生していることがあります。

寄生されると、育ちが悪くなり元気もなくなっていきます。排泄物が原因で他の病気にかかることもあります。





<対処の仕方>

カイガラムシの対処方は大きく分けて2パターンありあます。



1. こすり落とす

ロウのような物質で体をおおっているので、薬剤があまり効きません。手作業で取り除く必要があります。 


力を入れすぎると植物を傷つけてしまうので注意しながら、時間をかけて丁寧に根気よく進めていきましょう。 


大量発生している場合は、枝や葉、茎を切り取って処分するのも一つの方法です。 


カイガラムシの種類によっては、糸を引いたり、体液で服が汚れることもあります。終ったらすぐに手を洗いましょう。




2. 農薬や殺虫剤を使用する

生まれて間もない幼虫の間であれば殺虫剤で駆除できますので、うまく見極めて対処していきましょう。

歯ブラシなどで削ぎ落とした後に幼虫が増えたタイミングで薬剤を使用するといいでしょう。

幼虫がいつ現れたのか判断しにくいですが、5〜7月ごろが繁殖の時期になります。

姿が見えなくなっても月に2〜3回は薬剤をかけておきましょう。そうすれば8月ごろからいなくなります。

草花と樹木では薬剤も変わってきますので、 ホームセンターなどで薬剤を購入する時は、使用する草花や果物、野菜の名前を確認して、植物にあった薬剤を使うことが大切です。

【効果のある薬剤】

『オルトラン水和剤』『エルサン乳剤』『コルト顆粒水和剤』『アドマイヤー顆粒水和剤』など




<予防方法>


・風通しが悪い場所を好むので枝や葉、茎を整理して風の通りをよくしておきましょう。

・カイガラムシは冬眠するので、冬に駆除と薬剤の散布をしておくと春以降の発生を抑えられます。



・排泄物には糖分が多く含まれているので、アリやアブラムシなどが寄って来ます。見かけたら確認しましょう。

・狭いスキマで越冬しますので誘引バンドを撒いておけば寄ってきます。越冬中に取り外して焼却しましょう。





カイガラムシは駆除しても、卵や幼虫を見落とすことがありますので定期的に観察して予防しましょう。

予防薬を使用するなら12月〜2月にしましょう。石灰硫黄合剤は臭いが強いのでトラブルにならないよう注意が必要です





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