しだれ咲き朝顔の葉がボロボロになっていたら、それはヨトウムシだ!!
こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。
朝おきて植物の様子を見に行くと、葉がボロボロになっていることはありませんか。
害虫らしきものはいないのに、毎朝、葉がボロボロになって行くのは不安ですよね。
ここでは、対処の仕方や治しかた、薬剤の種類、予防の方法なども記載していますので、ぜひ参考にしてください!
正しい知識を身につけて、琉球アサガオを病気や害虫から守ってあげてくださいね!
<具体的な症状>
葉や茎を食べられてしまいます。放っておくと、食べ尽くされて葉脈しか残りません。
新芽が好物なので、植物の成長が止ることもあります。夜行性なので昼間は土に潜っています。
<対処の仕方>
1. 見つけて捕まえる
若い時は黄緑色、成長した幼虫は茶色くなります。見つけたらすぐに捕まえましょう。
夜行性なので探すときは、懐中電灯などを使うか早朝に行いましょう。
昼は土の中に潜っているので、探す時は軽く掘ってみるといいでしょう。
芋虫を手で掴むのは嫌がる人も多いでしょうから、割り箸やピンセットを使いましょう。
2. 農薬や殺虫剤を使う
殺虫剤が効果的です。ふか直後は葉の裏に群がっているので殺虫剤をかけて退治しましょう。
土の上におびき寄せる誘殺剤や米ぬかを置いておびき寄せてから、殺虫剤を使うのもいいでしょう。
大きくなると、殺虫剤に強くなりますので小さいうちに退治しましょう。
草花と樹木では薬も変わってきますので、
ホームセンターなどで薬剤を購入する際は、対象となる植物や果物、野菜の名前を確認し、適切な薬剤を使うことが大切です。
【効果のある薬剤】
『ベニカXファインスプレー』『オルトラン粒剤』『オルトラン水和剤』『ノーモルト乳剤』など
3. 葉を切り取る
卵は葉の裏に大量に産みつけられるので、見つけたら葉ごと切り取って処分します。
ふか直後は集まって行動しているので、こちらも葉ごと切り取って退治します。
葉が少なくて切り取れない時は、使い捨てのビニール手袋をつけて指で卵を潰すのも有効です。
芋虫のいる葉をそのままにしていると、被害が大きくなりますので早めに切り取ってください。
<予防方法>
・卵は、葉の裏についていますので、こまめに確認して見つけたら潰しておきましょう。
・ヨトウムシの成虫、ヨトウガが近づかないようにネットをかけてガードしましょう。
・増えすぎた葉を切り取って、卵や芋虫を見つけやすいように整理しましょう。
・発生時期は4月〜11月。特に7月末〜9月の初めにかけて多くなりますので、この時期に合わせて防虫剤をまいておきましょう。
・肥料をあげすぎると、ヨトウガが来て産卵されやすくなるので適量を心がけてください。
これらの事に気をつけて、ヨトウムシに葉を食べられないようにしましょう。
葉を食べられてボロボロになると植物が育たなくなります。日頃からよく観察して早めに対処しましょう。