西洋アジサイの茎に動かない点々。カイガラムシ?

 

こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。




西洋アジサイに病気や虫がついてしまうのは、とても心配ですよね。


放っておくと、ひどくなってしまうだけではなく、

最悪、枯れてしまうこともありますので、

早め早めに対処しておいた方が良いです。



ここでは、対処の仕方や治しかた、薬剤の種類や、予防の方法なども記載しておきますので、

ぜひご参考にしてください!


正しい知識を身につけて、西洋アジサイを病気や害虫から守ってあげてくださいね!




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具体的な症状
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・西洋アジサイの茎、ちょっとした隙間に、隠れるように
  数ミリの小さい「なにか」がついてる (動いてる感じはない)
・アブラムシみたいだけど、色が白(たまに茶色や赤)
・その近くの葉や茎は、触るとベトベトした感じがある
・「なにか」の数が増えてきた




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対処の仕方
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まず、カイガラムシかどうか。の判別ですが、

カイガラムシは、特に動くわけじゃないので、

「ムシか?ホコリか?」と、迷う時があると思います。


そんな時は、

ちょっと気持ち悪いかもしれませんが、

ティシュなどで、1つ摘まんで潰して見てください。

赤い汁などが出たら、残念ながらカイガラムシ確定。です。


潰したくないなー。という時は、

近くの葉や茎を触って見てください。

ベトベトした感じはありませんか?

なければ、セーフ。ベトベトしてたらアウトです。


このベトベトは、カイガラムシの排泄物によるもので、

甘い排泄物のため、アリがこれを目当てに、

茎を登ったり降りたりしているかもしれません。

アリがいるかどうかも、

カイガラムシなのかどうか。の目安になります。



では、対処法についてです。


●歯ブラシや爪で こそぎ落とす

まずは、直接的な方法。


歯ブラシや、つまようじを使って、

西洋アジサイを傷つけないように、こすり取りましょう。


その際、新聞紙やビニール袋を引いておき、

落ちたカイガラムシも、そのままにせず、

全て破棄処分できるようにしておくといいです。


なぜなら、

目に見えるのは、カイガラムシの成虫なので、

こそげ落とすだけで、地面で動けずに死んでしまいますが、

落ちた中に、メスのカイガラムシがいたら、

メスから幼虫が孵り、

動き回って、近くの植物に寄生することもあるからです。


幼虫のうちは、動き回れるし、

目で見にくいサイズと容姿なので、油断大敵。

被害が広がらないよう、全て処分できるような態勢で臨みましょう。



●枝切り

余りに数が多く、びっしりついている場合には、

茎を切り落として処分した方が、早いかもしれません。



●薬剤散布

手動で取り除いた後は、薬剤散布しておきましょう。

カイガラムシは、虫なので「殺虫剤」を使います。

オルトラン
スミチオン
ベニカ
マシン油 など。


薬剤は、成虫には効きにくいのですが、

見つけにくい幼虫には効きます。

駆除ついでに、念のための薬剤散布しておくと完璧です。




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予防方法
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カイガラムシは、成虫になると固い甲羅を持つようになります。

この甲羅が、カイガラムシを守るので、

薬剤効きにくい虫さんの部類になります。


なので、

できれば、見つけてからの対処より、

日頃の予防をしておきましょう。


予防方法は、超簡単!

オルトラン粒剤を定期的に、パラパラと土に撒いておくだけ。

これだけ!


このひと手間で済むんですから、

見つけるたびに、

歯ブラシでこすり落とすより、よっぽどラクですよね!


「日頃の予防」をお忘れなく!^^





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