琉球アサガオの葉に蜘蛛の巣と白い斑点を見つけたら、ハダニのしわざです。
こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。
ハダニは、葉の裏に寄生する害虫です。短期間で大量発生するので被害が拡大しやすいのが特徴です。
梅雨明けから9月ごろにかけて、繁殖が旺盛になるので事前に準備しておきましょう。
ここでは、対処の仕方や治しかた、薬剤の種類、予防の方法なども記載していますので、ぜひ参考にしてください!
正しい知識を身につけて、琉球アサガオを病気や害虫から守ってあげてくださいね!
<具体的な症状>
針先でつついたような小さくて白い斑点はできます。被害が大きくなると、白いカスリ状の斑点になります。
ハダニは糸を出すので寄生しているハダニの数が多くなると、クモの巣のようにみえます。
<対処の仕方>
1. 洗い流す
ハダニは水に弱く、流されやすいので勢いよく水をかけるだけでも駆除できます。葉の裏側には、霧吹きなどで洗い流してあげましょう。
水と牛乳を1:1で割ったものをスプレーすると、ハダニを窒息させられるので効果的です。
そのままにしていると牛乳が腐ってしまうので、スプレーした後はしばらく時間をおいてから水で洗い流しましょう。
2. テープで取る
かたまって発生しているなら、ガムテープやセロテープなどにくっつけて退治しましょう。
テープの粘着力が強いと、植物を傷つけてしまうので気をつけて使用してください。
植物もハダニも数が少ないなら大丈夫でしょうが、植物が大きくなったりハダニが大量発生していると手間がかかります。
大量発生した場合は素直に薬剤をの使用をオススメします。
3. 殺虫剤や専用薬を使用する
世代交代が早いので薬剤への耐性がつきやすいです。必ず何種類かの薬剤を用意して使用してください。
デンプンを主成分として駆除剤は、人にも植物にも負担が少ないのでオススメです。
ミツバチやてんとう虫などの益虫にも影響がでないように避けて使用しましょう。
ハダニ専用の薬剤もありますので、試してみるのもいいでしょう。
草花と樹木では薬剤も変わってきますので、
ホームセンターなどで薬剤を購入する時は、使用する草花や果物、野菜の名前を確認して、植物にあった薬剤を使うことが大切です。
【効果のある薬剤】
『ベニカXファインスプレー』『アリーセーフ』『ベニカマイルドスプレー』『カネマイトフロアブル』『マラソン乳剤』など
<予防方法>
・ハダニは乾燥に強いので、植物が乾いていると集まりやすくなります。霧吹きで葉を湿らせるなどして、乾燥をふせぎましょう。
・毎日、霧吹きで葉に水をかける習慣をつければ、駆除と予防を同時におこなえます。
・植物が弱ってくるとハダニの被害にあいやすくなるので、日光と水やりの管理をして、健康を保ちましょう。
・ハダニは、様々な植物に寄生します。鉢やプランターの中に雑草がはえたら、素早く処理してハダニが来ないようにしましょう。
これらの事に気をつけるだけでも、ハダニの被害をおさえられます。
ハダニは1度発生すると被害が大きくなりやすいので、十分な対処をして琉球アサガオを守りましょう。