琉球アサガオの葉に斑点がでたり、白いかびがはえたら疫病の可能性あり。
こんにちは（＾＾）ゲキハナの古屋です。
植物にも疫病はあります。発生したままにしておくと、植物は枯れていき、他の植物へ広がっていきます。
治療がむずかしい病気ですので、早め早めに対処することが重要です。
ここでは、対処の仕方や治しかた、薬剤の種類、予防の方法なども記載していますので、ぜひ参考にしてください！
正しい知識を身につけて、琉球アサガオを病気や害虫から守ってあげてくださいね！
＜具体的な症状＞
疫病菌というかび菌が原因で、初期では水がしみたような斑点が葉や茎にできます。
疫病が進行すると霜がおりたように白いかびがはえて、植物が腐ってしまいます。
＜対処の仕方＞
1. 手作りの治療薬
５００倍に薄めた竹酢を２週間に１回ほど、葉の面裏にしっかりと吹きかけることで予防効果が期待できます。
竹酢に比べると効果は薄くなりますが、５００倍に薄めた木酢液にとうがらしを漬け込みスプレーすると予防になります。
竹酢や木酢液を濃いままかけてしまうと、かえって植物が弱ってしまうので濃さは守ってくださいね。
2. 病気の部分を切り取る
かび菌によって発生する疫病は放っておくと、感染が広がっていくので病気の部分を切り取って、感染を防ぐ必要があります。
根元が病気にかかった場合は、その植物とともに土も取り除いて感染が広がらないようにします。
取り除いた植物の一部や、土が他の植物に当たると病気が広がる原因になります。
袋にいれるなどして、菌が広がらないように密閉して処分しましょう。
3. 農薬や殺菌剤を使用する
どの草花や野菜にも疫病はつきますが、植物の種類によって菌の種類も変わってきますので、植物にあった薬剤を使いましょう。
病気になった部分を切り取ってから薬液を７〜１０日おきに定期的に使用します。
同じ薬剤を使い続けていると、耐性のある菌が出て来て薬剤が効かなくなってしまいます。
何種類かの薬剤を用意してローテーションしながら使っていきましょう。
草花と樹木では薬剤も変わってきますので、
ホームセンターなどで薬剤を購入する時は、使用する草花や果物、野菜の名前を確認して、植物にあった薬剤を使うことが大切です。
【効果のある薬剤】
『オラクル顆粒水和剤』『ダコニール１０００』『オーンサイド水和剤』など
＜予防方法＞
・かび菌なので湿気の多い場所を好みます。葉や花がらを整理して風通し良くし湿気がこもらないようにしましょう。
・腐葉土を多く混ぜ込んで、水はけのよい土を使用してください。
・土や泥が水やりや雨で植物にはねないように、ビニールシートやワラをしいて泥跳ねを防ぐ。
・道具や土を消毒して、かび菌をもらって来ないようにする。
かび菌は雨の多い時期に発生しやすいです。湿気がこもらないように注意しましょう。
風や日の光が土に届くように葉や花を整理して琉球アサガオが病気にならないように守ってあげましょう。