琉球アサガオに水がしみたような模様がでたら、灰色かび病かもしれません。
こんにちは（＾＾）ゲキハナの古屋です。
キレイな花にしみができたら台無しですよね。病気かもと心配になるでしょう。
放置していると、全体に広がって枯れてしまうので、しっかり対処していきましょう。
ここでは、対処の仕方や治しかた、薬剤の種類、予防の方法なども記載していますので、ぜひ参考にしてください！
正しい知識を身につけて、琉球アサガオを病気や害虫から守ってあげてくださいね！
＜具体的な症状＞
この病気にかかると花びらやつぼみ、葉や茎などに、水がしみたような模様が現れます。
どんどん広がっていき、酷いところは茶色く枯れていきます。植物全体に広がっていき、根元に発生すると苗ごと枯れてしまいます。
＜対処の仕方＞
1. 病気の部分を切り取る
一度、灰色かび病にかかった部分は回復しないので、見つけたらすぐに切り取って処分してください。
植物全体に広がってしまった場合は、株ごと処分するしかありません。
水がしみたような模様を見つけたら、早めに切り取りましょう。
2. 土を入れ替える
原因はかび菌です。病気の植物を取り除いても、土にかび菌が残っていると他の植物に移ってしまうので、新しい土と交換したいところです。
新しく用意する土は水はけのよい腐葉土を多く混ぜ込んでおきましょう。
もし土の交換が難しいようなら薬剤をつかって殺菌しましょう。
土に残ったかび菌の影響を受けないように、連作もやめておきましょう。
3. 農薬や殺菌剤を使用する
灰色かび病の原因はかび菌ですので、殺菌剤を使って対処していきましょう。
同じ薬剤を使い続けていると、耐性のある菌が出て来て薬剤が効かなくなってしまいます。
何種類かの薬剤を用意してローテーションしながら使っていきましょう。
草花と樹木では薬剤も変わってきますので、
ホームセンターなどで薬剤を購入する時は、使用する草花や果物、野菜の名前を確認して、植物にあった薬剤を使うことが大切です。
【効果のある薬剤】
『ポリベリン水和剤』『サンヨール』『ゲッター水和剤』『オーソサンド水和剤』など
＜予防方法＞
・湿気の多い場所を好むので、葉や花がらを整理して風通し良くしましょう。
・腐葉土を多めにするなどして、土の水はけをよくしてください。
・かび菌はカリウムの多い植物を好まないので、カリウムの多い肥料を使うと予防効果が期待できます。
・虫に食べられたところからも感染しますので、害虫対策も合わせて行いましょう。
・花や葉に水がついていると感染の原因となりますので、水やりは根元に直接行いましょう。
３月〜７月と９月〜１２月によく発生します。また、雨が続くと病気になりやすくなりますので注意しましょう。
せっかく育てた琉球アサガオが枯れてしまうのは悲しいですね。日頃からよく観察して、灰色かび病を予防しましょう。