琉球アサガオの葉に白い線が何本も？それはハモグリバエのしわざです。
こんにちは（＾＾）ゲキハナの古屋です。
琉球アサガオのキレイな葉に白い線が入っていると気になりますよね？
まるで何かが通った跡のように見えますが、何もいない。どうしてでしょうか。
ここでは、対処の仕方や治しかた、薬剤の種類、予防の方法なども記載していますので、ぜひ参考にしてください！
正しい知識を身につけて、琉球アサガオを病気や害虫から守ってあげてくださいね！
＜具体的な症状＞
ハモグリバエの幼虫が食べた後は白い線が入ります。葉の中をトンネル状に食べ進むので、そう見えるのです。
放っておくと線がどんどん増えていき、葉が変形したり落ちたりして、最後には枯れてしまいます。
＜対処の仕方＞
1. 幼虫を退治する
幼虫は白い線の先端にいますので、見つけたらつまようじやピンセットを使って潰しましょう。
被害が大きい葉を切り取るのもいいですが、成長に影響が出そうであれば、地道に一つ一つ潰していきましょう。
幼虫はとても小さいので、虫眼鏡などを使うといいでしょう。
放っておくと、葉が真っ白になるまで食べられて枯れてしまうので、確実に退治していきましょう。
2. 殺虫剤や粘着シートを使用する
発生時期は５月〜１０月ごろの暖かい時期に何度も発生し続けます。
殺虫剤を使用して成虫に卵をうまれないように、早めに退治しましょう。
ハモグリバエは黄色に集まる習性があるので、黄色い粘着シートで集まって来た成虫を一気に退治しましょう。
草花と樹木では薬も変わってきますので、
ホームセンターなどで薬剤を購入する際は、対象となる植物や果物、野菜の名前を確認し、適切な薬剤を使うことが大切です。
【効果のある薬剤】
『ベニカXファインスプレー』『ベストガード粒剤』『オルトラン粒剤』『オルトラン水和剤』など
3. さなぎを退治する。
葉の中を食べ進む幼虫は、サナギになると葉から出て来ます。
葉の上に乗っていたり、落ちて土の上にいたりするので、成虫になるまえに取り除きましょう。
小さなサナギですので、注意しながら探してください。
＜予防方法＞
・目の細かいネットをかぶせることで、成虫が入ってくるのを予防します。
・苗や鉢植えで買う時は被害の少ないものを選ぶことが大切です。
・土壌が乾燥すると、ハモグリバエの天敵が少なくなるので適度な水やりを心がけましょう。
・アルミホイルなどキラキラと光るものが苦手なので、葉に光が反射するように設置すると効果があります。
ハモグリバエは自然発生するものなので、被害をゼロにするのは難しいかもしれません。
被害が大きくならない最初のうちから対処して拡大を防ぎましょう。