ランタナに白い蜘蛛の巣のようなものがついていたら、それはハダニです。


ランタナは気温が高ければ一年中咲きますが、日本の一般的な気候では初夏から秋まで咲き続けることが多いです。鉢植えの他、地植えで育てることもできます。小さな花が小さなボール状にまとまって咲きます。
低い木ですが、高さは1mほどになり茎葉に細かいトゲがあり、触るとちくちくします。自生する地域では葉っぱや花の付いた先端の芽を薬用に使う事があるそうです。
ここでは、対処の仕方や治しかた、お薬の種類や予防の方法なども記載しておきますのでぜひご参考にしてください。
正しい知識を身につけて、ランタナをハダニから守ってあげてくださいね!


<具体的な症状>

・とても小さい虫が取りついて汁を吸い、葉に小さな白点ができる。そして粉のように見える。
・葉の付け根あたりに、蜘蛛の巣のようなものがついている。
・葉が極端に乾燥しているように見える。
・葉の裏側に茶色いシミのようなものがある。
・葉が落ちたり、蕾が開かなかったりする。
・花の色が悪くなったり、花が咲く期間が短くなる。


<対処の仕方>

ハダニは6月~9月によく発生します。被害のひどい葉は切り取りましょう。
ハダニは水に弱いため、定期的に葉の裏側に水をかけたり、株全体に水をかけたりして予防できます。葉に水をかけるのが予防のポイントです。
また、牛乳と水を1:1で割ったものを晴れた日に吹きかけて、窒息死するのを待ちます。
牛乳はそのままにしていると腐ってしまうので、吹き付けた後は水できれいに洗い流すのがポイントです。
「やさお酢」というお酢からできた散布剤や、「粘着くん」というデンプン由来の天然のお薬があるので、そのようなお薬を散布するとよいです。炎天下を避け、葉の表と裏に満遍なくお薬をかけてください。
全体的にハダニっぽい場合には、専用の殺虫剤を吹き付けた方が無難です。


<予防方法>

ハダニは乾燥した環境を好むため、エアコンの室外機などが置いてある場所などで、発生しやすい特徴があります。まずは置き場所を変え、風通しのいい場所で育てるようにしましょう。雑草はハダニの発生源となるので、植えつけや鉢を置く前に、育てる場所やその周辺の雑草を抜いておきましょう。水やりのときに霧吹きで葉っぱの表裏に水を吹きかけるとハダニを予防することができます。
ランタナは種や苗から育てられるので、鉢植えや庭植えなど色々と楽しめます。もともと丈夫な植物なので、よく日光を当てていれば環境を選ばず元気に育ってくれますよ。花が咲き終わった後にはランタナの種を取ることができます。3~5月頃に、リン酸分の多い元肥と液肥をしっかりあげましょう。水はけのよい土を用意して植え付けてくださいね。





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