ランタナの葉や茎に、びっしりと群がっている小さな虫がいれば、アブラムシです!


ランタナは花の色が変化するのが特徴で、一番多い種類は咲き始めがオレンジ色で徐々に赤色に変化していきます。
それ以外に黄色→オレンジ、ピンク→クリーム、白→クリームなどに変化する種もあり、その様子からシチヘンゲ(七変化)の別名があります。
アブラムシは、ランタナの栄養を吸い取って弱らせるだけではなく、ウイルスに感染する原因にもなります。
汁をすわれると葉は縮れて弱っていきます。そのため、成長が悪くなったりします。
ここでは、対処の仕方や治しかた、お薬の種類や予防の方法なども記載しておきますのでぜひご参考にしてください。
正しい知識を身につけて、ランタナをアブラムシから守ってあげてくださいね!


<具体的な症状>

・植物の汁を吸い栄養を取ってしまう。
・葉の裏や花や茎にアブラムシがびっしりつく。・アブラムシが吸った所だけ白色になったり、デコボコになることもある。ひどくなると、しおれてしまう。
・地面の近くの茎や葉にいるアブラムシをアリが土や砂で隠してしまい盛り上がっている。


<対処の仕方>

アブラムシは茎葉や新芽に寄生し栄養を吸い取ります。また、フンはすす病をかかりやすくさせるので、見つけたらすぐに対処しましょう。
一番効果的な方法は、アブラムシの天敵・テントウムシの幼虫を持ってきてあげると、食べ盛りの幼虫はものすごい勢いでアブラムシを食べてくれます。マスキングテープ(粘着力の弱いもの)でアブラムシをくっつけて取り除くのもいいです。
水を張ったバケツと刷毛を用意して取り除くのもいいです。
また、牛乳スプレーをかけ、乾いてから洗い流すのも効果的です。片栗粉を水で溶かしたものや砂糖水なども同じような効果があるので試してみてください。
すぐには効果はありませんが木酢液をかけるのもよいです。予防効果のほかに土がよくなる効果も期待できる方法です。定期的に木酢液をかけることで植物に木酢液が染みこみ、アブラムシが嫌う香りや味へと変える効果があります。
また。水50:食用油1〜2:洗剤1の割合で混ぜた油石鹸水を作り、よく振って混ぜあわせ、アブラムシに直接噴きかけるのも効果的です。
デンプン由来の「粘着くん」という駆除剤をかけるのもよいです。


<予防方法>

4〜6月や9〜10月頃になると、アブラムシは増えはじめます。アブラムシはジメジメした環境を好むので、被害にあう前に風通しのよい場所を選んで植え付けたり、移したりすることが大切です。
アブラムシを見つけたら、できるだけ早く退治しましょう。早めに見つけて対応するのが被害を一番少なくできる方法です。
虫よけネットをかぶせておくのもよいです。
コンパニオンプランツといって、虫が苦手な香りや成分が出る植物を、ランタナの近くに植えるのもひとつの方法です。トウガラシ、ニンニク、ニラ、ショウガ、キンレンカなどを近くに植えると、アブラムシが近寄らなくなります。
日当たりの良い場所でよく育ちます。逆にに日当たりが悪いと花つきが悪くなります。暑さには非常に強いですが、寒さには少し弱いので冬は風や霜をさけましょうね。





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