もみの木の葉っぱが落ちていくー!これは病気?

 

こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。




もみの木に病気や虫がついてしまうのは、とても心配ですよね。


放っておくと、ひどくなってしまうだけではなく、

最悪、枯れてしまうこともありますので、

早め早めに対処しておいた方が良いです。



ここでは、対処の仕方や治しかた、薬剤の種類や、予防の方法なども記載しておきますので、

ぜひご参考にしてください!


正しい知識を身につけて、もみの木を病気や害虫から守ってあげてくださいね!




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具体的な症状
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・植え替えたら、葉っぱが落ちるようになった
・屋外から室内に移動したら、落葉が止まらない
・水やりを忘れたら、葉っぱが落ちるようになった
・なにもしてないけど、木の下の方の葉が落ちていく




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対処の仕方
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まず先に。

もみの木は、1年中 葉が茂っている常緑樹というタイプです。

なので、葉が落ちてくると、病気?って慌ててしまうかも知れません。

でも、
もみの木は、新葉の方へ栄養を持っていく性質があり、

古い葉を落としながら育つので、

木の下の方の葉が落ちるくらいは、ごくごく自然な現象で、病気じゃありません。


冒頭の「具体的な症状」に書いたような時も、

病気で葉を落としている訳じゃありませんが、対処は必要な場合があります。

状況別対処法を、一緒に見てみましょう。


●植え替えた時
植え替えは、やはり根っこがダメージを受けるので、
病気じゃないけど、落葉する事が多いです。

落葉が始まると、ついつい肥料をあげたり、

なにかしたくなるかも知れませんが、これはNG。

肥料は、植物が元気な時にあげるものなので、逆効果になり、

かえって弱る場合があります。
(1番陥りやすい間違え)

植え替えた時は根が傷んでいるので、

あれこれ手を加えるより、じっと根の回復を待つのがいいです。


●環境が変わった時
鉢植えの場合ですが、置き場所を変えると、落葉する事があります。

屋外→室内(室内→屋外)
ひなた→日陰(日陰→ひなた)
など。


こんな時は、

慌ててまた違う場所に移したり、元の場所に戻したり。

アッチコッチ、良さそうな場所を探して移動したくなるかも知れませんが、

それは逆に、もみの木の負担になるので、我慢我慢。

置き場所を、ここ!って決めたら、あとは もみの木自身の力を信じて、

落葉が終わるのを待ちましょう。


もみの木に限らず、樹木は少々 環境の変化に弱い所があるので、

環境に慣れようと、葉を落とす場合があります。

これは、生き残るための、もみの木の生存反応で、

病気じゃないですから、移動先の環境に慣れれば、落葉は落ち着きます。

慌てず、もみの木の力に任せ、見守ってあげてください。


特にクリスマスツリーにする為に、

室内に入れた場合は、ごっそり葉を落とす事があります。

これは、基本、屋外で育てる樹木なので、仕方なく、病気ではありません。

室内での育成が難しいだけなのです。

クリスマスツリーとして室内で楽しむ場合のポイントは、

なるべく短期間にしてあげる事。

その方が、もみの木へのダメージは少なくなります。


●水やりを忘れてた時
もみの木は、乾燥が苦手です。

雨がずっと降らない時期。
鉢植えなのに、水やりを忘れてた時。
夏の暑さで、土が乾いてる状態が続いた時。
などなど、

土が乾燥している時間が長いと、落葉が始まります。

すぐに水やりすれば、特に問題ありませんが、

長期間、乾燥が続いた時は、葉の落ちるのが、止まらないかも知れません。

こんな時は、

これ以上、乾燥する事がないよう、水やりに気をつけるしかありません。


早期対処の場合は、大丈夫ですが、

長期間乾燥している状態が続いていたなら、

翌年、翌々年に枯れる場合もありますので、

思い当たる人は、その後の経過観察も必要です。

水切れして弱った樹木は、ゆっくりゆっくり枯れていく場合があります。


●なにもしてないけど葉が落ちる

自然の流れで落葉しているだけ。っていう場合もあります。

この場合は、下の方の葉、主幹の方の葉が落ちます。
自然の摂理なので、心配ありません。


1度でも、水切れした事がある。

なにもしてないのに...と思ってたけど、
数年前に水切れさせた事あった!それが原因だったのか!なんて事もあります。
水切れ期間が長いと、復活ならず。という場合があります。


水切れさせた事がないのに、葉が落ちる。

地植えの場合は、
もみの木の苦手な西日があたる。など
植えている環境によるものかも知れません。
出来れば、建物の東側か北東に植える場所を変えてあげるといいです。
植え替え時期は、春前。
2~3月頃、冬の寒さが緩み、暖かくなる前が適期です。

鉢植えの場合は、
根詰まり。が考えられます。
なるべく根を崩さないように、1~2周り大きな鉢に、植え替えてあげましょう。
植え替え直後も、落葉はありますが、
根が落ち着けば、また成長を始めてくれると思います。
こちらも植え替えの適期は、春前。
2~3月頃の、冬の寒さが緩み、暖かくなる前です。



1年中茂っているとはいえ、

古い葉は、落としながら成長していくのが もみの木。
葉が落ちても、いちがいに病気。っていう訳じゃないので、
安心しつつ、対処してあげてください。




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予防方法
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病気ではなくとも、落葉を少しでも抑えて、

元気で繁々とした もみの木にしたいですよね。

そのための方法を、落葉の予防として書いてみます。

上記、対処の所に書いたものの まとめ的な内容になっています。



1、置き場所
陽射しは好きですが、西日や夏場の直射日光は苦手です。
午前中の陽射しが浴びられる、建物の東側で育てましょう。


2、水やり
水切れは、もみの木を枯らす1番多い原因です。

鉢植えの場合は、水切れには気をつけてください!
特に夏場の水切れには要注意です。
暑さが苦手で頑張っている所への水切れは、
もみの木にとって、かなりのダメージになります。

地植えの場合は、あまり気にせず、基本、雨にお任せで大丈夫です。
ただし長い期間 雨が降らない時だけは、水やりしてあげましょう。


3、生育環境
もみの木は、環境の変化にも弱いです。

そのため、
始めに、もみの木の好む環境を考え、置き場所を定めることが大切です。
「我が家では、ここでもみの木を育てよう!」と決めたら、
なるべく移動することのないよう育ててみてください。


4、植え替え
基本、広い地面で、大きく根を張り成長していく もみの木。

鉢植えで育てる場合、
どうしても植え替えが必要になりますが、
植え替えに、ちょっと弱いです。
土ごとスポンと抜いたら、
そのまま土を崩さないよう、根を痛めないよう、
大きな鉢に植え替えてあげてください。
その方が、葉をたくさん落とすことなく、植え替えられます。
植え替え時の、肥料は不要です。


以上、もみの木の落葉を抑え、元気に育ってもらう上で、
気をつけたいポイントでした。

手をかけ過ぎず、もみの木の成長を見守るつもりで育ててみてくださいね!




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