モッコウバラの葉っぱに白い斑点がついていたら、それはうどんこ病です!
こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。
4月~5月にかけて、小さく可愛いお花を咲かせるモッコウバラです。
でも大切に育てているモッコウバラに病気や虫がついてしまうのは、とても心配ですよね。
放っておくと、弱ったり枯れてしまったりするので、早め早めに対処しましょう!
ここでは、対処の仕方や治しかた、薬剤の種類や、予防の方法なども記載しておきます。
ぜひご参考にしてください!
正しい知識を身につけて、モッコウバラを病気や害虫から守ってあげてくださいね^^
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具体的な症状は?
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うどんこ病とは、うどん粉をまぶしたようなカビで、葉っぱが白くなってしまう病気です。
はじめは、葉っぱの一部だけが白くなりますが、カビの菌糸でどんどん増えていきます。
そして放っておくと、あっという間に葉っぱ全体が真っ白になってしまいます。
葉っぱの全体が白くなってしまうと、せっかくの可愛いお花が汚くなってしまいます。
そうなると、うまく光合成ができなくなり、モッコウバラの生育によくありません。
そして、白くなった葉っぱから菌糸や胞子が増えて、他の葉っぱやつぼみにもカビ菌が移り
全体に広がってしまいます。
そのため、早めの対策が必要です。
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対処の仕方は?
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一部の葉っぱが、ぽつぽつと斑点のように白く粉がかかったような状態であれば、
他の葉っぱにカビ菌が移ってしまう前に、その葉っぱを手でちぎってしまいましょう。
また、うどんこ病の発生が初期の段階であれば、「サプロール乳剤」「カリグリーン」
などの殺菌剤をスプレーして、やっつけちゃいましょう。
うどんこ病の症状がひどくなってしまったら、殺虫殺菌剤をていねいにスプレーすることで治ります。
「オルトランC」や「ベニカX」などの殺虫殺菌剤があるので、それらを使用してみましょう。
薬剤をスプレーする時には、根っこの部分や葉っぱの裏側などにも、まんべんなくかけてあげましょう。
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予防方法は?
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水はけを良くして、根っこが健康に育つようにしてあげましょう。
またチッソ肥料が多いと、うどんこ病にかかりやすくなります。
そのため、チッソ肥料を少なめにして、肥料はカリを多めにしてあげましょう。
また風の通りが良く、日光がたくさん当たる場所がうどんこ病を予防するコツにもなります。
殺菌剤として知られている、「アゾール系」や「重曹」などを使うのも効果的ですよ。
うどんこ病は乾燥すると発生しやすい病気なので、定期的に水をまいてあげるのもよいです。
そのため雨が続いたりすると、うどんこ病は発生しにくくなります。
日頃から葉っぱや蕾をチェックしたりして、早めに発見してあげられたらいいですね^^
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