マリーゴルドに白い蜘蛛の巣のようなものがついていたら、それはハダニです。


マリーゴールドは種類が豊富なので、庭や花壇、プランターを華やかにしてくれる植物です。丈夫で手間がかからず、ハーブとして香りを楽しむこともできますよ。ただ、花の香りが苦手な方もいるので、育てる場所には気をつかうようにしたいですね。できるだけ農薬を使わずにガーデニングを楽しみたい方は、ぜひマリーゴールドを育ててみてくださいね。
ここでは、対処の仕方や治しかた、お薬の種類や予防の方法なども記載しておきますのでぜひご参考にしてください。
正しい知識を身につけて、マリーゴルドをハダニから守ってあげてくださいね!


<具体的な症状>

・とても小さい虫が取りついて汁を吸い、葉に小さな白点ができる。そして粉のように見える。

・葉の付け根あたりに、蜘蛛の巣のようなものがついている。

・葉が極端に乾燥しているように見える。

・葉の裏側に茶色いシミのようなものがある。


<対処の仕方>

ハダニは6月~9月によく発生します。被害のひどい葉は切り取りましょう。
ハダニは水に弱いため、定期的に葉の裏側に水をかけたり、株全体に水をかけたりして予防できます。葉に水をかけるのが予防のポイントです。
また、牛乳と水を1:1で割ったものを晴れた日に吹きかけて、窒息死するのを待ちます。
牛乳はそのままにしていると腐ってしまうので、吹き付けた後は水できれいに洗い流すのがポイントです。
「やさお酢」というお酢からできた散布剤や、「粘着くん」というデンプン由来の天然のお薬があるので、そのようなお薬を散布するとよいです。炎天下を避け、葉の表と裏に満遍なくお薬をかけてください。
全体的にハダニっぽい場合には、専用の殺虫剤を吹き付けた方が無難です。


<予防方法>

ハダニは乾燥した環境を好むため、エアコンの室外機などが置いてある場所などで、発生しやすい特徴があります。まずは置き場所を変え、風通しのいい場所で育てるようにしましょう。マリーゴールドは水分が多いのが苦手なので、乾燥気味に育てるのがポイントです。鉢植えは、土の表面が白く乾いたら鉢の底から流れ出るくらいたっぷりと水やりしましょう。水やりのときに霧吹きで葉っぱの表裏に水を吹きかけるとハダニを予防することができます。
地面に植えるときは、基本的に水やりしなくてもいいです。ただ、乾燥した日が続いてしおれてきたときは、朝方か夕方の涼しい時間に水やりをしてください。
花がらを摘むと見栄えもよく病気の予防になります。花がしおれてきたら順番に摘み取りましょう。
高温多湿に弱いので、雨を避けられない場合、夏は切り戻して休ませたほうが、秋に綺麗な花を長く楽しめますよ。




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