マリーゴルドの葉の裏に卵が産みつけられていたり、緑色のイモムシがついていたらそれは、アオムシです!
マリーゴールドは種類が豊富なので、庭や花壇、プランターを華やかにしてくれる植物です。丈夫で手間がかからず、ハーブとして香りを楽しむこともできますよ。ただ、花の香りが苦手な方もいるので、育てる場所には気をつかうようにしたいですね。できるだけお薬を使わずにガーデニングを楽しみたい方は、ぜひマリーゴールドを育ててみてくださいね。
アオムシは大食漢で、幼虫になると1日に自分の体重の十数倍もの葉を食べます。
マリーゴルドは葉を失うと成長がとまってしまったり、最悪枯れてしまったりするので、早め早めに対処しておいた方が良いですね。
ここでは、対処の仕方や治しかた、お薬の種類や、予防の方法なども書いてありますので、ぜひご参考にしてください!
正しい知識を身につけて、マリーゴルドを病気や害虫から守ってあげてくださいね!
<具体的な症状>
・マリーゴルドの葉にびっしりと集まって汁を吸い栄養を取られ、生育が悪くなる。
・新芽の育ちが悪くなり、ウイルス病の原因になったりする。
・葉の裏に卵を産み付けられている。緑色のイモムシが葉っぱについている。
・葉の新芽が食べられて成長が止まってしまったり、その部分の葉が枯れてしまう。
・茎が食べられると、そこから上の部分が枯れてしまう。
<対処の仕方>
5月~9月によく発生する害虫です。アオムシは、蝶々が空中を飛んできて卵を産みつけることで発生するので、虫を防いでくれるネットをかけてください。
他には赤唐辛子などを横に枝ごと挿すか、または棒を挿して吊るしておくのもある程度効果があります。
アオムシがまだ少ししか発生していないときは、ピンセットや火箸を使って1匹ずつ取り除きます。
大量発生したときは、「BT水和剤」などの殺虫剤を吹きかけてください。
<予防方法>
防虫ネットは太めのゴム紐などでしっかりと留めて、風でめくれ上がらないように上から支柱で押さえるようにするとよいです。また、モンシロチョウの卵は、葉の裏に産みつけられるので、マリーゴルドの葉の裏をよくチェックしましょう。お薬に頼らなくてもよいよう、よく観察して早めに発見することが大切です。また、アオムシが嫌うセリ科などのコンパニオンプランツも活用してみてくださいね。
アオムシは、大きくなればなるほどお薬が効きにくくなります。できるだけ成長の早い段階で退治して、被害をできるだけ小さくするようにしましましょうね。
マリーゴールドは水分が多いのが苦手なので、乾燥気味に育てるのがポイントです。鉢植えは、土の表面が白く乾いたら鉢の底から流れ出るくらいたっぷりと水やりしましょう。これとは別に、定期的に霧吹きで葉っぱや茎に水を吹きかけると、害虫の予防になりますよ。
地面に植えるときは、基本的に水やりしなくてもいいです。ただ、乾燥した日が続いてしおれてきたときは、朝方か夕方の涼しい時間に水やりをしてください。
花がらを摘むと見栄えもよく病気の予防になります。花がしおれてきたら順番に摘み取りましょう。
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